せい‐だい【正大】
[形動][文][ナリ]態度や言動などが正しく、堂々としているさま。「—にして且つ公明なるべし」〈織田訳・花柳春話〉
せい‐だく【清濁】
1 澄んでいることと濁っていること。 2 善と悪。善人と悪人。また、賢者と愚者。 3 清音と濁音。 4 清酒と濁酒...
清濁(せいだく)併(あわ)せ呑(の)む
心が広く、善でも悪でも分け隔てなく受け入れる。度量の大きいことのたとえ。
せい‐だ・す【精出す】
[動サ五(四)]一生懸命に働く。熱心に励む。「家業に—・す」
せいダニエル‐びょう【聖ダニエル廟】
《Ārāmgāh-e Dāniyāl Nabī》イラン南西部の都市シューシュにある、旧約聖書に登場する預言者ダニエ...
せい‐だん【政談】
1 そのときの政治・政局についての議論や演説。「—演説会」 2 政治や裁判などを題材にした講談。「大岡—」 [補説...
せいだん【政談】
江戸中期の政治論。4巻。荻生徂徠(おぎゅうそらい)著。享保年間(1716〜1736)成立。幕政の危機について幕府要...
せい‐だん【星団】
恒星が天球の一小部分に密集しているもの。散開星団と球状星団とがある。
せい‐だん【清談】
1 中国の魏晋時代に知識人の間に流行した老荘風の高踏的な哲学議論をいう。晋代の「竹林の七賢」の清談は特に有名。 2...
せい‐だん【聖断】
天子が下す判断や決定。聖裁。
せい‐だん【聖壇】
神聖な壇。神を祭る壇。
せい‐だんそう【正断層】
上盤(うわばん)が下盤(したばん)に対して相対的にずり落ちた断層。⇔逆断層。
せいだんそう‐がた【正断層型】
地震の種類の一。地殻を水平方向に引っ張る力が働き、断層がずれることによって起こる。乗り上げられている側の岩盤(下盤...
せい‐だん‐れん【生団連】
「国民生活産業・消費者団体連合会」の略称。
せい‐ち【生地】
1 その人が生まれた土地。出生地。「母の—を訪ねる」 2 知らない土地。 3 生きて帰ることのできる土地。
せい‐ち【生知】
生まれながらにして知ること。学ばないでも事の道理に通ずること。
せい‐ち【棲遅/栖遅】
[名](スル)ゆっくりと心静かに住むこと。世俗を離れて田園に住むこと。また、そのような人の家。「以前から別荘にして...
せい‐ち【聖地】
1 神・仏・聖人や宗教の発祥などに関係が深く、神聖視されている土地。「—エルサレム」 2 特定の分野において重要な...
せい‐ち【精緻】
[名・形動]極めて詳しく細かいこと。たいへん綿密なこと。また、そのさま。「—を極めた細工」「—な観察」
せい‐ち【整地】
[名](スル) 1 建築のため、土地をならし地固めをすること。地ならし。「—して家を建てる」 2 作物の種まきや植...
せいち‐あんこう【生知安行】
《「礼記」中庸から》生まれながらに物事の道理に通じ、安んじてこれを実行すること。
セイチェント
芸術史上で、1600年代の時代概念。→チンクエチェント
せい‐ちく【成竹】
《蘇軾「篔簹谷偃竹記」から。竹の絵を描くとき、胸中にその構図を描いたのち始める意から》前もって立てている計画。十分...
せいち‐しゅぎ【生地主義】
⇒出生地主義(しゅっしょうちしゅぎ)
せいち‐じゅんぱい【聖地巡拝】
宗教的な目的から各地の聖地・霊場を参拝して回ること。→巡礼
せいち‐じゅんれい【聖地巡礼】
1 宗教上の聖地・霊場などを参拝して回ること。聖地巡拝。→巡礼 2 俗に、熱心なファンが、アニメ・漫画などの舞台と...
せい‐ちつ【青帙】
厚紙などに青布を張って作る書物のおおい。転じて、書物。「黄巻—の間に起臥して」〈漱石・趣味の遺伝〉
せい‐ちゃ【製茶】
茶の葉を加工・精製して、飲料用にすること。また、その茶。茶つくり。《季 春》「—場の茶の葉ふぶきて窓に見ゆ/爽雨」
せい‐ちゃく【世嫡】
⇒せいてき(世嫡)
せい‐ちゃく【正着】
囲碁で、その場面での正しい石の打ち方。本手(ほんて)。
せい‐ちゃく【正嫡】
⇒せいてき(正嫡)
せい‐ちゃく【生着】
[名](スル)移植した細胞や組織、臓器が正常に機能している状態。
せい‐ちゅう【正中】
[名](スル) 1 物のまん中。中心。 2 かたよっていないこと。また、正しくて理想的なこと。「廉恥、公平、—、勇...
せい‐ちゅう【成虫】
昆虫などの幼虫が成長して最後の段階になり、生殖器官の完全な機能をもつもの。
せい‐ちゅう【掣肘】
[名](スル)《「呂氏春秋」審応覧・具備にある、宓子賤が二吏に字を書かせ、その肘(ひじ)を掣(ひ)いて妨げたという...
せい‐ちゅう【誠忠】
[名・形動]真心のこもった忠義。忠義ひとすじであること。また、そのさま。「武勇にして且つ—なり」〈吉岡徳明・開化本論〉
せい‐ちゅう【精虫】
「精子(せいし)」に同じ。
せいちゅう‐しんけい【正中神経】
腕神経叢から出て、上腕・肘・前腕の内側を経て手根管を通り、掌(てのひら)に達する神経。前腕の回内、手指や手首の屈曲...
せいちゅう‐せん【正中線】
左右対称形の生物体で、前面・背面の中央を頭から縦にまっすぐ通る線。
せいちゅう‐めん【正中面】
生物体で、左右相称の場合の相称面。頭尾軸・背腹軸の明らかな動物では両軸を含む面。
せい‐ちょう【正丁】
⇒せいてい(正丁)
せい‐ちょう【正庁】
正面の大広間。表座敷。
せい‐ちょう【正調】
正しい調子。特に、民謡などで伝統的に受け継がれてきた歌い方。「—博多節」
せい‐ちょう【生長】
[名](スル)《古くは「せいぢょう」とも》 1 草木が生い育つこと。「苗木が—する」 2 人や動物が生まれ育つこと...
せい‐ちょう【成長】
[名](スル) 1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。「子供が—する」「ひなが—する」「経験が人...
せい‐ちょう【成鳥】
成長して生殖が可能になった鳥。
せい‐ちょう【声調】
1 話したり歌ったりするときの声の調子。 2 詩歌などの調子。 3 中国語の四声のように、音節の中での高低・昇降の...
せい‐ちょう【征鳥】
1 タカ・ワシなどの猛禽類。 2 渡り鳥。
せい‐ちょう【性徴】
動物の雌雄を判別する基準となる形態上の特徴。ふつう、生殖腺および生殖器官の差異を第一次性徴、それ以外の体の大小、鶏...
せい‐ちょう【青鳥】
1 青い鳥。 2 《前漢の東方朔(とうぼうさく)が3本足の青鳥の来たのを見て、西王母(せいおうぼ)の使いだといった...