ハドラマウト
アラビア半島南端、現在のイエメン共和国東部の地域。高原が広がり、ハドラマウト川などのワジが刻んだ渓谷が多い。オアシ...
ハドリアヌス
[76〜138]ローマ皇帝。在位117〜138。五賢帝の一人。スペインの生まれ。行政改革を行って内政を整備し、また...
ハドリアヌスてい‐べっそう【ハドリアヌス帝別荘】
《Villa Adriana》⇒ビラアドリアーナ
ハドリアヌス‐の‐もん【ハドリアヌスの門】
《Pili tou Adrianou/Πύλη του Αδριανού》ギリシャの首都アテネの中心部にある古代ロ...
ハドリアノポリス
トルコ北西部の都市エディルネの旧称。
ハドル
アメリカンフットボールで、次のプレーを決めるフィールド内での作戦会議。
ハドレー‐じゅんかん【ハドレー循環】
地球規模の大気大循環の一つ。赤道付近の熱帯収束帯で温められて上昇した空気が、南北方向に緯度30度付近まで移動しつつ...
ハドロサウルス
鳥盤類の恐竜の一。中生代白亜紀後期に生息。全長約8メートルで、二足歩行したと考えられている。また、ハドロサウルス科...
ハドロン
素粒子のうち、強い相互作用をもつものの総称。バリオンと中間子があり、基本粒子クオークからなる。強粒子。
ハドロンじっけん‐しせつ【ハドロン実験施設】
陽子ビームや量子ビーム(中性子・中間子など)などを利用した研究実験施設の一。原子核反応により生成された二次粒子(量...
ハ‐ドン
ベトナム北部、首都ハノイの南西郊の都市。ハータイ省の省都だったが、2008年にハノイ市に吸収合併。製糸工業が盛んで...
はな【花/華】
1 種子植物の有性生殖を行う器官。葉から変形した萼(がく)・花びら・雄しべ・雌しべおよび花軸からなる。この要素の有...
はな【洟】
《「鼻」と同語源》鼻腔の粘膜から分泌する液。はなじる。はなみず。「—をかむ」
はな【端】
《「鼻」と同語源》 1 物の突き出た先の所。先端。はし。「岬の—」 2 物事の初め。最初。「話の—を押さえる」「—...
はな【鼻】
1 脊椎動物の嗅覚(きゅうかく)の受容器。哺乳類では顔の前面中央に突き出て、左右二つの鼻孔があり、内部の鼻腔に嗅覚...
はな【鼻】
芥川竜之介の小説。大正5年(1916)発表。「今昔物語」に取材。巨大な鼻をもつ禅智内供(ぜんちないぐ)の心理と、傍...
はな【花】
武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲の唱歌。滝が明治33年(1900)に発表した歌曲集「四季」の1曲目にあたる。隅田川の春の...
ハナ
米国ハワイ州、マウイ島東部の町。ハレアカラ火山の東麓に位置する。酪農が盛んで広大な牧場が広がる。ハナ湾を望むカウイ...
はな
[接尾]数を表す語について、組・群れの意を表す。「長歌が幾—出よふも知れまいぞ」〈浄・歌軍法〉
は‐な
[連語]《係助詞「は」+間投助詞「な」》 1 主題を明示して軽く念を押す意を表す。…はね。「勤めの身—、全盛する程...
はな‐あかり【花明(か)り】
桜の花が満開で、夜でもあたりがほの明るく感じられること。《季 春》 [補説]作品名別項。→花明り
はなあかり【花明り】
日本画家、東山魁夷が昭和43年(1968)に発表した連作「京洛四季(けいらくしき)」の作品の一つ。京都市東山区にあ...
はな‐あさぎ【花浅葱】
ツユクサで染めた浅葱色。わずかに緑を帯びた青色。
はな‐あしらい【鼻あしらい】
鼻の先であしらうこと。冷淡な態度をとること。
はな‐あせ【鼻汗】
鼻の頭にかく汗。
はなあび【花浴び】
飴山実の俳句集。平成7年(1995)刊。
はな‐あぶ【花虻】
1 花に集まるアブの総称。ハナアブ科の昆虫が多い。 2 双翅(そうし)目ハナアブ科の昆虫。頭が大きく複眼も発達し、...
はな‐あぶら【鼻脂】
鼻の頭や小鼻のあたりに分泌するあぶら。
鼻脂(はなあぶら)引(ひ)・く
滑らかにするために鼻脂を鏃(やじり)に塗る。また、入念に準備をする。「中差に—・いて待ち懸けたり」〈太平記・三〉
はな‐あやめ【花菖蒲】
1 アヤメの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は萌葱(もえぎ)。夏に用いる。
はな‐あらし【花嵐】
桜の花の盛りのころに吹く強い風。また、その風で桜の花が散り乱れること。
はな‐あらし【鼻嵐】
嵐のように激しい鼻息。「並ぶ轡の間から—が立って」〈漱石・幻影の盾〉
はな‐あられ【花霰】
雪・月・花の形にして炒(い)り上げ、味をつけたあられ。
はな‐あわせ【花合(わ)せ】
1 花札で、同じ月の札を合わせて取り、点数や出来役などで勝負を争う遊び。八八(はちはち)・おいちょかぶなど。 2 ...
はな‐あわび【花鮑】
アワビの肉に裏から縦に切り目を入れ、小口切りにして熱湯にさっと通したもの。包丁目が開いて花のようになる。
はな‐いかだ【花筏】
1 ハナイカダ科の落葉低木。山地の木陰に生え、高さ約1.5メートル。葉は卵円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがあ...
はないかだ【花筏】
外村繁の長編小説。昭和33年(1958)刊行。「草筏」「筏」とあわせ筏3部作と呼ばれるシリーズの最終作品。
はな‐いかり【花碇】
リンドウ科の二年草。山地の草原に生え、高さ10〜30センチ。長楕円形の葉が対生する。8、9月ごろ、淡黄色の花を開く...
はな‐いき【鼻息】
1 鼻でする息。 2 意気込み。「すごい—で試合に臨む」 3 人の機嫌。人の意向。
鼻息(はないき)が荒(あら)・い
意気込みが激しい。強気で威勢がよい。「目指すはチャンピオンの座と—・い」
鼻息(はないき)を窺(うかが)・う
相手の機嫌や意向をうかがう。「上役の—・う」
はな‐いくさ【花軍】
1 「花合せ2」に同じ。 2 桜の花の枝などで打ち合う遊び。〈日葡〉
はな‐いけ【花生け/花活け】
花を生ける器。花器。花入れ。
はない‐たくぞう【花井卓蔵】
[1868〜1931]弁護士・政治家。広島の生まれ。星亨(ほしとおる)暗殺事件・日比谷焼き打ち事件・大逆事件の弁護...
はな‐いちもんめ【花一匁】
子供の遊び。二組に分かれ、「勝ってうれしい花一匁」「負けてくやしい花一匁」などと歌いながら、両方から一人ずつ出てじ...
はない‐ばな
ムラサキ科の一・二年草。道端に生え、高さ約15センチ。よく分枝し、葉は楕円形で、互生する。春から秋にかけ、淡青色の...
はな‐いばら【花茨】
花の咲いている茨。また、その花。はなうばら。《季 夏》
はな‐いれ【花入れ】
「花生け」に同じ。
はな‐いろ【花色】
1 花の色。花の色合い。 2 薄い藍色。はなだ色。
はないろ‐ごろも【花色衣】
1 咲いている花を衣に見立てた語。また、その花の色の衣。「山吹の—ぬしや誰問へど答へずくちなしにして」〈古今・雑体...