さんじゅう‐だな【三重棚】
茶道具の棚物(たなもの)の一。地板(じいた)の上に棚板が三段に重なったもの。地板に水指(みずさし)、その上の段に棗...
さんじゅう‐てん【三重点】
純粋な物質で、液相・気相・固相が共存するとき、状態図における三つの相に共通な一点。→水の三重点
さんじゅう‐とが【三獣渡河】
仏語。「優婆塞(うばそく)戒経」に説く語。三乗の修行に深浅があることを兎(うさぎ)・馬・象が川を渡るさまにたとえた...
三十(さんじゅう)にして立(た)つ
《「論語」為政から》30歳で自己の見識を確立し、独立する。→而立(じりつ)
さんじゅうに‐そう【三十二相】
1 仏のみが備えている、32のすぐれた身体的特徴。「仏本行集経」では、足下平満・足下千輻輪・手指繊長・足跟円好・足...
さんじゅうにねん‐テーゼ【三十二年テーゼ】
昭和7年(1932)、コミンテルンが日本共産党に指示した運動方針。日本革命の性質を、社会主義革命への強行的転化の傾...
さんじゅうにビット‐オーエス【32ビットOS】
《32bit operating system》CPUに32ビットのマイクロプロセッサーを搭載するコンピューターに...
さんじゅうにビット‐カラー【32ビットカラー】
《32bit color》コンピューターのディスプレーで表示する色に関するモードの一。1画素当たり32ビットの色情...
さんじゅうにビット‐ゲームき【32ビットゲーム機】
《32bit game machine》CPUに32ビットのマイクロプロセッサーを搭載した家庭用ゲーム機。1990...
さんじゅうにビット‐パソコン【32ビットパソコン】
《32bit personal computer》32ビットのマイクロプロセッサーを搭載したパーソナルコンピュータ...
さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618年から1648年にかけて、ドイツを中心に行われた宗教戦争。ボヘミア王フェルディナントの新教徒圧迫が原因で、...
さんじゅうはちど‐せん【三十八度線】
朝鮮半島中央部を横断する北緯38度線のこと。第二次大戦後、ヤルタ協定の秘密条項によりこの線の北をソ連、南を米国が占...
さんじゅう‐ばんじん【三十番神】
天台宗・日蓮宗で、法華経を守護する神。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説に基づく。1か月の30日間、1日一体ずつ祭る。
三十(さんじゅう)振袖(ふりそで)四十(しじゅう)島田(しまだ)
《30歳になっても振袖を着たり、40歳になっても島田を結ったりする意から》年配の女性が年齢不相応な若い服装や化粧を...
さんじゅう‐ぼう【三十棒】
《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
さんじゅうメートル‐ぼうえんきょう【三十メートル望遠鏡】
⇒ティー‐エム‐ティー(TMT)
さんじゅうろく‐しせん【三十六詩仙】
江戸時代、石川丈山が三十六歌仙にならって選んだ、中国の漢から宋に至るすぐれた詩人36人。その肖像を狩野探幽(かのう...
さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
三十六歌仙の私家集の集成。特に西本願寺に伝えられる平安後期の古写本は、すぐれた書風と料紙や装本の美しさで美術史上重...
さんじゅうろく‐りん【三十六鱗】
《体側にうろこが36枚並ぶところから》コイの別名。
さんじゅうろっ‐かせん【三十六歌仙】
藤原公任(ふじわらのきんとう)の「三十六人撰」に基づく36人のすぐれた歌人。柿本人麻呂・大伴家持・山部赤人・猿丸大...
さんじゅうろっかせんえまき【三十六歌仙絵巻】
三十六歌仙の肖像を描き、それぞれの略伝と詠歌1首とを書き添えた絵巻。鎌倉初期の作で絵は藤原信実、詞は九条良経と伝え...
さんじゅうろっ‐けい【三十六計】
中国古代の兵法にある36種の計略。兵法上のいろいろなはかりごとやかけひき。
三十六計(さんじゅうろっけい)逃(に)げるに如(し)かず
形勢が不利になったときは、あれこれ思案するよりも、逃げてしまうのがいちばんよい。転じて、めんどうなことが起こったと...
