りん‐づけ【厘付け】
江戸時代、年貢取米高の決定に際し、石高に租率を乗じて算出する方法。厘割。→厘取り
りん‐てい【輪蹄】
車輪と馬蹄(ばてい)。転じて、車馬。
りん‐てん【輪転】
[名](スル) 1 輪が回ること。また、輪を描いて回ること。 2 《「りんでん」とも》「輪廻(りんね)」に同じ。「...
りんてん‐き【輪転機】
印刷機械の一。版を巻きつけた円筒と、これを圧しながら回転する円筒との間に、ふつう巻き取り印刷紙を通して連続的に印刷...
リンディ
タンザニア南東部、インド洋岸の都市。リンディ州の州都。ルクレディ川の河口に位置する。古くからアラブ人の交易拠点の一...
リンデマン‐とう【リンデマン島】
《Lindeman Island》オーストラリア、クイーンズランド州東岸、グレートバリアリーフの島。ウィットサンデ...
リンデンバウム
アオイ科の落葉高木。高さ約30メートル。葉は円形で先がとがり、互生。夏、淡黄色の小花を集散状につけ、芳香を放つ。ヨ...
リンデンホフ‐の‐おか【リンデンホフの丘】
《Lindenhof》スイス北部の都市チューリヒにある丘および公園。市街中心部に位置し、リマト川を望む。先史時代の...
リント
起毛加工したリンネルや綿布など。包帯・湿布などに用いる。リント布(ふ)。
りん‐とう【輪灯】
仏前に灯を献ずるための、天井からつるして油皿をのせる器具。
りん‐とう【輪塔】
「五輪塔」に同じ。「左に火焔の—あり」〈謡・老松〉
りん‐どう【林道】
林の中の道。特に、林産物を運ぶために山林中に通した道。
りん‐どう【倫道】
人の踏み行うべき道。人倫。
りん‐どう【竜胆】
1 リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、...
りんどう‐いろ【竜胆色】
竜胆1の花の色。薄い青紫色。
りん‐どく【淋毒/痳毒】
淋菌の毒。また、淋病。
りん‐どく【輪読】
[名](スル)数人が一つの本を順番に読んで解釈をし、問題点について論じ合ったりすること。「徒然草を—する」「—会」
リンドグレーン
[1907〜2002]スウェーデンの児童文学作家。ファンタジーや少年探偵ものなど幅広いジャンルの作品を手がけ、中で...
リンドス
ギリシャ東部、エーゲ海にあるロードス島の東部にある村。白い家々が並ぶ丘の上に、ドリス人によって築かれたアクロポリス...
リンドバーグ
[1902〜1974]米国の飛行家。1927年、ニューヨーク・パリ間の大西洋横断無着陸飛行に成功。また、31年には...
りん‐どり【厘取り/釐取り】
江戸時代の年貢徴収方法の一。石高に租率を掛けて算定する方法。関西で多く行われた。厘付け取り。→反取(たんど)り
ジョンソン
[1908〜1973]米国の政治家。第36代大統領。在任1963〜1969。民主党。1960年の党大会でケネディと...
りん‐ね【輪廻】
[名](スル)《「りんえ」の連声》 1 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶...
りんね【輪廻】
森田草平の自伝的長編小説。「女性」誌の大正12年(1923)10月号から大正14年(1925)12月号にかけて連載...
リンネ
[1707〜1778]スウェーデンの博物学者。雌雄蕊(ずい)に基づく植物の分類法を提唱。のち、動植物を属名と種名で...
リンネ‐しゅ【リンネ種】
《Linnean species》生物学で、古典的ないしオーソドックスな分類において基準とされる種。生物分類学の体...
リンネ‐そう【リンネ草】
スイカズラ科の小低木。針金状の茎が地をはい、やや円形の葉を対生。7月ごろ、高さ5〜10センチの花茎を伸ばし、淡紅色...
リンネ‐ていえん【リンネ庭園】
《Linnéträdgården》スウェーデン南東部の都市ウプサラにある同国最古の植物園。1655年に創設され、ウ...
りんね‐てんしょう【輪廻転生】
「輪廻1」に同じ。
リンネル
亜麻の繊維を用いた織物。強くて光沢がある。夏の衣料のほか、ハンカチーフ・テーブルクロスなどに使用。リネン。
りんのう‐じ【輪王寺】
栃木県日光市にある天台宗の門跡寺院。山号は、日光山。天平神護2年(766)勝道が開創。四本竜寺(のちの満願寺)と称...
りんのうじ‐の‐みや【輪王寺宮】
輪王寺の門跡であった法親王の称号。
りん‐ばかり【厘秤/釐秤】
⇒厘揉(りんだめ)
りん‐ばつ【輪伐】
[名](スル)森林を区切って、一区画ずつ順に伐採すること。
りん‐ばん【輪番】
1 大勢の人が順をきめて交替で事に当たること。まわりもち。まわり番。「—で夜警に当たる」「—制」 2 寺役を順番に...
りんばん‐ていでん【輪番停電】
計画停電のうち、事前に地域を区分して、順番に電力の供給を一時停止するもの。→計画停電
りん‐ぱ【琳派】
江戸時代の絵画の一流派。俵屋宗達・本阿弥光悦を祖として尾形光琳が大成し、酒井抱一などに受け継がれた。鮮麗な色彩や金...
リンパ
リンパ管の中にある透明な淡黄色の弱アルカリ性の液体。組織液が毛細リンパ管から入ったもので、成分は血漿(けっしょう)...
リンパ‐えき【リンパ液】
⇒リンパ
リンパ‐かん【リンパ管】
リンパが流れる管。毛細リンパ管が集合してから、しだいに合流して太くなり、胸管と右リンパ本幹の2本となって静脈に注ぐ...
リンパかん‐しゅ【リンパ管腫】
リンパ管が拡張・増殖してできた良性の腫瘍。多くは先天性で、小児の頸部や胸部などに好発する。
リンパ‐がきゅう【リンパ芽球】
リンパ球に分化する前段階の未熟な血液細胞。
リンパ‐きゅう【リンパ球】
白血球の一。骨髄で生成され、リンパ節・胸腺などで分化・成熟・増殖し、免疫を担当する。B細胞(Bリンパ球)・T細胞(...
リンパ‐けい【リンパ系】
リンパ管およびリンパ節・脾臓(ひぞう)・胸腺などの器官の総称。
リンパけい‐しじょうちゅうしょう【リンパ系糸状虫症】
⇒リンパ系フィラリア症
リンパけい‐フィラリアしょう【リンパ系フィラリア症】
リンパ系組織に寄生する糸状虫による感染症。熱帯および亜熱帯地域に見られる。蚊によって伝染し、リンパ浮腫・陰嚢水腫・...
リンパ‐せつ【リンパ節】
リンパ管の所々にある粟粒大や大豆大の小器官。網状に結束した構造をもち、リンパ球やマクロファージなどが充満しており、...
リンパせつ‐えん【リンパ節炎】
細菌などによるリンパ節の炎症。腫(は)れ・熱感・痛みなどがある。
リンパせつ‐しゅ【リンパ節腫】
リンパ節が異常にはれ、固くなっている症状。慢性のリンパ節炎や癌(がん)などでみられる。
リンパ‐せん【リンパ腺】
⇒リンパ節