はま‐しおん【浜紫苑】
ウラギクの別名。
はま‐しぎ【浜鷸】
シギ科の鳥。全長21センチくらい。夏羽は上面が赤褐色で腹に黒斑があるが、冬羽は灰褐色。首が短く、くちばしは長くて下...
はま‐しばい【浜芝居】
江戸時代、大坂の道頓堀の浜側(北側)にかかった小芝居。転じて、大阪で一般に小芝居をいう。
はま‐じょうゆ【浜醤油】
春、小イワシを塩・麹(こうじ)・水に漬け、秋にその上澄みに醤油を加えて調味料としたもの。
はま‐じ【浜路】
浜辺の道。浜に沿った道。
はま‐じんちょう【浜沈丁】
ゴマノハグサ科の常緑低木。紀伊半島以南の海岸に自生し、高さ約1.5メートル。葉は披針形。7月ごろ、紫色の鐘形の花を...
ハマス
⇒ハマース
はま‐すげ【浜菅】
カヤツリグサ科の多年草。海辺や河原に生え、高さ20〜30センチ。葉は堅く、線形。夏から秋、茎の頂に細い苞(ほう)を...
はます‐どり【浜州鳥】
[枕]浜辺の水鳥がよちよち歩く意から、「足悩(あなゆ)む」にかかる。「—足悩(あなゆ)む駒の惜しけくもなし」〈万・...
はま‐ぜせり【浜挵り】
江戸時代、大坂で、河岸をうろついて下級の娼婦をあさること。「日が暮れると—」〈浄・阿波鳴渡〉
はま‐ぜり【浜芹】
セリ科の越年草。海浜に生え、高さ10〜30センチ。根は太く、茎は基部で分枝し、斜めに立つ。葉は羽状複葉。8〜10月...
はまだ【浜田】
島根県西部の日本海に面する市。もと古田・松平氏の城下町。明治中期から輸出港、昭和初期から漁港も整備されて発展し、沖...
はまだ【浜田】
姓氏の一。 [補説]「浜田」姓の人物浜田国松(はまだくにまつ)浜田耕作(はまだこうさく)浜田庄司(はまだしょうじ)...
はま‐だい【浜鯛】
フエダイ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形で、目は大きく、尾びれの上端・下端とも長い。体色は淡紅色で上面と各...
はま‐だいこん【浜大根】
アブラナ科のダイコンが野生化したもの。海岸の砂地に生え、全体にやせている。4月ごろ、淡紅紫色の花が咲く。
はまだ‐くにまつ【浜田国松】
[1868〜1939]政治家。三重の生まれ。護憲運動に参加。のち、政友会に入党。昭和9年(1934)衆議院議長に就...
はまだ‐こうさく【浜田耕作】
[1881〜1938]考古学者。大阪の生まれ。号、青陵。京大教授・総長。英国などに留学し、日本の考古学に科学的研究...
はまだ‐し【浜田市】
⇒浜田
はまだ‐しょうじ【浜田庄司】
[1894〜1978]陶芸家。神奈川の生まれ。本名、象二。バーナード=リーチに師事し、英国で研究。帰国後は益子(ま...
はまだ‐せいりょう【浜田青陵】
⇒浜田耕作
はまだせいりょう‐しょう【浜田青陵賞】
考古学や古代文化の研究において、顕著な業績のあった新進の研究者・団体に贈られる賞。昭和63年(1988)、大阪府岸...
はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】
[1837〜1897]幕末・明治の通訳・貿易商。播磨(はりま)の人。江戸への航海中に漂流し、米国船に救われて渡米、...
はまだ‐ひろすけ【浜田広介】
[1893〜1973]児童文学者。山形の生まれ。本名、広助。人間の善意をテーマに多くの童話を発表。小川未明とともに...
はまだ‐やひょうえ【浜田弥兵衛】
江戸初期の貿易商。長崎の人。末次平蔵の朱印船の船長。貿易上の争いから、武装日本人多数を伴って台湾のオランダ人根拠地...
はまだら‐か【翅斑蚊/羽斑蚊】
カ科ハマダラカ亜科の昆虫の総称。翅(はね)に斑紋をもつものが多い。腹部に鱗片(りんぺん)がなく、止まるとき尾端を上...
ハマダーン
イラン北西部にある商業都市。皮革加工・絨緞(じゅうたん)製造で知られる。古代メディア王国の都エクバタナがあった地。...
はまち【魬】
(関西地方で)ブリの若魚。全長20〜40センチのものをいう。関東では大きさに関係なくブリの養殖ものをいう。《季 夏...
は‐まち【刃区】
刀の、刀身と茎(なかご)との境をなす区(まち)のうち、刃のほうの部分。
はま‐ちどり【浜千鳥】
浜辺にいる千鳥。《季 冬》
はま‐ちゃ【浜茶】
カワラケツメイの別名。茎・葉などを乾燥して茶の代用とする。
はま‐ちりめん【浜縮緬】
「長浜(ながはま)縮緬」の略。
はま‐ぢしゃ【浜萵苣】
ツルナの別名。
ハマット‐ガデル
イスラエル北東部、ガリラヤ地方の地名。ガリラヤ湖南東部に位置する。古くから温泉があることで知られ、古代ローマ、東ロ...
ハマット‐ティベリアス
イスラエル北東部の都市ティベリアスの南郊にあった古代都市。旧約聖書に記された要塞都市とされ、古代ローマ、東ローマ帝...
ハマット‐ティベリヤ
⇒ハマットティベリアス
はま‐つづら【浜葛】
浜辺に生えるつる草。「駿河の海磯辺(おしへ)に生ふる—汝(いまし)を頼み母に違(たが)ひぬ」〈万・三三五九〉
はま‐つばき【浜椿】
ハマゴウの別名。
はま‐づと【浜苞】
海辺から持ち帰ったみやげ。「潮干なば玉藻(たまも)刈りつめ家の妹が—乞はば何を示さむ」〈万・三六〇〉
はま‐づら【浜面】
浜辺。「人々もろともに—をまかる道に」〈後撰・秋下・詞書〉
はま‐て【浜手】
浜の方。浜辺の側。
はまでら【浜寺】
大阪府堺市南部の地名。かつての高師の浜の一部で現在は住宅地・工業地。
はまでら‐こうえん【浜寺公園】
大阪府の堺市・高石市にまたがる府立の公園。かつての高師の浜の一部で、白砂青松の景勝地として知られ、海水浴場であった...
はま‐どおり【浜通り】
福島県阿武隈高地東部の太平洋沿岸一帯をいう。相馬市・南相馬市・いわき市などがある。→中通り →会津
はま‐トラ【浜トラ】
《横浜+トラディショナルから。ふつう「ハマトラ」と書く》1970年代に横浜地区から生まれたアイビールックのくずしス...
はま‐な【浜菜】
浜辺に生える、食用の草。「阿胡(あご)の海の荒磯の上に—摘む海人娘子(あまをとめ)らが」〈万・三二四三〉
はまな【浜名】
静岡県浜松市の区。令和6(2024)年1月、浜北区と北区の大半が統合されて成立。
はまな‐く【浜名区】
⇒浜名
はまな‐こ【浜名湖】
静岡県南西部にある汽水湖。もとは淡水湖で、琵琶湖を近淡海(ちかつおうみ)とよぶのに対して遠淡海(とおつおうみ)とよ...
はま‐なし【浜梨】
ハマナスの別名。
はま‐なす【浜梨/浜茄子】
バラ科の落葉低木。本州中部以北の海岸の砂地に自生。高さ1〜1.5メートル。枝にとげがあり、葉は楕円形の小葉からなる...