ふくほん‐もんだい【複本問題】
公共の図書館が人気の新刊書を複数冊購入し、利用者に無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘。 [...
ふく‐ぼく【副木】
骨折した手足などを固定するためにあてがって支えるもの。添え木。
ふく‐ぼつ【覆没】
[名](スル) 1 船などが転覆して沈むこと。 2 敗れ滅びること。敗北すること。「全軍—の運に際会した話や」〈花...
ふく‐まく【腹膜】
腹腔内のほとんどの内臓と腹壁の一部を覆っている薄い漿膜(しょうまく)。
ふくまく‐えん【腹膜炎】
腹膜の炎症。化膿菌(かのうきん)や腫瘍(しゅよう)などによって起こり、急性では虫垂炎などから二次的に起こることも多...
ふくまく‐かせいねんえきしゅ【腹膜仮性粘液腫】
⇒腹膜偽性粘液腫
ふくまく‐ぎせいねんえきしゅ【腹膜偽性粘液腫】
腹膜にゼラチン状の粘液が貯留・充満する病気。虫垂や卵巣にできた粘膜性腫瘍(しゅよう)が腹膜に転移して起こる場合が多...
ふくまく‐ぎねんえきしゅ【腹膜偽粘液腫】
⇒腹膜偽性粘液腫
ふくまく‐とうせき【腹膜透析】
腹膜を利用した透析療法のこと。腹部に挿入した穴から透析液を注入し、循環させた後に排出させる。人工透析よりも身体への...
ふくませ【含ませ】
含め煮のこと。
ふくま‐でん【伏魔殿】
1 魔物のひそんでいる殿堂。 2 見かけとは裏腹に、かげでは陰謀・悪事などが絶えず企(たくら)まれている所。「政界の—」
ふく‐まめ【福豆】
1 節分にまく煎(い)り豆。鬼うち豆。《季 冬》 2 福茶に入れる豆。
ふくま・る【含まる】
[動ラ五(四)]中に含んでいる。含まれている。「鳴く事さえ—・ってる様に考えるのは」〈漱石・吾輩は猫である〉
ふくみ【含み】
1 含むこと。また、含むもの。 2 表面には出ないが、中に込められている意味や内容。「—のある言い方」
ふくみ‐えき【含み益】
株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を上回っているときの利益。現金化して利益が確定されていないので、原価法...
ふくみ‐お・く【含み置く】
[動カ五(四)]心に留めておく。了解しておく。「以下の点、お—・きください」
ふくみ‐ごえ【含み声】
口の中に音がこもっているように聞こえる声。くぐもり声。
ふくみ‐しさん【含み資産】
企業などが保有する資産の時価が帳簿価格を上回っている場合、その差額。
ふくみ‐そん【含み損】
《「ふくみぞん」とも》株式や為替などの時価が、取得した価格(簿価)を下回っているときの損失。現金化して損失が確定さ...
ふくみ‐そんえき【含み損益】
有価証券や棚卸資産など保有資産の時価と簿価の差額。現金化して損益が確定されていないので、原価法を適用する場合は会計...
ふく‐みみ【福耳】
耳たぶが大きく肉の厚い耳。福相とされる。
ふくみ‐わた【含み綿】
口腔と歯列との間に含ませる綿。俳優がほおにふくらみをもたせたり、葬儀の際に遺体の顔つきを整えたりする場合に用いられる。
ふくみ‐わらい【含み笑い】
[名](スル)口をとじ、声を出さないで笑うこと。また、その笑い。「意味ありげに—する」
ふく‐む【服務】
[名](スル)仕事に従事すること。「夜間に—する」
ふく・む【含む】
[動マ五(四)] 1 かんだり、飲みこんだりせず、物を口の中に入れたままの状態を保つ。また、口でくわえる。「水を口...
ふくむ‐きそく【服務規則】
⇒服務規程
ふくむ‐きてい【服務規程】
仕事に従事する者が守るべき事項を定めた規則。服務規則。服務規律。
ふくむ‐きりつ【服務紀律/服務規律】
⇒服務規程
含(ふく)む所(ところ)があ・る
心の中に恨み・不満などの気持ちがある。恨みに思っている。「何か—・る物言い」
ふく‐めい【復命】
[名](スル)命令を受けた者が、その経過や結果を報告すること。復申。「詳細に調べ上げて天帝に—した」〈中勘助・鳥の物語〉
ふく‐めい【腹鳴】
腹部で聞こえる雑音。腸の内容物とガスや液体の移動によって発する。はらなり。
ふく‐めいすう【複名数】
二つ以上の単位を用いて表した数。3メートル50センチの類。諸等数。→単名数
ふくめい‐てがた【複名手形】
手形上の債務者が2名以上いる手形。一般の商業手形がこれに当たる。→単名手形
ふく‐めつ【覆滅】
[名](スル)完全に滅びること。また、完全に滅ぼすこと。「人間の交際を—するの恐なきに非ざれば」〈福沢・文明論之概略〉
ふくめ‐に【含め煮】
野菜・芋・栗(くり)などを、たっぷりした煮汁で味がしみ込むまで柔らかく煮ること。また、その煮物。含ませ。
ふく・める【含める】
[動マ下一][文]ふく・む[マ下二] 1 ある範囲の中に入れて、いっしょに扱う。含まれるようにする。「部長を—・め...
ふくめ‐わた【含め綿】
着物の袖口や裾の袘(ふき)の部分に入れる綿。
ふく‐めん【覆面】
[名](スル) 1 顔面を布などでおおって隠すこと。また、それに用いるもの。「目出し帽で—する」 2 神仏に供え物...
ふくめん‐かいにゅう【覆面介入】
中央銀行などの通貨当局が為替介入を行った後、その事実を市場に公表しないこと。
ふくめん‐こうこく【覆面広告】
⇒ティーザー広告
ふくめん‐さっか【覆面作家】
素性を明らかにしない作家。私生活に支障が出ないよう本名や経歴を非公表にするほか、著名な作家が別のペンネームで作品を...
ふくめん‐ざだんかい【覆面座談会】
参加者が素性を明らかにしないで行う座談会。または、雑誌などの記事で、発言内容を匿名で発表する座談会。
ふくめん‐ずきん【覆面頭巾】
顔を覆い、目だけ現した頭巾。
ふくめん‐ちょうさ【覆面調査】
企業からの依頼を受け、客のふりをして店舗の営業実態を調べること。従業員の態度、サービスの良し悪し、店内の清潔度など...
ふくめん‐ちょうさいん【覆面調査員】
覆面調査を行う人。一般客のようにふるまいながら、店舗の営業実態などを調査する。モニター。ミステリーショッパー。
ふくめん‐パトカー【覆面パトカー】
一般車両と同じ外装の、警察のパトロールカー。緊急時には赤色灯を付け、サイレンを鳴らして走ることもある。
ふくめん‐レスラー【覆面レスラー】
頭部全体または顔の一部を覆面で隠して活動するプロレスラー。
ふく‐も【服喪】
[名](スル)喪に服すること。近親者が死んだ後、一定期間、行いなどを慎むこと。
ふくもう‐るい【腹毛類】
腹毛綱の袋形動物の総称。円筒状で体表にとげや刺毛を、腹面に繊毛をもつ。イタチムシなど。
ふくもしき‐ひょうほん【副模式標本】
⇒パラタイプ