はら‐すじ【腹筋】
[名・形動] 1 腹の筋肉。 2 《「腹筋を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。また、そのさま。「アハハハ...
腹筋(はらすじ)を縒(よ)・る
おかしくてたまらず、腹の筋が痛くなるほど笑う。腹筋を切る。「珍芸に—・る」
はらすのいたひび【ハラスのいた日々】
中野孝次によるエッセー。愛犬ハラスと過ごした13年間の日々をつづる。昭和62年(1987)刊行。翌年、第7回新田次...
ハラスメント
嫌がらせ。いじめ。「セクシュアル—」「パワー—」 [補説]英語では、苦しめること、悩ませること、迷惑の意。
ハラ‐スルターン‐テッケ
キプロスの都市ラルナカにあるイスラム教寺院。市街南西郊のラルナカ塩湖に面する。預言者ムハンマドの乳母ウム=ハラムが...
はら‐せつこ【原節子】
[1920〜2015]映画女優。神奈川の生まれ。本名、会田昌江(まさえ)。昭和10年(1935)「ためらふ勿(なか...
腹(はら)高(たか)・し
腹がふくらんでいる。妊娠している。「老いたる女の、—・くてありく」〈枕・四五〉
はら‐たかし【原敬】
[1856〜1921]政治家。岩手の生まれ。外務省退官後、大阪毎日新聞社社長に就任。立憲政友会創立に参画し、逓相・...
はら‐たけ【原茸】
ハラタケ科のキノコ。夏から秋に草原などに群生する。高さ5〜10センチ。傘は初め球形、のち平らに開く。肉は厚く、白色...
はら‐たつのり【原辰徳】
[1958〜 ]プロ野球選手・監督。福岡の生まれ。昭和56年(1981)、巨人に入団。主砲として活躍し、昭和58年...
はらたてず【腹不立】
狂言。和泉(いずみ)流は「不腹立」。信心深い某(なにがし)がお堂を建立し、「腹立てずの正直坊」と名のる僧を住持に頼...
ハラタマ
[1831〜1888]オランダの化学者・医学者。1866年(慶応2)招かれて来日し、長崎養生所付属の分析窮理所、江...
はら‐たみき【原民喜】
[1905〜1951]詩人・小説家。広島の生まれ。詩・短編小説を「三田文学」に発表。原爆体験を基にした小説「夏の花...
はら‐たんざん【原坦山】
[1819〜1892]幕末・明治期の禅僧・仏教学者。陸奥(むつ)の人。幼名、良作。諱(いみな)は覚仙。号、鶴巣。昌...
はらだ【原田】
姓氏の一。 [補説]「原田」姓の人物原田甲斐(はらだかい)原田慶吉(はらだけいきち)原田泰治(はらだたいじ)原田直...
はらだ‐かい【原田甲斐】
[1619〜1671]江戸前期の仙台藩士。名は宗輔(むねすけ)。伊達安芸宗重との争いから、大老酒井忠清邸で宗重を斬...
はらだ‐けいきち【原田慶吉】
[1903〜1950]法学者。兵庫の生まれ。東大教授。ユスティニアヌス法典やハムラビ法典の研究で知られる。著作に「...
はらだ‐たいじ【原田泰治】
[1940〜2022]画家。長野の生まれ。日本各地の山村や水田・伝統的な祭りなどを、穏やかなタッチで描いた。作品集...
はらだたし・い【腹立たしい】
[形][文]はらだた・し[シク]しゃくにさわる。腹が立ってくる。「—・い思いをする」「顔を見ただけでも—・い」 [...
はら‐だち【腹立ち】
腹が立つこと。立腹。「—を抑える」「—を覚える」
はらだち‐まぎれ【腹立ち紛れ】
[名・形動]腹が立つのにまかせて見境なく事をすること。また、そのさま。「—に空き缶を蹴とばす」
はら‐だ・つ【腹立つ】
[動タ五(四)] 1 怒る。怒りの気持ちがおこる。腹が立つ。「—・つことの多い昨今の世相」 2 言い争う。けんかす...
はら‐だ・てる【腹立てる】
[動タ下一][文]はらだ・つ[タ下二]怒る。立腹する。腹を立てる。「—・ててこぶしを振りあげる」
はらだ‐なおじろう【原田直次郎】
[1863〜1899]洋画家。江戸の生まれ。高橋由一に師事。ドイツ留学後、私塾鍾美館を設立する一方、明治美術会の創...