さんじゅうろっ‐ぴょう【三十六俵】
相撲の土俵。もと二重土俵で、内側の円が16俵、外側の円が20俵、合計36俵であった。現在は外側だけ。
さんじゅうろっ‐ぽう【三十六峰】
京都市の東にある東山丘陵の称。江戸初期に、中国の嵩山(すうざん)三十六峰にならって呼ばれた。東山三十六峰。
さんじゅ‐じょうかい【三聚浄戒】
大乗仏教の菩薩(ぼさつ)戒を3種に整理したもの。戒めを守り一切の悪を防ぐ摂律儀戒、進んで善を行う摂善法戒、一切の衆...
サンジュスト‐じょう【サンジュスト城】
《Castello di San Giusto》イタリア北東部、フリウリベネチアジュリア自治州の都市トリエステにあ...
サンジュスト‐だいせいどう【サンジュスト大聖堂】
《Cattedrale di San Giusto》イタリア北東部、フリウリベネチアジュリア自治州の都市トリエステ...
さん‐じゅつ【算術】
1 計算の方法。算法。古くは数学全般をいった。 2 旧制の小学校における教科名。現在の算数がほぼこれにあたる。
さん‐じゅつ【纂述】
[名](スル)材料を集めて、著述すること。
さんじゅつ‐えんざんし【算術演算子】
コンピューターのプログラミング言語で、算術命令を記述するための記号。ふつう足し算、引き算、掛け算、割り算に対し、+...
さんじゅつ‐きゅうすう【算術級数】
⇒等差(とうさ)級数
さんじゅつ‐へいきん【算術平均】
⇒相加(そうか)平均
さんじゅつ‐めいれい【算術命令】
コンピューターのプログラミング言語で、四則演算を行うための命令。
さんじゅつ‐らんすう【算術乱数】
⇒疑似乱数
さんじゅつろんりえんざん‐そうち【算術論理演算装置】
⇒演算装置
さんじゅはじんらく【散手破陣楽】
⇒散手
サンジュリアン‐きょうかい【サンジュリアン教会】
《Igreja de São Julião》ポルトガル南西部の港湾都市セトゥーバルにある教会。創建は古く、16世紀...
サンジュリオ‐とう【サンジュリオ島】
《Isola di San Giulio》イタリア北西部、ピエモンテ州にあるオルタ湖に浮かぶ島。長さ275メートル...
さん‐じゅん【三旬】
1 月の上旬・中旬・下旬。 2 30日間。1か月。
さん‐じゅん【刪潤】
[名](スル)詩文の不要な部分や悪い部分をけずって、足りないところを補足すること。「我詩稿を—せんと欲し」〈鴎外訳...
さん‐じょ【三女】
1 三人の娘。また、三人の女性。 2 姉妹のうち3番目に生まれた女の子。
さん‐じょ【刪除】
[名](スル)不必要な部分をけずり除くこと。文章のよくないところを取り除くこと。削除。「冒頭の一節を—する」
さん‐じょ【芟除】
[名](スル)《「芟」は草を刈る意》刈り除くこと。また、よくないものを取り除くこと。せんじょ。「旧弊を—する」
さん‐じょ【産所】
出産をする場所。うぶや。産室。
さん‐じょ【散所】
1 随身(ずいじん)などがその本官の役所に出仕せず、他の者、特に有力貴族などに所属していること。また、その人。 2...
さん‐じょ【賛助】
[名](スル)事業などの趣旨に賛成して力を添えること。「慈善公演を—する」「—会員」
サンジョアン‐デル‐ヘイ
⇒サンジョアン‐デル‐レイ
サンジョアン‐デル‐レイ
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。18世紀に金の産出で発展。18世紀の建築家兼彫刻家、アレイジャディーニョ...
さん‐じょう【三上】
《欧陽脩「帰田録」の「余、平生作る所の文章、多くは三上に在り。乃(すなは)ち馬上・枕上(ちんじゃう)・厠上(しじゃ...