い‐しゃ【医者】
病人の診察・治療を職業とする人。医師。「町—」
い‐しゃ【倚藉】
[名](スル)よること。頼ること。
い‐しゃ【慰藉】
[名](スル)なぐさめいたわること。「宗助の淋しみは…何うか斯うか—されるのである」〈漱石・門〉
いしゃ‐いらず【医者要らず】
薬効のある植物の別名。アロエなど。
イシャウッド
[1904〜1986]英国の小説家。1929年から4年間オーデンとともにドイツに滞在、のちロンドンに戻る。ナチス台...
いしゃ‐だおし【医者倒し】
《医者を廃業させるほどの特効があるというところから》センブリの別名。
いしゃな‐てん【伊舎那天】
《(梵)Īśānaの音写。支配者の意》十二天の一。欲界の第六天にすむ天神。のちにはシバ神と同一とされる。いさなてん。
医者(いしゃ)の不養生(ふようじょう)
人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。
いしゃ‐ぼうず【医者坊主】
《多く、髪をそっていたところから》江戸時代の医者の称。「是は端手(はで)なる—と見えて女なり」〈浮・栄花一代男〉
いしゃ‐ぼん【医者坊】
《「いしゃぼうず(医者坊主)」の音変化》 1 坊主頭の医者。「女中の酒の座には、頭巾かぶりし—あり」〈鶉衣・隅田川...
いしゃ‐りょう【慰謝料/慰藉料】
生命・身体・自由・名誉・貞操などが不法に侵害された場合の、精神的損害に対する損害賠償金。
いし‐や【石屋】
1 石を切り出したり細工したりする職人。石工(いしく)。石切り。石大工。 2 石材の売買を職業とする人。
いし‐やき【石焼(き)】
1 石質に焼成された焼き物。硬く焼かれ、素地(きじ)に吸水性のない磁器・炻器(せっき)をいう。土焼きに対する語。 ...
いしやき‐いも【石焼(き)芋】
焼けた小石の中で焼いたサツマイモ。《季 冬》
いしやき‐どうふ【石焼(き)豆腐】
《もと、加熱した石で豆腐を焼いたところから》 1 鉄鍋(てつなべ)に油を塗って焼いた豆腐。 2 焼き豆腐を出し汁で...
いしやくし【石薬師】
三重県鈴鹿市の地名。もと東海道五十三次の宿駅。石仏の薬師如来をまつる石薬師寺がある。
いし‐やま【石山】
1 岩石の多い山。 2 石材を切り出す山。
いしやま【石山】
滋賀県大津市の地名。近江八景「石山の秋月」の地。石山寺があり、地名は境内の珪灰(けいかい)石の巨岩に由来。[歌枕]...
いしやま‐ぎれ【石山切】
古筆切(こひつぎれ)の一。昭和4年(1929)西本願寺本三十六人集中の「貫之集下」と「伊勢集」の両帖が分割され、そ...
いしやま‐でら【石山寺】
大津市石山町にある真言宗御室派の別格本山。山号は石光山。開創は天平勝宝元年(749)と伝え、開基は聖武天皇、開山は...
いしやまでらえんぎ【石山寺縁起】
鎌倉後期から江戸中期にかけて作られた全7巻33段の絵巻物。石山寺創建の縁起と、本尊の観音菩薩の霊験譚(れいげんたん...
いしやま‐ほんがんじ【石山本願寺】
現在の大阪城本丸の場所にあった浄土真宗の本山。現在は廃寺。明応5年(1496)蓮如が建立したのに始まり、天文元年(...
いしやま‐もうで【石山詣で】
石山寺に参詣(さんけい)すること。特に、陰暦10月甲子(きのえね)の日に参詣すること。
いし‐やり【石槍】
⇒せきそう(石槍)
い‐しゅ【異種】
違った種類。
い‐しゅ【異趣】
普通と異なったおもむき。風変わり。「其の山河の—、奇観」〈独歩・入郷記〉
い‐しゅ【意趣】
1 恨みを含むこと。また、人を恨む気持ち。遺恨(いこん)。「—を晴らす」 2 心の向かうところ。意向。「格調高雅、...
い‐しゅ【遺珠】
《「荘子」天地から》 1 拾われないままで残っている玉。 2 世間から忘れられている人物。また、人に知られていない...
い‐しゅ【縊首】
[名](スル)「縊死(いし)」に同じ。
いしゅ‐いしょく【異種移植】
種が異なる生物間で組織の一部を移植すること。脊椎(せきつい)動物では移植免疫により拒絶反応が起こる。
い‐しゅう【伊州】
伊賀(いが)国の異称。
い‐しゅう【壱州】
壱岐(いき)国の異称。
い‐しゅう【異宗】
異なった宗教、また宗派。他宗。
い‐しゅう【異臭】
変なにおい。いやなにおい。「—が鼻をつく」
い‐しゅう【異執】
仏語。正しい論理からはずれた見解を立てて、これに執着すること。
い‐しゅう【意執】
あることを心に固く信じて、それから離れられないこと。「—我執を存ぜんこと三途(さんづ)の苦悩のがれ難し」〈盛衰記・一九〉
い‐しゅう【蝟集】
[名](スル)《「蝟」はハリネズミの意》ハリネズミの毛のように、一時に1か所に、多くのものが寄り集まること。「四方...
い‐しゅう【遺習】
現在まで残されている、昔の風俗・習慣。遺風。「創業時の—」
いしゅ‐うち【意趣討ち】
恨みを晴らすために、その相手を討ち取ること。意趣斬り。「—か時の口論か」〈浄・川中島〉
いしゅかくとうぎ‐せん【異種格闘技戦】
異なる格闘技の選手同士による対戦のこと。ボクサー対プロレスラーなど。
いしゅかん‐ざっしゅ【異種間雑種】
⇒種間雑種
いしゅ‐がえし【意趣返し】
[名](スル)恨みを返すこと。しかえし。復讐(ふくしゅう)。「明日学校で—されると云う恐れがあるので」〈谷崎・少年〉
いしゅ‐ぎり【意趣斬り】
恨みによって人を斬ること。いしぎり。「脳を打ち砕き、とどめを刺してござるが、—か」〈伎・幼稚子敵討〉
い‐しゅく【畏縮】
[名](スル)おそれかしこまって小さくなること。「権威の前に—する」
い‐しゅく【萎縮】
[名](スル) 1 しぼんでちぢむこと。また、元気がなくなること。「寒くて手足が—する」「聴衆を前にして—してしま...
いしゅく‐じん【萎縮腎】
腎臓が萎縮し硬化した状態。腎機能が低下して尿量が増え、さらに進むと腎不全となる。腎硬化症。
いしゅく‐びょう【萎縮病】
植物の葉や茎が小さくなって、弱ったり枯死したりする病害。ウイルスにより、稲・麦・ダイコン・大豆などに発生。
イシュケル‐こくりつこうえん【イシュケル国立公園】
《Parc national de l'Ichkeul》チュニジア北部の国立公園。地中海沿いの汽水湖であるイシュケ...
イシュケル‐こ【イシュケル湖】
《Lac Ichkeul》チュニジア北部、地中海沿いの汽水湖。首都チュニスの北西約70キロメートルに位置する。周辺...
いしゅ‐げんし【異種原子】
通常の原子と異なり、陽子・中性子・電子以外の素粒子を含む原子。水素原子の陽子を陽電子に置き換えたポジトロニウム、正...