いがらし‐しんさい【五十嵐信斎】
室町後期の蒔絵師(まきえし)。五十嵐派の祖。将軍足利義政(あしかがよしまさ)に仕え、その作品は東山御物と称される蒔...
いがらし‐ちから【五十嵐力】
[1874〜1947]国文学者。山形の生まれ。早大教授。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)の門下で、国文学の文芸学的研...
いがらし‐どうほ【五十嵐道甫】
[?〜1678]江戸前期の蒔絵師(まきえし)。信斎の孫。前田利常(まえだとしつね)の招きで金沢に行き、加賀蒔絵の基...
いがらし‐ゆみこ
[1950〜 ]漫画家。北海道の生まれ。本名、五十嵐優美子。優しいタッチの少女漫画家として活躍。愛らしい主人公が多...
いがらっ‐ぽ・い
[形]「えがらっぽい」に同じ。「タバコのすいすぎでのどが—・い」
イガルカ
ロシア連邦中部、クラスノヤルスク地方の都市。北極圏内にあり、エニセイ川下流域、イガルカ分流沿いに位置し、河港を有す...
い‐がん【依願】
本人からの願い出によること。「—退職」
い‐がん【胃癌】
胃に発生する悪性腫瘍(しゅよう)。初期には自覚症状がないが、進行するにつれ食欲不振や胃の不快感から、しだいに吐血・...
いき【域】
[音]イキ(ヰキ)(呉) [学習漢字]6年 1 区切れた一定の土地・場所。「域内/海域・境域・区域・空域・広域・神...
いき【閾】
[音]イキ(ヰキ)(呉) [訓]しきみ 内と外の境界。しきり。範囲。「閾下/識閾」 [補説]原義は、門の敷居。
いき【生き】
[名] 1 生きること。生きていること。「—死にをともにする」⇔死に。 2 (「活き」とも書く)魚肉などの新しさの...
いき【行き/往き】
⇒ゆき
いき【息】
1 口・鼻から空気を吸ったり吐いたりすること。また、吸う空気や吐く空気。「大きく—をする」「—が荒い」 2 二人以...
いき【粋】
[名・形動]《「意気」から転じた語》 1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること...
いき【壱岐】
旧国名の一。現在の長崎県壱岐全島にあたる。壱州(いっしゅう)。 長崎県北部、玄海灘にある島。面積約134平方キロメ...
いき【域】
物事の程度の、一定の段階。範囲。境地。「プロの—に達する」
いき【閾】
1 門の内と外をくぎる境目の木。また、境目。敷居。 2 心理学で、ある感覚や同種の刺激の相違を感知できるか否かの境...
い‐き【位記】
律令制で、位階を授けられる者に、その旨を書き記して与える文書。
い‐き【委棄】
[名](スル) 1 「遺棄(いき)1」に同じ。「田地の開墾が全く—せられて了(しま)ったのも」〈花袋・重右衛門の最...
い‐き【意企】
[名](スル)計画すること。たくらむこと。
い‐き【意気】
1 事をやりとげようとする積極的な気持ち。気概。いきごみ。「その—で頑張れ」「人生—に感ず」 2 気だて。気性。気...
い‐き【遺棄】
[名](スル) 1 捨てて顧みないこと。置き去りにすること。委棄。「死体を—する」 2 ㋐民法上、夫婦または養子縁...
い‐き【彝器】
古代中国、殷周時代の祭祀(さいし)用の青銅器。祖先の宗廟(そうびょう)に常に供えた、釣鐘・鼎(かなえ)など。
い‐き【依稀】
[ト・タル][文][形動タリ]明らかでないさま。ほのかなさま。かすかなさま。「—たる活気を帯ぶ」〈漱石・虞美人草〉
いき‐あい【息合ひ】
1 けんかや武術の試合などで、両者が相対したときの調子。「二人が—、はったはったと蹴(け)返せば」〈浄・宵庚申〉 ...
いきあい‐きょうだい【行き合ひ兄弟】
⇒ゆきあいきょうだい
意気(いき)相(あい)投(とう)・ず
互いに気持ちがよく合う。意気投合する。
いき‐あ・う【行(き)合う】
[動ワ五(ハ四)]⇒ゆきあう
いき‐あが・る【生(き)上がる】
[動ラ五(四)]息を吹き返す。生き返る。「早く息の根を留めんと今に—・って此の場の事を喋舌(しゃべ)るから」〈鉄腸...
いき‐あたり【行(き)当(た)り】
⇒ゆきあたり
いきあたり‐ばったり【行(き)当(た)りばったり】
[名・形動]⇒ゆきあたりばったり
いき‐あた・る【行(き)当(た)る】
[動ラ五(四)]⇒ゆきあたる
いき‐あわ・す【行(き)合(わ)す】
[動サ五(四)]⇒ゆきあわす
いき‐あわ・せる【行(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]いきあは・す[サ下二]⇒ゆきあわせる
いき‐いき【生き生き/活き活き】
[副](スル)活気があふれていて勢いのよいさま。また、生気があってみずみずしいさま。「—(と)した動き」「—(と)...
いき‐い・ず【生き出づ】
[動ダ下二] 1 生き返る。息を吹き返す。「七日ありて—・でたる例を」〈栄花・本の雫〉 2 正気に返る。元気を回復...
いき‐いそ・ぐ【生き急ぐ】
[動ガ五(四)]限りある命を急いで終えようとするかのように生きる。「—・ぐ無軌道な若者たち」
いき‐うお【生き魚/活き魚】
1 「いきざかな」に同じ。 2 「いけうお」に同じ。
いき‐うし【生き牛】
生きている牛。
生(い)き牛(うし)の目(め)を抉(くじ)・る
「生き馬の目を抜く」に同じ。
いき‐うつし【生(き)写し】
1 外見・態度が見分けがつかないほどよく似ていること。「父親に—だ」 2 生きた姿をそのまま写しとること。また、そ...
いき‐うま【生き馬】
生きている馬。
生(い)き馬(うま)の目(め)を抜(ぬ)・く
生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。生き馬の目を抉(くじ)る。生き牛の目を抉る...
いき‐うめ【生(き)埋め】
生きたまま埋めること。また、埋まること。「雪崩(なだれ)で—になる」
いき‐え【生き餌/活き餌】
動物の飼料や釣りえさに使う生きたままの虫や魚など。
いきおい【勢い】
[名] 1 他を圧倒する力。活気。気勢。「—を増す」「破竹の—」 2 社会を支配する力。権力。権勢。「武力を背景に...
いきおい‐こ・む【勢い込む】
[動マ五(四)]奮いたって何かをする。勇みたつ。「—・んで話す」
いきおい‐づ・く【勢い付く】
[動カ五(四)]勢いが加わり、盛んになる。「援軍の到着で味方は—・いた」
勢(いきお)いに乗(の)・る
なりゆきから生まれる機会をうまく利用する。「強豪を倒した—・って勝ち抜く」
勢(いきお)い猛(もう)
勢力の強いさま。裕福ではぶりのよいさま。「—に寄せて来る大波小波」〈蘆花・自然と人生〉