ほれ‐なお・す【惚れ直す】
[動サ五(四)]もともとほれていたが、あることをきっかけに、ますます魅力的に思う。「きびきびと働く姿を見て—・した」
ほれ‐ぬ・く【惚れ抜く】
[動カ五(四)]これ以上ないというくらい、すっかりほれる。
ほれ‐ぼれ【惚れ惚れ】
[副](スル) 1 すっかり心を奪われて、うっとりするさま。「—(と)するような若武者ぶり」 2 放心したさま。ぼ...
ほれぼれ・し【惚れ惚れし】
[形シク] 1 何かに心を奪われてぼんやりしている。「夜昼おぼし嘆くに、—・しきまで、御顔もすこし面痩(おもや)せ...
ほれ‐もの【耄れ者】
愚か者。間抜け。「さてさて、そちどもは—や」〈咄・醒睡笑・二〉
ほ・れる【惚れる/恍れる/耄れる】
[動ラ下一][文]ほ・る[ラ下二] 1 (恋愛対象として)心惹かれ夢中になる。恋い慕う。「女に—・れる」 2 人物...
ほ・れる【掘れる】
[動ラ下一][文]ほ・る[ラ下二] 1 土地などに穴・くぼみができる。「雨垂れで軒下の地面が—・れる」 2 地面が...
ネルソン
[1758〜1805]英国の海軍軍人。ナポレオン戦争中の1798年、ナイル河口アブキール湾にフランス艦隊を撃破。1...
ほろ【幌/母衣】
1 (幌)風雨・日光・ほこりなどを防ぐために車にかけるおおい。「荷台に—をかける」 2 母衣蚊帳(ほろがや)に用い...
ほろ【保呂】
「保呂羽(ほろば)」の略。「—の風切(かざぎり)矧(は)いだる矢負はせて」〈平家・四〉
ほろ
[副] 1 涙の落ちるさま。ほろり。「—と泣いたる可愛さ」〈浄・女護島〉 2 キジ・ホトトギスなどの鳴く声を表す語...
ほろ
[接頭]名詞や形容詞に付いて、少し、なんとなく、などの意を表す。「—酔い」「—にがい」
ほ‐ろう【歩廊】
1 2列の柱の間につくった通路。回廊。 2 プラットホームのこと。「汽車は—を離れ」〈志賀・鳥取〉
ほろ‐うち【母衣打(ち)】
(「保呂打ち」とも書く)キジやヤマドリなどが翼を激しくはばたかせ、音を立てること。→ドラミング2 →けんもほろろ
ホロー‐バック
《hollowは空洞の意》製本で、表紙の背と中身の背を接着しない仕上げ方。本を開くと背の部分に空洞ができる。
ほろ‐がや【母衣蚊帳/幌蚊帳】
竹や針金などを骨にし、ほろのように作った幼児用の小さな蚊帳。《季 夏》「むら雨や—の子に風とどく/一茶」
ほろ‐ぎたな・し【ほろ汚し】
[形ク]なんとなく汚い。うすぎたない。「生き身をすぐに写しては、興のさめて—・く、恐気(こはげ)の立つものなり」〈...
ほろ‐ぐし【母衣串】
室町時代以降、母衣の中に入れた籠(かご)。風にふくらんだ形にするためのもの。
ホログラフィック‐エーエフ【ホログラフィックAF】
《holographic AF》カメラのオートフォーカス(AF)のうち、被写体に赤色レーザーによる格子状の模様を照...
ホログラフィック‐げんり【ホログラフィック原理】
超弦理論の分野で提唱された、ある次元の物理過程は、一つ小さい次元における物理過程で説明できるという仮説。もとは三次...
ホログラフィック‐メモリー
ホログラフィー技術を利用した記憶媒体。入射角度や波長を変えたレーザー光を照射し、データを干渉縞(じま)として記録す...
ホログラフィー
物体に光を当てたその反射光に、同じ光源の光を別の角度から干渉させてできる干渉縞を感光材料に記録し、これにさらに別の...
