ほづみ【穂積】
姓氏の一。 [補説]「穂積」姓の人物穂積重遠(ほづみしげとお)穂積陳重(ほづみのぶしげ)穂積驚(ほづみみはる)穂積...
ほづみ‐しげとお【穂積重遠】
[1883〜1951]法学者。東京の生まれ。陳重(のぶしげ)の長男。東大教授。身分法の研究に業績を残した。第二次大...
ほづみ‐のぶしげ【穂積陳重】
[1856〜1926]法学者。愛媛の生まれ。八束(やつか)の兄。重遠(しげとお)の父。東大教授。イギリス法を移入。...
ほづみ‐みはる【穂積驚】
[1912〜1980]小説家・劇作家。長崎の生まれ。本名、森健二。大衆演劇の一座で役者となった後執筆生活に入る。娯...
ほづみ‐やつか【穂積八束】
[1860〜1912]法学者。愛媛の生まれ。陳重(のぶしげ)の弟。東大教授。君権絶対主義の立場から民法の実施に反対...
ほて
1 腹。また、腹が出ていること。「やあ、—がくねるわい」〈浄・孕常盤〉 2 わらを棒状に束ねて巻き固めたもの。「—...
ほ‐て【帆手】
帆を帆桁に結びつける綱。一説に、帆に張る布。「追い風の吹きぬるときは行く船の—打ちてこそうれしかりけれ」〈土佐〉
ほ‐て【最手】
相撲(すまい)の節(せち)で、相撲人(すまいびと)中の最高位。また、その人。ほつて。
ほてい【布袋】
[?〜916]中国、唐末の禅僧。名は契此(かいし)。半裸で太鼓腹を出し、日用品を入れた袋と杖(つえ)を持ち、市中を...
ほてい【保定】
中国、河北省中部の商業都市。交通路の要衝で、農産物の集散地。清代には直隷総督の治所だった。パオティン。
ほ‐てい【補訂】
[名](スル)著作物に部分的な補いをしたり、訂正を加えたりすること。「百科事典を—する」「—版」
ほ‐てい【補綴】
[名](スル) 1 破れなどを繕いつづること。転じて手を加えて不足などを補い、よくすること。ほてつ。「論文を—する...
ほ‐てい【保定】
[名](スル) 1 動物を治療する際に、動かないようにおさえておくこと。 2 歯列矯正で、矯正装置を用いて歯の位置...
ほてい‐あおい【布袋葵】
ミズアオイ科の水生の多年草。多数のひげ根が水中に垂れ、葉は卵形で、葉柄の基部が大きく膨らみ、浮き袋の役をして水面に...
ほてい‐うお【布袋魚】
ダンゴウオ科の海水魚。体長約30センチ。体は長卵形で、褐色に黒の斑紋がある。北太平洋に広く分布。日本では島根・神奈...
ほてい‐そう【布袋草】
1 ホテイアオイの別名。《季 夏》「—月の面を流れ過ぐ/蓼汀」 2 クマガイソウの別名。
ほてい‐ちく【布袋竹】
イネ科の竹。高さ10メートルに達し、茎の下部は節間が詰まって膨らむ。葉は細長い。杖(つえ)や釣りざおの材とし、膨ら...
ほてい‐ばら【布袋腹】
布袋のように太って前に突き出ている腹。
ほてい‐らん【布袋蘭】
ラン科の多年草。高山の針葉樹林下にまれに生える。高さ約10センチ。1本の茎と、1枚の紫色斑のある卵形の葉を出す。5...
ほて‐くろし・い
[形][文]ほてくろ・し[シク]《近世語》 1 みっともない。腹黒い。「—・い事さらしたな」〈滑・膝栗毛・六〉 2...
ほてっ‐ぱら【ほてっ腹】
[名・形動]《近世語》 1 肥満して張り出た腹。また、その人。「その—くり抜いてやらんものと」〈浄・双生隅田川〉 ...
ほ‐てつ【補綴】
[名](スル) 1 ⇒ほてい(補綴) 2 歯の欠損を義歯・金属冠などで補い、機能を修復すること。
ほで‐てんごう
《「ほで」は腕・手の意。「ほててんごう」とも》悪ふざけ。いたずら。ほててんご。「—の貧乏神、何もかもほつきあげ」〈...
