ほく‐ほくとう【北北東】
北と北東との中間の方角。
ほ‐くぼ【火窪】
いろりの中央の、火を燃やすところ。火の坪。ほどなか。
ほく‐ぼう【北邙】
《北邙山が、後漢以来王侯公卿の墓地として知られるところから》墓地。埋葬場。
ほくぼう‐の‐けむり【北邙の煙】
火葬に付されること。死ぬこと。
ほくぼう‐の‐ちり【北邙の塵】
《劉希夷「公子行」から》死んで、土に帰ること。
ほく‐めい【北溟/北冥】
北方の大海。北の海。
ほく‐めん【北面】
[名](スル) 1 北に面すること。北向き。「湖に—する山」 2 《昔の中国で、君主は南に、臣下は北に面して座った...
ほくめん‐の‐ぶし【北面の武士】
院の御所の北面に詰め、院中の警備にあたった武士。白河上皇の時に設置され、院直属の武力として重きをなした。北面の侍。
ほくもん‐の‐たん【北門の嘆】
《「詩経」邶風・北門から》仕官しても志を得ることができない嘆き。
ほく‐よう【北洋】
1 北方の海。北海。 2 中国で清末に外交・通商・防衛などのため、直隷(河北)・奉天(遼寧)・山東の三省を合わせて...
ほくよう‐かんたい【北洋艦隊】
中国、清代に李鴻章によって編制された艦隊。威海衛に基地を置き清国海軍の主力であったが、日清戦争で壊滅。
ほくよう‐ぎょぎょう【北洋漁業】
オホーツク海・ベーリング海などの北太平洋海域で操業する漁業。母船式サケマス漁業・母船式カニ漁業・母船式底引き網漁業など。
ほくよう‐ぐんばつ【北洋軍閥】
中国、民国時代初期に北京政府の実権を握った軍閥の総称。清末に北洋大臣袁世凱(えんせいがい)が組織した北洋新軍を基盤...
ほくよう‐だいがく【北洋大学】
北海道苫小牧(とまこまい)市にある私立大学。昭和40年(1965)に開校した苫小牧駒沢短期大学を改組して、平成10...
ほくようてんかん‐せん【北洋転換船】
⇒北転船
ほくようてんかん‐そこびきあみぎょせん【北洋転換底引(き)網漁船】
⇒北転船
ほ‐くら【神庫/宝倉】
《「ほ」は「秀」の意》 1 神宝を納めておくくら。「—高しといへども、われよく—のために梯(はし)を造(た)てむ」...
ほくらく‐しもん【北落師門】
南の魚座のα星、フォーマルハウトの中国名。旧都長安の城の北門を指す。
ほく‐りく【北陸】
「北陸地方」の略。 「北陸道」の略。
ほくりく‐かいどう【北陸街道】
中山道(なかせんどう)の関ヶ原または鳥居本から分かれて琵琶湖東岸を北上、栃ノ木峠を越え、鯖江・福井を通り、大聖寺・...
ほくりくがくいん‐だいがく【北陸学院大学】
石川県金沢市にある私立大学。平成20年(2008)の開設。
ほくりく‐しんかんせん【北陸新幹線】
東京と敦賀(つるが)を結ぶ新幹線。平成9年(1997)に「長野新幹線」として東京・長野間が開業。平成27年(201...
ほくりく‐じどうしゃどう【北陸自動車道】
新潟市と、富山・金沢・福井市を経て、滋賀県米原(まいはら)町とを結ぶ高速道路。
ほくりくせんたんかがくぎじゅつ‐だいがくいんだいがく【北陸先端科学技術大学院大学】
石川県能美市にある国立大学院大学。平成2年(1990)の開設。
ほくりく‐だいがく【北陸大学】
石川県金沢市にある私立大学。昭和50年(1975)に開学した。
ほくりく‐ちほう【北陸地方】
中部地方の日本海沿いの地域。新潟・富山・石川・福井の4県。
ほくりく‐トンネル【北陸トンネル】
北陸本線の敦賀と南今庄との間にあるトンネル。全長13.87キロ。昭和37年(1962)完成。
ほくりく‐どう【北陸道】
五畿七道の一。若狭・越前・加賀・能登・越中・越後・佐渡の7か国。また、この国々を結ぶ街道のこと。くぬがのみち。ほく...
