はく‐う【白雨】
明るい空から降る雨。にわか雨。
はく‐うち【箔打ち】
金・銀などを打ち延ばして箔を作ること。また、それを業とする人。
はく‐うん【白雲】
白色の雲。しらくも。
はく‐うん【薄運】
運に恵まれないこと。薄幸。
はくうん‐えぎょう【白雲慧暁】
[1223〜1298]鎌倉中期の臨済宗の僧。讃岐(さぬき)の人。勅諡号(ちょくしごう)、仏照禅師。初め比叡山に学び...
はくうん‐がん【白雲岩】
⇒苦灰岩(くかいがん)
はくうん‐せき【白雲石】
⇒苦灰石(くかいせき)
はくうん‐ぼく【白雲木】
エゴノキ科の落葉高木。山地に生え、葉は大きく円形で裏面が白い。5、6月ごろ、多数の白い花が総状につき、垂れて咲く。...
はく‐うんも【白雲母】
⇒しろうんも
はく‐え【白衣】
1 ⇒はくい(白衣) 2 ⇒びゃくえ(白衣)
はく‐え【箔絵】
漆工芸の技法の一。漆で模様を描いた上に金銀箔を置き、乾いたあとにぬぐって模様の部分だけに箔を残すもの。あらかじめ菱...
はくえい‐ぐん【白衛軍】
1917年のロシア革命とその後の内戦時代に、ソビエト政権の打倒をめざして赤衛軍と戦った帝政派などによって組織された...
はく‐えん【白煙/白烟】
しろいけむり。また、そのように見えるもの。しろけむり。
はくえん‐こう【白鉛鉱】
炭酸鉛からなる鉱物。無色・白・灰色などで金剛光沢があり、板状・錐状の結晶。斜方晶系。鉛の鉱石。
はく‐おう【白鴎】
白いかもめ。
はくおう‐き【白桜忌】
与謝野晶子の忌日。5月29日。大阪府堺市の覚応寺で法要が行われる。
はくおうき【薄桜記】
五味康祐の時代小説。昭和33〜34年(1958〜1959)に産経新聞紙上で発表。昭和34年(1959)、森一生監督...
はくおう‐だいがく【白鴎大学】
栃木県小山市にある私立大学。昭和61年(1986)に開学。平成11年(1999)には大学院を設置した。
はく‐おき【箔置き】
金・銀の箔をかぶせること。
はく‐おく【白屋】
白い茅(かや)で屋根をふいた貧しい家。また、そこに住む人。「世の民なほ—の種を軽んず」〈平家・四〉
はく‐おし【箔押し】
[名](スル)布・器物・紙などに、金・銀・色箔をはりつけたり押印したりして、文様や文字を表すこと。「表紙の背文字を...
はく‐か【白化】
[名](スル)「はっか(白化)」に同じ。
はっか‐げんしょう【白化現象】
サンゴが白くなる現象。サンゴの中に共生する直径0.01ミリほどの褐虫藻が、海水温の上昇などによりサンゴから抜け出す...
はく‐が【白画】
墨の描線のみで描いた絵画。中国で古くから行われ、元代以降は白描画という。
はく‐が【帛画】
平織りの絹に描いた絵。
はく‐が【博雅】
学問・技芸に広く通じ、道理をわきまえていること。「—の士」
はく‐がい【迫害】
[名](スル)弱い立場の者などを追い詰めて、苦しめること。「少数民族を—する」
はく‐がく【博学】
[名・形動]ひろく種々の学問に通じていること。また、そのさまや、その人。「—な(の)人」「—多才」
はくがく【白岳】
飯田蛇笏の俳句集。昭和18年(1943)刊行。
はくがく‐たさい【博学多才】
[名・形動]広く諸学に通じ、才能が豊かであること。
箔(はく)が付(つ)・く
値打ちが高くなる。貫禄がつく。「経歴に—・く」
はくが‐の‐さんみ【博雅三位】
源博雅(みなもとのひろまさ)の異称。従三位であったところからいう。
はく‐がん【白眼】
1 目の白い部分。しろめ。 2 《晋の阮籍(げんせき)が、気にいらない人には白眼で対したという「晋書」阮籍伝の故事...
はく‐がん【白雁】
カモ科の鳥。全長約70センチ。くちばしと脚が桃色、風切り羽が黒色のほかは全身白色。北アメリカ北部・シベリア北東端で...
はくがん‐し【白眼視】
[名](スル)冷たい目つきで見ること。冷たく扱うこと。「世間から—される」→白眼2
はく‐き【白起】
[?〜前257]中国、戦国時代の秦の武将。郿(び)(陝西(せんせい)省)の人。昭襄王のとき、武功により武安君に封じ...
はく‐きょい【白居易】
[772〜846]中国、中唐期の詩人。太原(山西省)の人。字(あざな)は楽天。号、香山居士。「新楽府(しんがふ)」...
はっ‐きん【白筋】
⇒速筋線維
はく‐ぎ【博戯】
《「ばくぎ」とも》賭けを伴う勝負事。ばくち。
はく‐ぎ【薄儀】
少しばかりの謝礼。自分の出す謝礼をへりくだっていう語。薄謝。
はく‐ぎょ【白魚】
1 白色の魚。 2 衣魚(しみ)のこと。 3 ニゴイの別名。
はく‐ぎょく【白玉】
白色の玉。しらたま。
はくぎょく‐ろう【白玉楼】
《中国、唐の詩人李賀(りが)の臨終の時、天帝の使いが来て、「白玉楼を完成したので召してその記を書かせよ」との命を告...
白玉楼(はくぎょくろう)中(ちゅう)の人(ひと)となる
文人・墨客が死ぬこと。→白玉楼
はく‐ぎん【白銀】
1 銀。しろがね。また、その色。 2 降り積もった雪をたとえていう語。「—の世界」 3 江戸時代、銀を長径約10セ...
はくぎん‐ひ【白銀比】
線分を一点で分けるときなどに、短い部分と長い部分とが、1対2.414あるいは1対1.414となる比率。後者は、紙の...
はく‐ぐう【薄遇】
[名](スル)人を冷淡にもてなすこと。冷遇。
はく‐ぐん【白軍】
⇒白衛軍(はくえいぐん)
はくけ‐しんとう【伯家神道】
⇒はっけしんとう(伯家神道)
はくげい【白鯨】
《原題Moby Dick》メルビルの長編小説。1851年刊。巨大な白鯨に片足を食い切られて復讐を誓った捕鯨船船長エ...