ホテ‐トル
《ホテル+トルコ風呂(ソープランドの旧称)から》ホテルで待つ客に女性を送り届ける売春商法の一つ。業者が電話を受けつ...
ほ‐てり【火照り/熱り】
1 顔が熱くなること。また、怒りや恥のために顔の赤くなること。 2 夕焼けで空が赤くなること。「山の端に—せぬ夜は...
ホテリエ
1 ホテルの経営者。ホテルの支配人。 2 ホテルの従業員。 [補説]フランス語の発音は「オテリエ」。
ホテル
旅館。特に、洋式の宿泊施設。
ほ‐て・る【火照る/熱る】
[動ラ五(四)]顔やからだが熱を帯びて熱くなる。また、顔が赤くなる。「熱でからだが—・る」「恥ずかしさに顔が—・る」
ホテルマン
1 ホテルの経営者。ホテルの支配人。 2 ホテルで働く人の総称。 [補説]2は日本語での用法。
ホテルよう‐ワイファイルーター【ホテル用Wi-Fiルーター】
⇒ホテルルーター
ホテル‐ルーター
出張や旅行先の宿泊施設などで利用するルーター。スマートホンやタブレット型端末を接続する無線LANアクセスポイントと...
ほて‐わき【最手脇】
相撲(すまい)の節で、最手の次位。また、その人。今の関脇にあたる。助手(すけ)。
ほ‐てん【補塡】
[名](スル)不足・欠損部分を補って埋めること。塡補。「赤字を—する」
ほで
相手の手・腕、また腕前を卑しめていう語。「—にも合はぬ太刀三昧(ざんまい)」〈浄・根元曽我〉
ホデイダ
イエメン西部の港湾都市。首都サヌアの西約145キロメートルに位置し、紅海に面する。19世紀半ば、オスマン帝国時代に...
ほでり‐の‐みこと【火照命】
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子。母は木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。海幸彦の名で知られる。隼人阿多君(はやとあ...
ほと【陰】
1 女性の陰部。女陰。「—を衝(つ)きて死にき」〈記・上〉 2 山間のくぼんだところ。「御陵は畝火山の御(み)—に...
ホトアラ【赫図阿拉】
中国、遼寧省瀋陽東方の興京老城の旧名。清朝発祥の地。
ほとおり【熱り】
1 熱気を発すること。また、その熱気。「—を避りて居たるときに」〈神代紀・下〉 2 「ほとぼり1」に同じ。「早玉の...
ほとおり‐ぼし【ほとおり星】
二十八宿の一、星宿(せいしゅく)の和名。→星(せい)
ほとお・る【熱る】
[動ラ四] 1 熱を発する。熱くなる。また、ほてる。ほとぼる。「胸—・りて、堪へ忍びがたし」〈沙石集・五本〉 2 ...
ほとぎ【缶】
《古くは「ほとき」》 1 昔、水などを入れた瓦製の器。胴が太く口が小さい。「—を打って舞ひ給ふ」〈太平記・二六〉 ...
ほとぎ‐へん【缶偏】
漢字の偏の一。「缺(欠)」「罎」「罐」などの「缶」の称。
ホトクロミズム
⇒フォトクロミズム
ほと‐け【仏】
《「ぶつ(仏)」の音変化した「ほと」に、目に見える形の意の「け」の付いた語で、仏の形、仏像が原義かという》 1 仏...
ほとけ‐いし【仏石】
中国・九州地方の一部で、墓碑または埋葬地の上に置いておく石。
ほとけ‐いじり【仏弄り】
「ほとけなぶり」に同じ。
ほとけ‐おろし【仏降ろし】
東北地方北部で、葬式ののち、巫女(みこ)を頼んで死者の口寄せをすること。仏のみちあけ。
ほとけ‐が‐うら【仏ヶ浦】
青森県下北半島の西部にある海岸。白緑色の凝灰岩が2キロメートルにわたって連なり、風浪の浸食作用で仏像などに似た岩石...
ほとけ‐がお【仏顔】
1 仏のように柔和な顔つき。やさしい顔。 2 死人の顔。「開けて見せたる—」〈浄・井筒業平〉