さんだ【三田】
兵庫県南東部の市。江戸時代は九鬼氏の城下町。三田米・三田牛・マツタケの産地。北摂ニュータウンがある。人口11.4万...
さん‐だい【三大】
仏語。体大・相大・用大(ゆうだい)の称。人間の心の本体・すがた(相)・作用が、本来は広大無辺であることをいう。大乗...
さん‐だい【三代】
1 親・子・孫の三つの世代。三世。「藤原—の栄華」 2 はじめから3番目の世継ぎ。3代目。第3代。「徳川—将軍家...
さん‐だい【三諦】
《「さんたい」とも》仏語。天台宗で、実相の真理を明かすものとして考えられた空・仮(け)・中の三つの真理。すべての存...
さん‐だい【参内】
[名](スル) 1 宮中に参上すること。参朝。 2 「参内傘」の略。
さん‐だい【散大】
[名](スル)瞳孔が開くこと。
さん‐だいえ【三大会】
⇒三会(さんえ)3・4
さんだい‐えいようそ【三大栄養素】
栄養素のうち、動物の体をつくるもととなったりエネルギー源となったりする、たんぱく質・糖質・脂質のこと。
さんだい‐がさ【参内傘】
公卿などが参内のとき従者に持たせた長柄の妻折傘(つまおりがさ)。白麻の袋に納めて持参させ、降雨のときに背後から差し...
さんだい‐きゃくしき【三代格式】
平安前期、嵯峨・清和・醍醐の3天皇の時代に定められた、弘仁格式・貞観格式・延喜格式のこと。→格式
さん‐だいきょう【三大橋】
三つの大きな橋。特に、平安時代、山城の山崎橋・宇治橋、近江(おうみ)の勢多橋。山崎橋がなくなってからは淀橋を加えていう。
さん‐だいし【三大師】
関東・東北地方で、陰暦11月に行われる三度の大師講のこと。4日・14日・24日に行われる。
さんだい‐しゅう【三代集】
平安時代の勅撰和歌集である古今集・後撰集・拾遺集のこと。古くは、万葉集・古今集・後撰集の3集をいった。
さん‐だいじ【三大寺】
古代、朝廷の尊崇を受けた三つの寺。大安寺(大官大寺)・元興寺(飛鳥寺)・弘福寺(ぐふくじ)(川原寺)。のち薬師寺を...
さんだいじけん‐けんぱくうんどう【三大事件建白運動】
明治20年(1887)、自由民権論者による政治運動。外交の回復、地租の軽減、言論の自由の三つを要求して元老院に建白...
さんだいじつろく【三代実録】
平安時代の歴史書。六国史(りっこくし)の第六。50巻。宇多天皇の勅命で、藤原時平・大蔵善行らが撰。延喜元年(901...
さん‐だいじんけ【三大臣家】
江戸時代、大臣にまで昇進できる家柄の三家。中院(なかのいん)家・正親町三条(おおぎまちさんじょう)家・三条西(さん...
さん‐だいせつ【三大節】
旧制で、三つの祝祭日。四方拝・紀元節・天長節。のち、これに明治節を加えて四大節(しだいせつ)ともいう。
さんだい‐そうおん【三代相恩】
祖父以来3代にわたって主君に仕えて恩を受けること。三代重恩。「大恩ある—の御主人」〈伎・幼稚子敵討〉
さんだい‐そくぜ【三諦即是】
仏語。空・仮(け)・中の三諦は本来一体のものであるということ。三諦円融。
さんだい‐でん【参内殿】
京都御所内に設けられた殿舎。常御殿の西、御車寄せの内にあり、皇族・大臣などが参内する際にここから入った。
さんだい‐とし【三大都市】
人口が多く、経済や産業などの中心地となる三つの都市。日本では東京・大阪・名古屋のこと。→六大都市
さん‐だいはつめい【三大発明】
15〜16世紀、ヨーロッパに大きな社会的変革をもたらした三つの発明。火薬・羅針盤・活版印刷術をさすが、実際にはいず...