はらだ‐びょう【原田病】
眼球のぶどう膜・皮膚・内耳など色素細胞がある組織に炎症を起こす全身性疾患。両眼の視力低下・耳鳴りなどが起こり、白髪...
はらだ‐まごしちろう【原田孫七郎】
安土桃山時代の貿易商。長崎の貿易商、原田喜右衛門の手代としてルソンに往来し、豊臣秀吉にルソン攻略を勧めた。生没年未詳。
はらだ‐まさずみ【原田正純】
[1934〜2012]医師。鹿児島の生まれ。水俣病研究の第一人者として診察・調査などに尽力。昭和39年(1964)...
はらだ‐やすこ【原田康子】
[1928〜2009]小説家。東京の生まれ。本姓、佐々木。昭和31年(1956)刊行の「挽歌」がベストセラーとなる...
はら‐ちがい【腹違い】
兄弟姉妹で、父が同じで母が異なること。腹変わり。異腹。「—の兄」
はらっ‐ぱ【原っぱ】
原。また、雑草などの生えた広い空き地。「—で野球をする」
ハラッパー
パキスタン東部、パンジャブ州にあるインダス文明の都市遺跡。ムルタンの北東約140キロメートル、インダス川の支流ラー...
はら‐つぎ【腹接ぎ】
接ぎ木の一。台木となる幹の側面に斜めに切り込みを作り、接ぎ穂をさし入れて接合させるもの。
はら‐つづみ【腹鼓】
《「はらづつみ」とも》 1 腹を鼓がわりにして打ち鳴らすこと。「狸(たぬき)の—」 2 腹一杯食べて満足し、腹をた...
はら‐づもり【腹積(も)り】
あらかじめ考えておく大体の予定や計画。また、心の用意。心づもり。「息子に後をまかせる—だ」
はら‐てっけつ【爬羅剔抉】
1 人の秘密や欠点などをあばき出すこと。 2 隠れた人材を探し出し、採用すること。
はら‐どけい【腹時計】
腹のすきぐあいから見当をつけた大体の時刻。「—ではもう12時だ」
はら‐なか【原中】
野原の中。野原のまん中。
はらな‐こく【波羅奈国】
《(梵)Bārāṇasīの音写》古代インドの国。首都は現在のバラナシにあたる。釈迦(しゃか)が成道ののち最初に説法...
ハラナ‐じょう【ハラナ城】
《Qasr Kharanah》ヨルダン中部にある城館跡。首都アンマンの東約60キロメートルに位置する。8世紀初め、...
はら‐なり【腹鳴り】
「腹鳴(ふくめい)」に同じ。
腹(はら)に一物(いちもつ)
心の中にたくらみがあること。「—あるといった態度」
腹(はら)に納(おさ)・める
他人に言わず心の中にしまっておく。胸に納める。
腹(はら)に落(お)・ちる
なるほどそうだと思う。納得する。得心する。「手紙を上げますよ、口で言って、貴方の—・ちないと困るから」〈風葉・青春〉
腹(はら)に据(す)えか・ねる
怒りを心中におさめておくことができなくなる。がまんができない。「あの発言はどうにも—・ねる」 [補説]文化庁が発表...
はら‐の【原野】
野原。げんや。
はら‐の‐うち【腹の内】
1 腹の内部。腹の中。 2 心の中。胸の内。腹の中。「相手の—を探る」
はら‐の‐かわ【腹の皮】
1 腹部の皮。 2 《「腹の皮を縒(よ)る」から》おかしくてたまらないこと。「行儀作法は、狗(ゑのころ)を屋根へ上...
腹(はら)の皮(かわ)が突(つ)っ張(ぱ)れば目(め)の皮(かわ)が弛(たる)む
満腹になると自然に眠くなるものだ。
腹(はら)の皮(かわ)が捩(よじ)・れる
おかしくてたまらない。笑いが止まらない。「—・れるほど大笑いする」→腹の皮を捩る
腹(はら)の皮(かわ)を捩(よじ)・る
「腹の皮を縒(よ)る」に同じ。「掛け合い漫才に—・る」