はしご‐がた【梯子形】
台形のこと。梯形(ていけい)。
梯子(はしご)が外(はず)される
はしごをはずされて高い所に置きざりにされる。転じて、先に立って事に当たっていたのに、仲間が手を引いたために孤立する。
はし‐ごく【走ごく】
《「はしりごくら」の音変化》急いで駆けること。また、駆けくらべをすること。かけっこ。競走。「祖父様(ぢさま)何ぢゃ...
はしご‐ざけ【梯子酒】
次から次へと場所を変えて酒を飲み歩くこと。はしごのみ。
はしご‐しゃ【梯子車】
折り畳み式のはしごを備えた消防自動車。高層建築物の消火・避難者救助に出動する。
はしご‐じゅしん【梯子受診】
一つの病気を治療するために、複数の医療機関を次々に受診すること。紹介状による転院やセカンドオピニオンとは異なり、患...
はしご‐だか【梯子高】
「高」の異体字である「髙」のこと。「高」と区別するときの呼び方。→くちだか
はしご‐だん【梯子段】
段ばしごの階段。また、階段のこと。
はしご‐のり【梯子乗り】
まっすぐに立てたはしごの上で曲芸をすること。また、その人。消防の出初め式などに行われている。《季 新年》
梯子(はしご)を外(はず)される
「梯子が外される」に同じ。
ハシシ
⇒ハシッシュ
はし‐じょろう【端女郎】
江戸初期、階級が最下級の遊女。見世女郎。局(つぼね)女郎。「—は鹿恋(かこひ)より下、見世女郎と言ふなり」〈浮・御...
はし‐すずみ【橋涼み】
橋の上に出て涼むこと。《季 夏》「千人が手を欄干や—/其角」
はし‐せん【橋銭】
橋を渡る通行料金。橋賃。
はし‐そろえ【箸揃え】
⇒食い初(ぞ)め
はし‐ぞめ【箸初め】
⇒食い初(ぞ)め
はした【端】
[名・形動] 1 計算の結果、ちょうどきりのよい数量を基準にしたときに現れる過不足の数量。「—が出る」「—を切り捨...
はした‐いろ【端色】
1 織り色の名。縦糸・横糸ともに薄紫色のもの。 2 襲(かさね)の色目の名。表・裏ともに薄紫色のもの。
はし‐たか【鷂】
ハイタカの別名。《季 冬》
はしたか‐の【鷂の】
[枕]ハシタカの羽や尾、また、鈴をつけ鳥屋(とや)に飼う意から、「端山(はやま)」「尾上(をのへ)」「すず」「外山...
はした‐がね【端金】
ある額に達しない半端な金銭。ごくわずかな金銭。はしたぜに。「こんな—では役立たない」
はした‐ぜに【端銭】
「はしたがね」に同じ。「それ買へとて、腰に付けたる—を投ぐれば」〈浮・一代男・五〉
はし‐たて【箸立て】
1 箸を立てておく器。 2 ⇒食い初(ぞ)め
はし‐だて【梯立て】
《古くは「はしたて」とも》はしごを立てること。また、その形をしていること。「神の神庫(ほくら)も—のままに」〈垂仁紀〉
はしたて‐でんせつ【箸立て伝説】
高僧や貴人が弁当に使った箸を地に立てると、それが根づいて大木になり、神木となったという伝説。弘法大師のほか、西行や...
はした‐な・い
[形][文]はしたな・し[ク] 1 慎みがなく、礼儀にはずれたり品格に欠けたりして見苦しい。みっともない。「—・い...
はした‐な・む
[動マ下二] 1 きまりの悪い思いをさせる。「心を合はせて、—・め煩はせ給ふ時も多かり」〈源・桐壺〉 2 きびしく...
はした‐め【端女】
召使いの女。はした者。
はした‐もの【端物】
数のそろっていないもの。また、中途半端なもの。はんぱもの。
はした‐もの【端者】
1 「端女(はしため)」に同じ。「—、女房の局の人など、をかしく仕立てつつ」〈栄花・根合〉 2 「端女郎(はしじょ...
はした‐わらわ【端童】
子供の召し使い。「このあこ君といふ—しておこせたり」〈落窪・一〉
はし‐だい【箸台】
「箸置き」に同じ。
はしだ‐くにひこ【橋田邦彦】
[1882〜1945]生理学者・教育行政家。鳥取の生まれ。東大教授。生物電気を研究。近衛・東条両内閣の文相を歴任し...
はしだて‐の【梯立ての】
[枕]床の高い倉にはしごをかける意から、「くら」「嶮(さが)し」、また「くら」の音変化「くま」にかかる。「—倉梯山...
はし‐ぢか【端近】
[名・形動] 1 家の中で出入り口に近いこと。また、そのさまや、そのような場所。あがりばな。「—な席」「—に座る」...
はし‐ぢか・い【端近い】
[形][文]はしぢか・し[ク]家の中で出入り口に近い場所である。「部屋の—・くにかしこまる」
はしっ‐こ【端っこ】
《「はじっこ」とも》はし。すみ。はしっぽ。
はしっこ・い【捷い/敏捷い】
[形]「はしこい」の音変化。「—・く動きまわる」 [派生]はしっこさ[名]
ハシッシギャング【ハシッシ・ギャング】
小川国夫の短編小説。また、それを表題作とする短編小説集。平成10年(1998)刊。表題作のほか、「あの夕焼け、倒産...
ハシッシュ
マリファナのこと。ハシシュ。ハッシッシ。ハシシ。
はしっ‐ぽ【端っぽ】
「はしっこ」に同じ。
はし‐づくり【端作り】
「端書き3」に同じ。
はし‐づつ【箸筒】
箸を入れておく筒。
はし‐づま【愛妻】
かわいい妻。愛する妻。あいさい。「吾(あ)が—にい及(し)き会はむかも」〈記・下・歌謡〉
はし‐づめ【橋詰(め)/橋爪】
橋が終わっている所。橋のきわ。
はし‐てんま【端伝馬】
「端舟(はしぶね)」に同じ。
ハシディズム
18世紀中ごろに起こったユダヤ教の神秘主義的運動。イスラエル=ベン=エリエゼルがウクライナ地方で創始。
はじとみ【半蔀】
《「はしとみ」とも》謡曲。三番目物。内藤藤左衛門作。紫野(むらさきの)雲林院の僧が五条辺りを訪ねると、夕顔のからま...
はしどい
モクセイ科の落葉小高木。山地に生え、樹皮は灰白色、葉は広卵形。5、6月ごろ、白色の小花が円錐状に密生して咲く。きん...
はしど‐しん【橋戸信】
[1879〜1936]野球選手・新聞記者。東京の生まれ。早大の遊撃手として活躍し、明治38年(1905)日本初の米...