ホログラフィー‐げんり【ホログラフィー原理】
⇒ホログラフィック原理
ホログラフィー‐でんしけんびきょう【ホログラフィー電子顕微鏡】
波面がそろった電子線によるホログラフィーを利用した電子顕微鏡。試料を透過した電子線と、電子源から直接放射された電子...
ホログラム
ホログラフィーによる干渉縞(じま)を記録したもの。物体に光を当てたその反射光に、同じ光源の光を別の角度から干渉させ...
ホログラム‐メモリー
⇒ホログラフィックメモリー
ホロ‐こうそ【ホロ酵素】
《holoenzyme》たんぱく質成分のほかに活性に必須な非たんぱく質成分を含み、これらすべてが結合している酵素。...
ホロコースト
大虐殺。とくに、ナチスによるユダヤ人の大虐殺。
ホロコースト‐きねんひ【ホロコースト記念碑】
《Holocaust-Mahnmal》ドイツの首都ベルリンにある記念碑。市街中心部、ブランデンブルク門の南側に位置...
ホロゴン
ドイツ、カールツァイス社製の写真用超広角レンズの商標名。
ほろさ
少しも。「この寺は我死なば…荒(あば)れて人—も無くなりなんとす」〈今昔・一九・二三〉
ほろ‐し【疿子】
皮膚に小さいつぶつぶのできる瘡(かさ)。ほろせ。
ぽろしり‐だけ【幌尻岳】
《「ほろしりだけ」とも》北海道中南部、日高山脈にある山。標高2053メートルで、日高山脈の最高峰。堆積岩・変成岩な...
ホロスコープ
西洋の占星術。また、それに用いる十二宮図。生まれた月日によって12の星座に分けて、運勢を占う。
ほろせ【疿子】
「ほろし」に同じ。
ホロタイプ
ある生物を新種として記載する際に必要な模式標本のうち、記載論文でただ一つ明示的に指定されるもっとも重要な標本。正基...
ほろっ‐と
[副](スル)涙などが一滴こぼれ落ちるさま。ほろりと。「悲しい話に—させられる」
ほろ‐つけ【母衣付】
母衣をつけるために、兜(かぶと)の四天の鋲(びょう)の下の穴から出した輪状のひも。
ホロ‐とう【ホロ島】
《Jolo Island》フィリピン南西部、スールー諸島の主島。スールー州に属し、州都ホロがある。15世紀頃にイス...
ほろ‐に
[副]散り乱れるさま。ばらばら。「天雲を—踏みあだし鳴る神も今日にまさりて恐(かしこ)けめやも」〈万・四二三五〉
ほろ‐にが・い【ほろ苦い】
[形][文]ほろにが・し[ク]ちょっと苦みがある。なんとなく苦い。「—・い味わい」「—・い初恋の思い出」 [派生]...
ホロニック
[形動]個々には異質な要素が集合しているにもかかわらず、全体としては調和がとれているさま。
ホロニック‐パス
全体と個が総合的な調和を図っていく道筋。また、そのような方法論。
ホロニック‐マネージメント
組織と個人が有機的に結びつき、全体も個も生かすような経営。生物は個々の細胞が自主的に活動して独自の機能を発揮する一...
ほろ‐ば【保呂羽】
鳥の両翼の下の羽。タカのそれは矢羽として珍重。
ほろ‐ばしゃ【幌馬車】
幌を掛けた馬車。
ほろ‐びき【母衣引き】
馬上で母衣を長く後ろに垂らし、これをなびかせて地面に着かないように走る馬術。
ホロビッツ
[1904〜1989]ロシア生まれの米国のピアニスト。卓越した技巧と情緒豊かな演奏で知られる。
ほろ・びる【滅びる/亡びる】
[動バ上一][文]ほろ・ぶ[バ上二] 1 なくなる。絶える。滅亡する。「国が—・びる」 2 すたれる。衰亡する。「...
ホロフェルネスのくびをきるユディト【ホロフェルネスの首を斬るユディト】
《原題、(イタリア)Giuditta e Oloferne》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。旧約聖書外典のユデ...