か‐かい【河海】
河と海。
か‐かい【嘉会】
めでたく喜ばしい集まり。
か‐かい【歌会】
人々が集まって和歌を詠み、互いに発表する会。うたかい。
かかいしょう【河海抄】
南北朝時代の源氏物語の注釈書。20巻。四辻善成(よつつじよしなり)著。貞治6年(1367)ごろ成立。語句の解釈を重...
かかい‐じゅ【火界呪】
密教で、不動明王の火生(かしょう)三昧を修する際、印(いん)を結び、その印から大火炎が無限に流れ出るのを観想しなが...
河海(かかい)は細流(さいりゅう)を択(えら)ばず
《「史記」李斯(りし)伝から》大人物は度量が広く、よく人をいれることのたとえ。河海は細流を厭(いと)わず。
かか・う【抱ふ】
[動ハ下二]「かかえる」の文語形。
かかえ【抱え】
1 だきかかえること。多く接尾語的に用いて、人が両腕でかかえるほどの大きさ、太さを表す。「二(ふた)—もある大木」...
かかえ‐おうぎ【抱え扇】
能の型の一。右手に開いた扇を持って左の二の腕に当て、斜め右上を見上げるもの。月を見たり、遠方をながめたりすることを...
かかえ‐おび【抱え帯】
1 和装で、着物の裾をたくしあげた時に用いた帯で、現在では花嫁の帯の下部にそえて締める、幅の狭いくけ縫いにした帯。...
かかえ‐ぐるま【抱え車】
常雇いの車夫に引かせる自家用の人力車。
かかえ‐こ・む【抱え込む】
[動マ五(四)] 1 物をだきかかえるようにして両腕の中に入れる。「大きな荷物を—・む」 2 他人にふれさせないよ...
かかえ‐ち【抱え地】
1 江戸時代、所有地のこと。特に、放置したまま所有する土地。 2 江戸時代、武士・町人などが農民から買い取って所持...
かかえ‐でんじ【抱え田地】
江戸時代、農民が他村で所有した田地。
かかえ‐ぬし【抱え主】
使用人を雇っている人。特に芸者・娼妓(しょうぎ)・茶屋女などの雇い主。抱え親。
かかえ‐もの【抱え者】
江戸時代、幕府または諸大名に、その者一代に限って召し抱えられた者。
かかえ‐やしき【抱え屋敷】
江戸時代、囲い・家屋を設けた屋敷地のこと。正規の武家屋敷・町屋敷と区別される別宅をいう。
かか・える【抱える】
[動ア下一][文]かか・ふ[ハ下二] 1 物を囲むように腕を回して持つ。胸にだくようにして持つ。「ひざを—・えて座...
カカオ
アオイ科の常緑小高木。葉は楕円形。白色の5弁花が、幹や太い枝に直接ついて咲く。実は大きく、長楕円形で、赤・黄色など...
カカオ‐し【カカオ脂】
カカオの種子からとれる脂肪。黄色の固体で、ステアリン酸などが主成分。菓子・薬・化粧石鹸などに使用。カカオバター。コ...
カカオ‐たんぱくしつ【カカオ蛋白質】
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するたんぱく質。難消化性で大腸において、いわゆる善玉菌の栄養となり、腸内細...
カカオトーク
スマートホン向けのメッセンジャーアプリ。韓国のカカオコーポレーションが開発。リアルタイムのテキストの送受信のほか、...
カカオ‐バター
⇒カカオ脂
カカオ‐プロテイン
⇒カカオたんぱく質
カカオ‐ポリフェノール
チョコレートなどの原料となるカカオに由来するポリフェノール。抗酸化作用があるとされる。
カカオ‐マス
発酵させたカカオ豆を焙煎(ばいせん)して種皮を取り除き、細かくすりつぶしたもの。これに砂糖や粉乳などを加えて練り固...
カカオ‐まめ【カカオ豆】
カカオの種子を発酵させたもの。特有の香りをもつ。これを焙煎(ばいせん)して細かくすりつぶしたものをカカオマスという。
か‐かく【花客】
1 花を見る人。花見の客。 2 (「華客」とも書く)ひいきの客。得意客。とくい。
か‐かく【価格】
商品の価値を貨幣で表したもの。値段。
か‐かく【家格】
家の格式。家柄。「—を重んじる」
か‐かく【貨客】
⇒かきゃく(貨客)
か‐かく【過客】
行き来する人。行き過ぎる人。旅人。「月日は百代(はくたい)の—にして、行きかふ年もまた旅人なり」〈奥の細道〉
か‐かく【歌格】
1 和歌の規則、決まり。 2 和歌の風格。歌の姿・形。
か‐かく【蝸角】
1 カタツムリの触角。 2 きわめて狭小な世界。
か‐かく【下角】
1 左右の大脳半球にある側脳室のうち、側頭葉の内側にある部分。側脳室下角。 2 肩甲骨の下部のとがった部分。肩甲骨...
かかく‐かくめい【価格革命】
16世紀半ば以降、ヨーロッパで起こった著しい物価の騰貴現象。アメリカ大陸のスペイン領から大量の銀が流入し、銀の貨幣...
かかく‐カルテル【価格カルテル】
同一または類似業種の各企業が、価格の維持・引き上げについて結ぶカルテル。
かかく‐きょうそう【価格競争】
商品やサービスの市場における競争のうち、価格の安さを競うもの。多く、性能や品質などの差が競争者間で小さい場合に起こ...
かかく‐けいき【価格景気】
販売量の増大によらず、価格が上昇することによって企業収益が増加し、好況になる状態。→数量景気
かかく‐こうか【価格効果】
価格の上昇・下落が経済に及ぼす影響、効果。
かかくさ‐ほきゅうきん【価格差補給金】
重要物資の消費者価格が、生産者価格より低く決定された場合、その差額を国家が負担して支出する、生産者保護のための国庫...
か‐かくせい【過覚醒】
強いストレスを受けたときに生体防御反応として起こる緊張状態が、ストレスが解除された後も持続する状態。睡眠障害(入眠...
かかく‐たい【価格帯】
ある程度の幅をもった価格の範囲。プライスゾーン。「高—商品」
かかく‐てんか【価格転嫁】
原材料費の上昇分や消費税の増税分などを製品やサービスの価格に反映させること。
蝸角(かかく)の争(あらそ)い
「蝸牛(かぎゅう)角上(かくじょう)の争い」に同じ。
かかく‐はかい【価格破壊】
ディスカウントショップの躍進、安い輸入品の増大などによって、それまでのメーカー主導型の価格体系が崩れ、消費財の価格...
かかくへんどう‐じゅんびきん【価格変動準備金】
保険会社が、保有資産の価格変動による損失に備えるため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている準備金。国内...
かか・ぐ【掲ぐ】
[動ガ下二]「かかげる」の文語形。
かかぐ・る
[動ラ四] 1 手さぐりで探し求める。たどる。「いとまだ夜深く暗かりければ、—・り出でむと思へども」〈大和・附二二...
かかげ‐の‐はこ【掻上の笥】
《「かかげ」は「かきあげ」の音変化》髪結いの道具類を入れる小箱。かきあげのはこ。「古めきたる鏡台の、唐櫛笥(からく...