いさ【伊佐】
鹿児島県北部にある市。米作、伝統産業の焼酎醸造が盛ん。金・銀を産出する鉱山があった。平成20年(2008)大口市、...
いさ
[副] 1 (あとに「知らず」の意の語句を伴って)さあどうだか。「人は—心も知らずふるさとは花ぞ昔の香に匂ひける」...
い‐さい【委細】
1 細かく詳しいこと。詳しい事情。詳細。「—は面談の上で」 2 (副詞的に用いて)細かいことまですべて。万事。「—...
い‐さい【異才】
人並みでないすぐれた才能。また、その持ち主。「音楽界の—」
い‐さい【異彩】
1 普通とは違ったいろどり。 2 きわだってすぐれたようす。「一種—のある過去を覗く様な素振を見せた」〈漱石・門〉
い‐さい【偉才】
すぐれた才能。また、その持ち主。「—を発揮する」
委細(いさい)構(かま)わず
事情がどうあろうとも、それにはかかわらず。遠慮なく。「—実行する」
い‐ざいそく【居催促】
《「いさいそく」とも》座りこんで催促すること。「方々から借金取が来て、新吉に新吉にと—でもされちゃア」〈円朝・真景...
異彩(いさい)を放(はな)・つ
1 普通とは違った色彩や光を出す。「渠(かれ)の眼色(めざし)は、顰(ひそ)める眉の下より—・てり」〈鏡花・義血侠...
いざ‐うれ
[感]《「うれ」は「おれ(己)」の音変化。近世は「いさうれ」とも》人に誘いかけるときに用いる語。さあ。いざ。いぞう...
いさお【勲/功】
りっぱに仕事をなしとげたこと。名誉ある功績。いさおし。「—を立てる」
いさおし【勲し/功し】
《形容詞「いさおし」の名詞化か》「いさお」に同じ。「—をたたえる」「此難事業に全然の—収め得たる画工が」〈漱石・草枕〉
いさお・し【勲し/功し】
[形シク] 1 勇ましい。雄々しい。「里坊(さとまち)の百姓(おほむたから)の清く正しく—・しき者を取りて充てよ」...
いさかい【諍い】
[名](スル)言い争い。言い合い。また、けんか。「—が起こる」「友人と—する」
諍(いさか)い果(は)ててのちぎり木(き)
「争(あらそ)い果ててのちぎり木」に同じ。
いさか・う【諍う】
[動ワ五(ハ四)]言い争う。また、けんかする。「隣家と境界線のことで—・う」
いさか・う【𠮟ふ】
[動ハ四]しかりつける。「客人(まらうど)の前には、犬をだにも—・ふまじとこそ文にも見えたれ」〈十訓抄・七〉
イサカ‐とう【イサカ島】
《Ithaca》⇒イタキ島
いさ‐がわ【率川】
奈良市を流れていた川。春日山に源を発し佐保川に注いだ。現在は地下を流れる。能登川。[歌枕]「はね蘰(かづら)今する...
いさがわ‐じんじゃ【率川神社】
奈良市本子守町にある神社。祭神は姫蹈韛五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)(中殿)・玉櫛姫命(左殿)・大己貴...
いさき【伊佐木/鶏魚】
《「いさぎ」とも》スズキ目イサキ科の海水魚。全長約40センチ。体はやや細長い楕円形で側扁する。体色は緑褐色を帯び、...
いさぎよ・い【潔い】
[形][文]いさぎよ・し[ク] 1 事物・風景などが清らかである。汚れがない。「—・い朝景色に飽かずに見恍(みと)...
潔(いさぎよ)しとし◦ない
自分が関わる事柄について、みずからの信念に照らして許すことができない。「人に頼ることを—◦ない」
い‐さく【違作】
農作物のできが予想より悪いこと。不作。凶作。
い‐さく【遺作】
死後に残された未発表の作品。
い‐さく【遺策】
1 はかりごとに手ぬかりがあること。手落ち。 2 前人の残したはかりごと。
イサク
旧約聖書「創世記」に登場するイスラエルの伝説的族長。神との契約によってアブラハムと妻サラとの間に生まれた。
アルベニス
[1860〜1909]スペインの作曲家・ピアニスト。19世紀から興ったスペイン音楽の民族主義運動の代表者。ピアノ組...