さんだい‐ばなし【三題噺/三題咄】
客に三つの題を出させて、その場で一席の落語にするもの。文化元年(1804)に初世三笑亭可楽が創始。
さんだいばなしととやのちゃわん【三題噺魚屋茶碗】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。河竹黙阿弥作。明治15年(1882)東京春木座初演。「斗々屋(ととや)の茶碗、身投げ、時...
さん‐だいひほう【三大秘法】
日蓮宗で、本門の本尊、本門の題目、本門の戒壇の三つをいう。本尊とは法華経で明らかにされた久遠(くおん)の釈迦牟尼仏...
さんだい‐ひりょう【三大肥料】
窒素肥料・燐酸肥料・カリ肥料の三つ。
さん‐だいぶ【三大部】
教義のよりどころとされる三つの大部な経典。 1 天台宗で、智顗(ちぎ)著の法華玄義・法華文句・摩訶止観(まかしかん...
さん‐だいぶつ【三大仏】
奈良の東大寺、河内の太平寺、近江(おうみ)の関寺の大仏。後世は奈良の東大寺、鎌倉の高徳院、京都の方広寺の大仏をいう。
さん‐だいもん【三大門】
平安京外郭にあった羅城門・朱雀門(すざくもん)・応天門の称。
さん‐だいもんだい【三大問題】
ギリシャ幾何学が提出した三つの作図問題。与えられた角の三等分、与えられた立方体の2倍の立方体の作図(立方倍積問題)...
さんだいやくもの【三大役物】
葛飾北斎の代表作「富嶽三十六景」のうち、特に優れた作品とされる「神奈川沖浪裏」「凱風快晴(赤富士)」「山下白雨(黒...
さんだい‐りゅうせいぐん【三大流星群】
毎年多くの流星が安定して出現する、三つの流星群。四分儀座流星群・ペルセウス座流星群・双子座流星群のこと。
サンダカン
マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の港湾都市。スールー海に臨む。英国領北ボルネオの首都が置かれ、日本占領時代に連...
サンダカンはちばんしょうかんぼうきょう【サンダカン八番娼館・望郷】
熊井啓監督による映画の題名。昭和49年(1974)公開。原作は山崎朋子のノンフィクション「サンダカン八番娼館—底辺...
サンダカン‐きねんこうえん【サンダカン記念公園】
《Sandakan Memorial Park》マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の港湾都市サンダカンにある戦争...
サンダガ‐いちば【サンダガ市場】
《Marché Sandaga》セネガルの首都ダカールの市街中心部にある市場。日用品、電化製品、衣料品などを売る店...
サンダクプー
インド東部、西ベンガル州にある高峰。ダージリンの北西約30キロメートル、シンガリラ国立公園の西端に位置する。標高3...
さんだ‐し【三田市】
⇒三田
さん‐だつ【簒奪】
[名](スル)帝王の位、政治の実権などを奪い取ること。「王位を—する」
さん‐ダブリュー
ゴルフで、クラブの3番ウッド。スプーンのこと。
サンダミアーノ‐しゅうどういん【サンダミアーノ修道院】
《Convento di San Damiano》イタリア中部、ウンブリア州の都市アッシジにある修道院。後にフラン...
サンダムニ‐パゴダ
ミャンマー中部の都市マンダレーにある仏塔。マンダレーヒルの麓、クドードーパゴダの西側に隣接する。マンダレーにコンバ...
サンダムニ‐パヤー
⇒サンダムニパゴダ
さんだ‐やき【三田焼】
兵庫県三田市付近から産した陶器。寛政年間(1789〜1801)内田忠兵衛が創始。京都から名工を招き、優れた作品が焼...
さんだゆう【三太夫】
もと、華族や金持ちの家で、家事や会計をまかされていた家令・執事などの俗称。「頑固で、気の強い、年寄りの—がいた」〈...
さんだら‐ぼうし【桟俵法師】
「桟俵(さんだわら)」に同じ。
さんだら‐ぼっち【桟俵法師】
「桟俵(さんだわら)」に同じ。
サンダル
1 足をおおい包まず、甲の部分にかけひもなどをつけた婦人靴。 2 足の甲の部分に幅広のバンドをつけた履物。 3 古...
サンダルウッド
熱帯アジアに自生または栽培されるビャクダン科の常緑の半寄生木本植物。特にその芯材(しんざい)をさすことが多い。芯材...