ほくりく‐ほんせん【北陸本線】
滋賀県の米原(まいばら)から福井・金沢・富山を経て直江津に至るJR線。大正2年(1913)全通。全長353.9キロ。
ほく‐りょう【北涼】
中国、五胡十六国の一。397年、後涼の大守段業が匈奴の沮渠蒙遜(そきょもうそん)に擁立されて、甘粛北部に建国。40...
ほくりょ‐なんわ【北虜南倭】
15〜16世紀、中国の明朝を悩ませた外敵、北から侵入したモンゴル族と、東南海岸を荒らした倭寇(わこう)の称。南倭北虜。
ほくりん‐ぜんに【北林禅尼】
阿仏尼(あぶつに)の別名。
ほく‐れい【北嶺】
比叡山。高野山を南山とよぶのに対する。→南山 比叡山延暦寺。奈良の興福寺を南嶺または南都とよぶのに対する。→南都
ほくろ
シュンランの別名。
ほくろ【黒子】
皮膚にみられる黒褐色の斑で、母斑の一。周囲より隆起し、アズキ大までのものをいう。こくし。
ほくろく‐どう【北陸道】
⇒ほくりくどう(北陸道)
ほ‐ぐ【反故/反古】
「ほご(反故)」に同じ。
ほ‐ぐし【火串】
1 火をつけた松明(たいまつ)を挟んで地に立てる木。夏の夜、これに鹿などの近寄るのを待って射取る。《季 夏》 2 ...
ほぐし‐おり【解し織(り)】
絣(かすり)織物の一種。整経した縦糸を横糸で粗く仮織りし、文様を捺染(なっせん)したのち、横糸を抜き去って本織りに...
ほぐし‐みず【解し水】
茹でてから時間が経ち、くっつきあった麺をほぐすためにかける水。多く、冷やしで食す麺類の弁当に小袋入りで同梱され、食...
ほぐ・す【解す】
[動サ五(四)] 1 結んだり縫ったりしてあるもの、また、もつれたものを、といて別々にする。ほどく。「古いセーター...
ほ‐ぐみ【穂組み】
刈った稲穂を乾かすために、組んで積んだもの。「落ち穂を拾ひて—を造る」〈方丈記〉
ほぐ・る【解る】
[動ラ下二]「ほぐれる」の文語形。
ほぐ・れる【解れる】
[動ラ下一][文]ほぐ・る[ラ下二] 1 もつれたり、固まったりしたものがとけはなれる。ほどける。「からまった糸が...
ほ‐け【火気】
1 火の気。また、煙。「かまどには—吹きたてず」〈万・八九二〉 2 湯気(ゆげ)。「—たつ早晩(いつも)ながらの雁...
ほ‐け【本家】
「ほんけ」の撥音の無表記。「三日の夜は—、五日の夜は摂政殿より」〈栄花・さまざまの喜び〉
ほけ‐きょう【法華経】
《(梵)Saddharmapuṇḍarīka-sūtraの訳「妙法蓮華経」の略》大乗仏教の最も重要な経典の一。漢訳...
ほけきょう‐じ【法華経寺】
千葉県市川市にある日蓮宗の寺。もと日蓮宗四大本山の一。山号は、正中山。文応元年(1260)富木(とき)常忍(日常)...
ほけ‐し・る【惚け痴る】
[動ラ下二]ぼけてぼんやりする。「物を思ひ沈み、いよいよ—・れてものし給ふ」〈源・真木柱〉
ほ‐けつ【補欠/補闕】
1 欠けたり足りなくなったりした部分を補うこと。また、そのための予備の人員。「—で入学する」「—選手」 2 薫物(...