りょう‐じ【両次】
二回。二度。「—の世界大戦」
りょう‐じ【聊爾】
[名・形動ナリ] 1 いいかげんであること。考えのないこと。また、そのさま。「国の安危、政の要須これより先なるはな...
りょう‐じ【領事】
外国において、自国の通商促進や自国民の保護、その他の証明事務などの業務を行う国家機関。専任領事と名誉領事とがあり、...
りょう‐じ【療治】
[名](スル)病気やけがを治すこと。治療。「鍼(はり)で—する」「荒—」
りょうじ‐かん【領事館】
領事が駐在国でその職務を行う役所。
りょうじかんけい‐ウィーンじょうやく【領事関係ウィーン条約】
⇒ウィーン条約
りょうじかんけい‐じょうやく【領事関係条約】
⇒ウィーン条約
りょうじ‐さいばん【領事裁判】
領事が、本国法に基づいて、その駐在国にいる自国民の裁判を行う制度。19世紀にヨーロッパ諸国が、司法制度の確立してい...
りょう‐じつ【両日】
両方の日。ふつか。
りょう‐じつ【良日】
事を行うのによい日。吉日。
りょう‐じて【両仕手】
能または狂言で、ツレまたはアドがシテと同じくらい重要な役である場合に、両者を同格に扱うこと。能「蝉丸(せみまる)」...
りょうじ‐めんかい【領事面会】
外国で逮捕・拘禁された自国民の要望に応じて、在外公館の領事が面会し、助言をすること。
りょう‐じゅう【猟銃】
狩猟に用いる銃。《季 冬》
りょうじゅ‐せん【霊鷲山】
《(梵)Gṛdhrakūṭa-parvataの訳》古代インドのマガダ国の首都、王舎城の北東にあり、釈迦(しゃか)が...
りょう‐じょ【両序】
禅寺で、東序と西序(せいじょ)のこと。両班。
りょう‐じょ【諒恕】
[名](スル)相手の立場や事情を思いやってゆるすこと。「御—賜りたい」
りょう‐じょう【梁上】
梁(はり)のうえ。
りょうじょう‐こし【竜驤虎視】
⇒りゅうじょうこし(竜驤虎視)
りょうじょう‐こはく【竜攘虎搏】
⇒りゅうじょうこはく(竜攘虎搏)
梁上(りょうじょう)の君子(くんし)
《「後漢書」陳寔(ちんしょく)伝から。陳寔が梁(はり)の上に忍び込んでいる盗賊を見つけて、悪い習慣が身につくとあの...
りょう‐じょく【凌辱/陵辱】
[名](スル) 1 相手を傷つけるような言動をして、恥をかかせること。「武力による—を受ける」 2 暴力で女性を犯...
りょう‐じん【良人】
1 よい人。賢い人。 2 夫。 3 「良民2」に同じ。
りょう‐じん【梁塵】
1 梁(はり)の上に積もっているちり。梁上のちり。 2 《「梁塵を動かす」の故事から》すぐれた歌声。また、歌謡。音楽。
りょう‐じん【猟人】
狩猟をする人。狩人(かりゅうど)。猟師。《季 冬》
りょうじんぐあんしょう【梁塵愚案抄】
室町中期の歌謡注釈書。2巻。一条兼良著。康正元年(1455)以前成立。神楽歌と催馬楽(さいばら)の注釈書。
りょうじんにっき【猟人日記】
《原題、(ロシア)Zapiski okhotnika》ツルゲーネフの短編集。1852年に22編で刊行、1880年に...
りょうじんのじはく【良人の自白】
木下尚江の長編小説。明治37年(1904)から明治38年(1905)にかけて毎日新聞に断続的に連載、3編に分けて刊...
りょうじんひしょう【梁塵秘抄】
平安末期の歌謡集。もとは歌詞集10巻と口伝集10巻とからなっていたといわれるが、巻1の抄出と巻2および口伝集巻1の...
梁塵(りょうじん)を動(うご)かす
歌声がすぐれていることのたとえ。昔、中国で、魯(ろ)の虞公(ぐこう)という声のよい人が歌をうたうと、梁(はり)の上...
りょう‐すい【量水】
河川・湖沼などの水位や水量をはかること。「—計」
りょう‐すい【領水】
国家の領域に属する水域。領海と河川・湖沼などの内水とに分けられるが、領海と同義に用いられることもある。
りょうすい‐き【量水器】
⇒水量計
りょうすい‐ひょう【量水標】
水位を測るために設置される、目盛りのついた標識柱。
りょう‐すう【両数】
⇒双数(そうすう)
りょう・する【了する】
[動サ変][文]れう・す[サ変] 1 終わる。また、終える。終了する。「すべての手続きを—・する」 2 悟る。了解...
りょう・する【領する】
[動サ変][文]りやう・す[サ変]《「りょうずる」とも》 1 領地として所有する。「広大な土地を—・する」「心を—...
りょう・する【諒する】
[動サ変][文]りやう・す[サ変]やむを得ないとして認める。事情を思いやって納得する。諒とする。「その点は—・せら...
りょう・する【療する】
[動サ変][文]れう・す[サ変]《「りょうずる」とも》病気を治療する。また、欠点などをなおす。「人の罪悪を—・し」...
りょう・ず【凌ず/陵ず】
[動サ変]ひどい目にあわせる。責めさいなむ。「恐ろしげなる鬼どもの、我身をとりどりに打ち—・じつるに」〈宇治拾遺・一五〉
りょう‐せい【令制】
⇒律令制(りつりょうせい)
りょう‐せい【両生/両棲】
陸上と水中との両方にすむことができること。
りょう‐せい【両性】
1 雄性と雌性。男性と女性。「—花」 2 二つの異なった性質。「—化合物」
りょう‐せい【良性】
性質のよいこと。⇔悪性。
りょう‐せい【良政】
よい政治。善政。
りょう‐せい【寮生】
寄宿寮に住む学生・生徒。
りょうせい‐あい【両性愛】
同性と異性のどちらも性愛の対象とすること。また、そのような関係。バイセクシュアル。
りょうせい‐イオン【両性イオン】
両性電解質の分子内で陽子が移動し、正負の両電荷をもったイオン。イオン全体では中性であり、電気双極子としてふるまう。...
りょうせい‐か【両性花】
一つの花に雄しべと雌しべをもつ花。桜・アブラナなど被子植物に普通にみられる。両全花。雌雄同花。⇔単性花。
りょうせい‐かいめんかっせいざい【両性界面活性剤】
同一分子中に陽イオンと陰イオンの親水基をもつ界面活性剤の総称。親水基としてカルボキシル基、スルホ基、第4級アンモニ...
りょうせい‐かごうぶつ【両性化合物】
酸に対しては塩基、塩基に対しては酸として働く性質をもつ化合物。アミノ酸・たんぱく質など。