いさ‐くさ
1 いざこざ。もめごと。「今度はどうかこうか折り合いがついて、体(たい)した—もないようです」〈三重吉・小鳥の巣〉...
イサク‐せいどう【イサク聖堂】
《Isaakievskiy sobor/Исаакиевский собор》ロシア連邦北西部、レニングラード州の...
ディネーセン
カレン=ブリクセンの筆名。
イサクとリベカ
《原題、(オランダ)Isaäk en Rebekka》⇒ユダヤの花嫁
イサクパシャ‐きゅうでん【イサクパシャ宮殿】
《İshak Paşa Sarayı》トルコ東部の都市ドウバヤズットにある宮殿。市街中心部から東に約5キロメートル...
いさ‐ご【砂/沙/砂子】
《「石子」の意》石のごく細かいもの。すな。「浜の—は金銀の」〈謡・鶴亀〉
いさご‐せんべい【沙煎餅】
小麦粉に砂糖・卵・水を加えて練ったものを、鉄板上でけし粒を振りかけて焼き上げ、角形に切った干菓子。
砂(いさご)長(ちょう)じて巌(いわお)となる
小石は長い年月を経て大きな石になる。末長く栄えることや長生きすることを祝っていう言葉。さざれ石の巌となる。 [補説...
いさご‐むし【沙虫/石蚕】
トビケラ類の幼虫。小石や植物片などをつづって、みのむし状の巣を作り、水中にすむ。
いささ
[接頭]名詞に付いて、小さい、わずかな、ささやかな、などの意を表す。「—小川」
いささ‐おざさ【いささ小笹】
わずかばかりの笹。背の低い竹の意とする説もある。「後ろは山、前は野辺、—に風騒ぎ」〈平家・灌頂〉
いささ‐か【聊か/些か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度の少ないさま。ほんの少し。わずか。「—な蓄えはある」「—なりともお役に立ちた...
いささか‐も【聊かも/些かも】
[連語] 1 (あとに打消しの語を伴って)少しも。全く。「—似ていない」「—反省の色が見えない」 2 ちょっとでも...
いささ‐け・し【聊けし】
[形ク]わずかである。ほんの少しである。「日本(やまと)の諸(もろもろ)のいくさのきみども、—・き事によりて」〈雄略紀〉
いささけ‐わざ【聊け業】
わずかなこと。ちょっとしたこと。「なほしもえあらで、—せさす」〈土佐〉
いささ‐むらたけ【いささ群竹】
少しばかりの竹の茂みの意か。神聖な竹の茂みの意の「斎笹(いささ)」とする説もある。「わが屋戸の—吹く風の音のかそけ...
いささめ‐に
[副] 1 かりそめに。ちょっと。「—つけし思ひの煙こそ身をうき雲となりてはてけれ」〈篁物語〉 2 あからさまに。...
いさざ【魦】
1 ハゼ科の淡水魚。全長8センチくらい。琵琶湖特産で、主に秋、いさざ網とよぶ底引き網で漁獲し、鮨(すし)・飴煮(あ...
いさ・ちる
[動タ上一]泣き叫ぶ。わめく。「なにしかも汝(いまし)は事寄させし国を治(し)らずて、哭(な)き—・ちる」〈記・上〉
い‐さつ【縊殺】
[名](スル)首をしめて殺すこと。
いさとよ
《「いさ」は感動詞、「と」は格助詞、「よ」は間投助詞》ためらったり、すぐには返答できなかったりするときに発する語。...
ダンカン
[1878〜1927]米国の女流舞踊家。モダンダンスの先駆者といわれる。ギリシャ風の衣装を着け、素足で即興的に踊った。