はんぞう‐もん【半蔵門】
江戸城内郭門の一。門外に服部半蔵の屋敷があったことにちなむ。甲州街道への入り口にあたる。麹町御門。
はん‐ぞく【反俗】
俗を嫌い、世間一般の風潮・生き方などに従わないこと。「—の精神」
はん‐ぞく【半俗】
なかば俗人のような風体、または生活をしている僧。「半僧—」
はん‐ぞく【叛賊/反賊】
謀反を起こした人。逆賊。
はん‐た【煩多】
[名・形動]用事が多くてわずらわしいこと。また、そのさま。煩雑。「—な窓口業務」
はん‐た【繁多】
[名・形動] 1 物事が非常に多いこと。また、そのさま。「世界の土地は広く人間の交際は—にして」〈福沢・学問のすゝ...
はん‐たい【反対】
[名・形動](スル) 1 物事の位置・順序・方向・あり方などが逆の関係にあること。また、そのさま。あべこべ。「左右...
はんたい‐かいしゃく【反対解釈】
ある事項について法律の規定があるとき、それ以外の事項については、その規定は適用されないと解釈すること。例えば車馬の...
はんたい‐がいねん【反対概念】
論理学で、同一の類概念に属する概念のうち、その内包上最も対立度ないし差異の大きな概念。例えば、白と黒の関係。両者の...
はんたい‐きゅうふ【反対給付】
売買などの双務契約で、一方の給付に対して対価の意味をもつ他方の給付。例えば、売り主の目的物の給付に対する買い主の代...
はんたい‐こうごう【反対咬合】
不正咬合の一つ。上の歯よりも下の歯が外側に出ている状態。前歯に起こることが多い。
はんたい‐ご【反対語】
互いに反対の意味を表す語。→対義語
はんたいしょう‐りつ【反対称律】
集合の要素aがbに対してある関係にあり、かつbもaに対して同じ関係にあるなら、a=bであるという法則。
はんたい‐しょく【反対色】
互いに補色(ほしょく)をなす色。赤に対する緑の類。対照色。
はんたい‐じ【繁体字】
簡略化されていない漢字。簡体字に対していう。
はんたい‐じんもん【反対尋問】
交互尋問において、証人の尋問を請求した当事者による主尋問のあとに、相手方当事者が行う尋問。
はんたいすう‐ほうがんし【半対数方眼紙】
⇒片対数方眼紙
はん‐たいせい【反体制】
既存の社会体制や政治体制に対して反対し、それを変革しようとすること。また、その立場。「—運動」
はんたい‐たいとう【反対対当】
論理学で、対当関係の一。主語と述語は同じであるが質(肯定・否定)を異にする二つの全称判断の真偽関係。→対当関係
はんたい‐ぼうえきふう【反対貿易風】
熱帯地方の上空で、貿易風と反対方向に吹く風。赤道付近で上昇した空気が南北両極に向かって流れ、地球の自転のために、北...
ハンタウイルス
ブニヤウイルス科ハンタウイルス属のウイルスの総称。ネズミなど齧歯(げっし)類を媒介して人に感染し、ハンタウイルス肺...
ハンタウイルス‐はいしょうこうぐん【ハンタウイルス肺症候群】
ハンタウイルスによって起こる急性呼吸器感染症。初期症状は風邪に似て、せき、発熱、筋肉痛などがみられるが、続いて肺水...
はん‐タウオン【反タウオン】
⇒反τ粒子
はんタウ‐ニュートリノ【反τニュートリノ/反タウニュートリノ】
反ニュートリノの一。τニュートリノに対して存在する。→反ニュートリノ
はんタウ‐りゅうし【反τ粒子/反タウ粒子】
素粒子の一。τ粒子の反粒子。質量はτ粒子と同じく、電荷は正で、スピン半整数。反タウオン。記号τ+
ハンターワディー‐おうきゅう【ハンターワディー王宮】
《Kanbawzathadi Palace》ミャンマー南部の古都バゴーにある宮殿。16世紀にハンタワディ朝の王バナ...
はん‐たんか【半炭化】
⇒トレファクション
はんたんか‐ペレット【半炭化ペレット】
⇒トレファイドペレット
はん‐たんけい【半短径】
⇒短半径
ハンター
1 猟をする人。狩猟家。鳥・獣・魚などの動物にも用いることがある。「空の—、ハヤブサ」 2 欲しいものをあさり回る...
ハンター‐キラー
専門化された能力をもつ航空機・艦船を組み合わせて行う対潜水艦掃討作戦。宇宙において敵性国の衛星を求めて破壊、無力化...
ハンター‐バレー
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州東部のハンター川とその支流が流れる、ゆるやかな丘陵地帯。シドニーの北約16...
ハンターラッセル‐しょうこうぐん【ハンターラッセル症候群】
《Hunter-Russel syndrome》慢性の有機水銀中毒。種々の神経症状が出現する。水俣病の基本症状。
はんだ【半田/盤陀】
《語源未詳。地名からか》錫(すず)と鉛との合金。融点が低く、金属の接合に用いる。
はんだ【半田】
愛知県南西部、知多半島東岸の市。清酒・酢などの醸造業が盛んで、晒(さら)し木綿を特産。人口11.9万(2010)。
はんだ【半田】
姓氏の一。 [補説]「半田」姓の人物半田義之(はんだよしゆき)半田良平(はんだりょうへい)
はん‐だい【飯台】
1 何人かが並んで食事をする台。また、ちゃぶ台。 2 「箱膳(はこぜん)」に同じ。 3 「鮨桶(すしおけ)1」に同じ。
はん‐だい【阪大】
大阪大学の俗称。
ばん‐だい【盤台/板台/半台】
《「はんだい」とも》魚屋が魚を運ぶのに用いる、浅く作った楕円形または円形の大きなたらい。料理ですし飯をまぜたりする...
はん‐だいとうりょうせい【半大統領制】
議院内閣制と大統領制の両方を取り入れた政治体制。議会が選出する首相・内閣と、国民が直接選挙で選ぶ大統領を有する。フ...
はんだく‐おん【半濁音】
五十音図のハ行の仮名に半濁音符「゜」を付けて表す「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の音節。音声学的には、両唇の無声破裂音pを頭...
はんだくおん‐ぷ【半濁音符】
「半濁点」に同じ。
はんだく‐てん【半濁点】
半濁音「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の右肩につく「゜」の符号。半濁音符。
はんだ‐こうげん【飯田高原】
大分県西部、九重(くじゅう)火山群北部の山々に囲まれた高原。玖珠(くす)郡九重(ここのえ)町に位置する。東西8キロ...
はんだ‐ごて【半田鏝】
はんだを溶かして金属を接合するときに用いるこて。火で熱するものや、電気で熱するものなどがある。→半田
はんだ‐し【半田市】
⇒半田
はんだ‐づけ【半田付け】
はんだで金属を接合すること。また、その接合したもの。
はんだゆう‐ぶし【半太夫節】
浄瑠璃の一。貞享(1684〜1688)ごろ、江戸の太夫、江戸半太夫が創始。江戸中期に流行したが、のち河東節に押され...
はんだ‐よしゆき【半田義之】
[1911〜1970]小説家。神奈川の生まれ。国鉄に勤めたのち、日本映画の記者となる。戦後は、日本民主主義文学同盟...
はんだ‐りょうへい【半田良平】
[1887〜1945]歌人。栃木の生まれ。窪田空穂に師事、「国民文学」同人として活躍。歌集「野づかさ」「幸木(こう...