ふとっ‐ちょ【太っちょ】
太っていること。また、その人をからかっていう語。でぶ。ふとっちょう。
ふとっちょ‐マルガレータ【太っちょマルガレータ】
《Paks Margareeta》エストニアの首都タリンの旧市街北端、スールランナ門に隣接する砲塔の通称。16世紀...
ふとっ‐ぱら【太っ腹】
[名・形動]《「ふとはら」の音変化》 1 太った腹。ふとばら。 2 度量の大きいこと。大胆で、物事に動じないこと。...
ふと‐つのざめ【太角鮫】
ツノザメ科の海水魚。全長約80センチ。全体に灰色で、背びれに鋭いとげがある。東北地方以南、南シナ海とハワイに分布。...
ふ‐とどき【不届き】
[名・形動]《古くは「ぶととき」とも》 1 配慮・注意の足りないこと。不行き届き。「万事—のないよう注意する」 2...
ふとどき‐しごく【不届き至極】
[形動][文][ナリ]この上なく不届きなさま。不届き千万。「—なやつ」
ふと‐ぬの【太布】
太い糸で粗く織った布。
ふと‐のりと【太祝詞】
祝詞(のりと)の美称。「天つ祝詞の—を」〈祝詞・六月月次祭〉
ふとのりと‐ごと【太祝詞言】
祝詞の美称。「中臣(なかとみ)の—言ひ祓へ贖(あか)ふ命も誰(た)がために汝(なれ)」〈万・四〇三一〉
ふと‐ばら【太腹】
[名・形動]《「ふとはら」とも》 1 太った腹。また、馬などの腹の、ふくらんで垂れた部分。 2 「ふとっぱら2」に...
ふと‐ばし【太箸】
太い箸。新年の祝いの食膳に用いる太い白木の箸。雑煮箸。《季 新年》「—や頰燃えて侍す吾子二人/波郷」
ふと‐ぶえ【太笛】
神楽笛(かぐらぶえ)の異称。
ふと‐ぶと【太太】
[副](スル)いかにも太いさま。太く感じられるさま。「毛筆による—(と)した文字」
ふと‐まき【太巻(き)】
太く巻くこと。また、太く巻いたもの。「—ずし」
ふと‐まに【太占/太兆】
上代の占いの一。鹿の肩の骨を焼き、その割れ目の形で吉凶を占う。
ふと・む【太む】
[動マ四]太くなる。「くだけちぢみ—・みたれども」〈ささめごと・下〉 [動マ下二]太くする。〈日葡〉
ふと‐むぎ【太麦】
オオムギの別名。
ふと‐め【太め】
[名・形動]いくらか太いこと。太り気味であること。また、そのさま。「—な(の)ズボン」⇔細め。
ふと‐もの【太物】
1 絹織物を呉服というのに対して、綿織物・麻織物など太い糸の織物の総称。 2 衣服にする布地の総称。反物(たんもの)。
ふともの‐だな【太物店】
太物1を売る店。
ふと‐もも【太股/太腿】
足のひざより上の太い部分。
ふと‐もも【蒲桃】
フトモモ科の常緑小高木。葉は細長く、革質でつやがある。3、4月ごろ、白い4弁花を開き、黄白色の雄しべが多数のびる。...
ふと‐やか【太やか】
[形動][文][ナリ]いかにも太いさま。「手に—なる棒持ちたるが」〈小波・こがね丸〉
ふとり‐じし【太り肉】
よく太っていること。肉づきのよいこと。「—のからだ」
ふとり‐せ・む【太り責む】
[動マ下二]ひどく太る。肥満する。「—・めたる大男の」〈平治・中〉
ふと・る【太る/肥る】
[動ラ五(四)] 1 からだに肉や脂肪が厚くつく。太くなる。「運動不足で—・る」「まるまると—・る」⇔やせる。 2...
ふ‐とん【布団/蒲団】
《「ふ(蒲)」「とん(団)」は唐音。「布」は「蒲」に当てた字》 1 布地を縫い合わせ、中に綿・羽毛などを入れた寝具...
ふとん【蒲団/FUTON】
(蒲団)田山花袋の小説。明治40年(1907)発表。中年の作家竹中が、美貌の弟子芳子に寄せる恋と嫉妬(しっと)の思...
ふとん‐がわ【布団皮】
布団の綿などをくるんでいる布地。
ふとん‐むし【布団蒸(し)】
いたずらやこらしめのために、人を布団でおおったりくるんだりして、押さえつけること。
ふとん‐わた【布団綿】
布団の中に入れる綿。→布団皮
フドゥルルック‐の‐おか【フドゥルルックの丘】
《Hıdırlık Tepesi》トルコ北部の小都市サフランボルの市街南東部にある丘。世界遺産(文化遺産)に登録さ...
ふ‐どう【不同】
[名・形動] 1 同じでないこと。また、そのさま。「大小—な(の)石」 2 一定の基準にそって整理されていないこと...
ふ‐どう【不動】
1 動かないこと。「—の姿勢をとる」 2 他の力によって動かされないこと。ゆるぎないこと。「—の信念」 3 「不動...
ふどう【不動】
歌舞伎十八番の一。元禄10年(1697)江戸中村座の「兵根元曽我(つわものこんげんそが)」で市川九蔵(2世団十郎)...
ふ‐どう【府道】
府がつくり、管理している道路。
ふ‐どう【浮動】
[名](スル)一定の場所に定まらないでただよい動くこと。「微かな色彩が—して居るように見え」〈宮本・禰宜様宮田〉
ふ‐どう【婦道】
婦人として守り行うべき道。
ぶ‐どう【無道/不道】
[名・形動]《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》 1 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「...
ふ‐どうい【不同意】
同意しないこと。不賛成。
ふどういだたい‐ざい【不同意堕胎罪】
女性本人の依頼や承諾によらず堕胎させる罪。刑法第215条が禁じ、6か月以上7年以下の懲役に処せられる。→同意堕胎及...
ふどういだたいちし‐ざい【不同意堕胎致死罪】
⇒不同意堕胎致死傷罪
ふどういだたいちししょう‐ざい【不同意堕胎致死傷罪】
不同意堕胎罪にあたる行為をし、女性を死傷させる罪。刑法第216条が禁じ、通常の傷害罪などより重い刑が科せられる。不...
ふどういだたいちしょう‐ざい【不同意堕胎致傷罪】
⇒不同意堕胎致死傷罪
ふどう‐かぶ【浮動株】
株価の動きに応じて売買され、常に市場に出回っている株。→固定株
ふどう‐かぶぬし【浮動株主】
株価の変動に応じて株式を売買する株主。⇔安定株主。
ふ‐どうけ【不道化/不道外】
[名・形動ナリ]場所をわきまえないたわむれ。悪ふざけ。また、そのさま。「こんな—な事はせぬものよ」〈松の葉・三〉
ふどう‐げさ【不動袈裟】
山伏の掛ける輪袈裟。結い袈裟。
ふどう‐こく【不動穀】
奈良・平安初期、非常の場合に備えて不動倉に貯蔵された穀類。
ふ‐どうさん【不動産】
土地およびその定着物である建物・立木など。船舶・自動車なども法律上不動産に準じた取り扱いを受ける。→動産