ふ‐せいりつ【不成立】
成り立たないこと。まとまらないこと。「定員に達せず総会が—に終わる」
フセイン
[1937〜2006]イラクの政治家。1979年、大統領に就任。1980年にイランに侵攻し、イラン‐イラク戦争を起...
フセイン‐モスク
エジプトの首都カイロの旧市街、イスラム地区にあるイスラム寺院。12世紀半ばに創建され、19世紀に現在の建物になった...
ふせ‐がね【伏せ鉦】
「敲(たた)き鉦(がね)」に同じ。
ふ‐せき【布石】
1 囲碁で、序盤戦での要所要所への石の配置。 2 将来のために配置しておく備え。「新党結成への—を打つ」
ふ‐せき【斧石】
カルシウム・マンガン・鉄・アルミニウム・硼素(ほうそ)などを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。斧(おの)の刃のような...
ふ‐せき【浮石】
軽石(かるいし)のこと。
ふせぎ【防ぎ/禦ぎ/拒ぎ】
《古くは「ふせき」》ふせぐこと。また、そのためのもの。「猪(しし)—」「紙子(かみこ)一衣(いちえ)は夜の—」〈奥...
ふせぎ‐て【防ぎ手】
相手の攻撃を防ぐ側。また、その人や、その軍勢。
ふせぎ‐や【防ぎ矢】
敵の進撃を阻止するために射る矢。「源三位入道の一類残って、—射給ふ」〈平家・四〉
ふせ・ぐ【防ぐ/禦ぐ/拒ぐ】
[動ガ五(四)]《古くは「ふせく」》 1 ㋐敵の攻撃を抑える。敵に侵害されないようにする。「本土への侵攻を—・ぐ」...
ふせ‐ぐみ【伏せ組】
「蛇腹(じゃばら)伏せ」に同じ。「銀(しろがね)の左右の糸して—し」〈栄花・初花〉
ふせ‐こし【伏せ越し】
《「ふせごし」とも》河川の下を横切るように設置された水路。
ふせ‐ご【伏せ籠】
1 香炉や火鉢などの上に逆さに伏せておく籠。上に衣服を掛けて暖めたり、香をたきしめたりする。 2 伏せて中に鶏を入...
ふせ‐じ【伏せ字】
1 印刷物で、明記を避けるために、その部分を空白にしたり、○や×で表したりすること。また、その部分や印。 2 「下...
ふせ‐ず【伏せ図】
建物の各重要部分を平面に投影した図。
ふせ‐ぜい【伏せ勢】
待ち伏せの軍勢。伏兵(ふくへい)。
ふせたいしのにゅうざん【布施太子の入山】
倉田百三の戯曲。大正9年(1920)発表。大正14年(1925)帝国劇場にて上演。
ふせ‐たつじ【布施辰治】
[1880〜1953]弁護士・社会運動家。宮城の生まれ。米騒動・朝鮮人虐殺事件・亀戸事件・朴烈(ぼくれつ)事件など...
ふせちょう‐の‐まる【臥蝶の丸】
浮線綾(ふせんりょう)2を蝶が羽を広げて伏した形に見立てた名称。
ふ‐せっせい【不摂生】
[名・形動]健康に気をつけないこと。健康に悪いことをすること。また、そのさま。「—がたたる」「—な生活」
ふ‐せつ【付設/附設】
[名](スル)付属して設けること。また、そのもの。「大学に研究所を—する」
ふ‐せつ【浮説】
流言。風説。「—が乱れとぶ」
ふ‐せつ【符節】
「割り符」に同じ。
ふ‐せつ【跗節】
節足動物の脚の先端にある節。
ふ‐せつ【敷設/布設】
[名](スル)広い範囲に設置すること。「鉄道を—する」
ふせつ‐かん【敷設艦】
機雷を運び、敷設することを任務とする軍艦。
符節(ふせつ)を合(がっ)するが如(ごと)し
割符がぴったり合うように二つのものがぴったり一致することのたとえ。符節を合わせたよう。
ふせ‐どい【伏せ樋】
地中に埋めた樋。埋(うず)み樋(ひ)。
ふせないきょう【無布施経/布施無経】
狂言。僧が布施を出し忘れた檀家(だんか)へ、袈裟(けさ)を忘れたと言って戻ってくるが、施主が布施を僧の懐へ入れると...
ふせ‐ぬい【伏せ縫い】
1 和裁で、縫い代(しろ)を一方に折り倒し、表側に針目が目立たないように、押さえ縫いすること。 2 (「伏せ繍い」...
プドフキン
[1893〜1953]ソ連の映画監督。モンタージュ理論を唱え、ソ連映画の基礎を築いた一人。代表作「母」「アジアの嵐...
イワーノフ
[1895〜1963]ソ連の小説家。ソビエト散文の先駆者。ロシア革命前後の事件を鮮やかに描いた。「パルチザン」「装...
メイエルホリド
[1874〜1940]ソ連の演出家。初め俳優としてモスクワ芸術座に参加。十月革命後、メイエルホリド劇場を創立し、ビ...
ガルシン
[1855〜1888]ロシアの小説家。社会悪や不正に対し、理想主義的態度を貫いた。持病の精神病に終生悩まされながら...
ふせ‐もの【布施物】
僧侶に施し与える金銭や物品。ふせもつ。
ふせ‐や【布施屋】
奈良・平安時代、調・庸の運搬夫や旅行者のために駅路につくられた宿泊施設。
ふせ‐や【伏せ屋】
屋根の低い小さい家。みすぼらしい家。「心あって彼女の—を訪れたかのように」〈中勘助・鳥の物語〉
ふせや‐たく【伏せ屋焚く】
[枕]伏せ屋で火をたくと煤(すす)が出やすい意から、同音の「すす」にかかる。「千沼壮士(ちぬをとこ)菟原壮士(うな...
ふせ・る【臥せる】
[動ラ五(四)]横になる。特に、病気で床につく。ふす。「熱を出して—・っている」
ふ・せる【伏せる】
[動サ下一][文]ふ・す[サ下二] 1 下の方に向ける。うつむかせる。また、腹ばいになる。「顔を—・せる」「マット...
ふ‐せん【不宣】
十分に意を述べつくさない意で、手紙の終わりに添える語。不悉(ふしつ)。不尽(ふじん)。
ふ‐せん【不戦】
戦わないこと。戦争・試合などをしないこと。「—宣言」
ふ‐せん【付箋/附箋】
疑問や注意すべき事柄などを書いてはりつける小さな紙片。また、目印にはる紙。付け紙。不審紙。
ふ‐せん【布銭】
古代中国で使われた鋤(すき)の形を模した青銅貨幣。刀銭に先行して使用された。春秋戦国時代に韓・魏・趙で鋳造された。...
ふ‐せん【浮選】
「浮遊選鉱法」の略。
ふ‐せん【富贍】
[名・形動]十分に足りて豊かであること。また、そのさま。「誇って居た想像の—な事などは」〈菊池寛・無名作家の日記〉
ふ‐せん【普選】
「普通選挙」の略。
ふ‐せん【艀船】
はしけぶね。はしけ。
ふ‐せん【膚浅】
[名・形動]思慮などの浅いこと。また、そのさま。あさはか。「—なる詩人は水彩画師なり、空想の子なり」〈鴎外訳・即興詩人〉