かつ【刮】
[音]カツ(クヮツ)(漢) えぐりとる。こする。「刮目(かつもく)」
かつ【括】
[常用漢字] [音]カツ(クヮツ)(漢) [訓]くくる くびれる 1 入り口を締めくくる。「括約筋」 2 前後から...
かつ【活】
[音]カツ(クヮツ)(漢) [訓]いきる いかす いける [学習漢字]2年 1 勢いよく動く。生き生きしている。「...
かつ【喝】
[常用漢字] [音]カツ(漢) 1 相手を制止するため大声でどなる。「喝破/一喝・大喝」 2 やんやと声を掛ける。...
かつ【渇】
[常用漢字] [音]カツ(漢) カチ(呉) [訓]かわく 1 のどがかわく。「飢渇・消渇(しょうかち)」 2 激し...
かつ【割】
[音]カツ(漢) [訓]わる わり われる さく [学習漢字]6年 〈カツ〉 1 刃物で切りさく。わる。「割腹・割...
かつ【滑】
[常用漢字] [音]カツ(クヮツ)(漢) コツ(漢) [訓]すべる なめらか ぬめる 〈カツ〉 1 なめらかで滞り...
かつ【葛】
[常用漢字] [音]カツ(漢) [訓]くず かずら つづら 1 つる草の名。クズ。「葛藤(かっとう)・葛根湯」 2...
かつ【褐】
[常用漢字] [音]カツ(漢) カチ(呉) 〈カツ〉 1 粗い毛で織った衣服。「褐寛博」 2 黒ずんだ茶色。「褐色...
かつ【豁】
[音]カツ(クヮツ)(漢) 広々と開けているさま。あけっぴろげ。「豁然・豁達」 [名のり]あきら・とおる・ひらく・...
かつ【轄】
[常用漢字] [音]カツ(漢) ある範囲をおさえて支配する。「管轄・所轄・総轄・直轄・統轄」 [補説]原義は、車輪...
かつ【闊】
[音]カツ(クヮツ)(漢) [訓]ひろい 1 広くゆとりがある。「闊達・闊歩・闊葉樹/寛闊・広闊」 2 間があいて...
かつ【勝つ】
《動詞「勝つ」を名詞として用いたもの》歌合わせなどに勝つこと。「よろづ皆おしゆづりて、左—になりぬ」〈源・絵合〉
かつ【活】
1 生きること。生きていること。「死中に—を求める」 2 気絶した人に意識を取り戻させる術。 3 「活動」の略。さ...
かつ【渇】
のどがかわくこと。かわき。「—を覚える」「胸の—を癒(いや)す」
かつ【褐】
1 粗い毛で織った衣。 2 濃い藍色(あいいろ)。かち。
カツ
「カツレツ」の略。「豚(とん)—」「串(くし)—」
か・つ
[動タ下二] 1 できる。耐える。「淡雪(あはゆき)のたまれば—・てにくだけつつわが物思ひのしげき頃かな」〈古今・...
か・つ【勝つ/克つ/贏つ】
[動タ五(四)] 1 戦ったり競い合ったりした結果、相手より優位な立場を占める。競争相手を負かす。勝利を得る。「喧...
か・つ【搗つ】
[動タ四] 1 臼(うす)でつく。「米—・つ男ら」〈読・雨月・蛇性の婬〉 2 棒などで、たたいて落とす。「いや、星...
か・つ【糅つ】
[動タ下二]まぜ合わせる。まぜる。「醤酢(ひしほす)に蒜(ひる)搗(つ)き—・てて鯛願ふ我にな見えそ水葱(なぎ)の...
かつ【且つ】
[副] 1 (「…かつ…」または「かつ…かつ…」の形で)二つの行為や事柄が並行して行われることを表す。一方では。「...
かつ【喝】
[感]禅宗で、修行者をしかるときなどに大きな声で発する語。
かつ‐あい【渇愛】
のどがかわいて水を求めるように、激しく執着すること。
かつ‐あい【割愛】
[名](スル) 1 惜しいと思うものを、思いきって捨てたり、手放したりすること。「紙数の都合で—した作品も多い」 ...
かつ‐あげ【喝上げ】
[名](スル)恐喝して金銭などを巻き上げることをいう隠語。
カチナ
ナイジェリア北部の都市。カチナ州の州都。ハウサ族の王国の首都が置かれ、サハラ交易で栄えた。同地方におけるイスラム教...
かつ‐いろ【褐色/勝つ色】
「かちいろ(褐色)」に同じ。
かついろ‐おどし【勝つ色威】
「かちいろおどし(褐色威)」に同じ。
かつ・う【餓う/飢う】
[動ワ下二]「かつえる」の文語形。
かつう‐は【且つうは】
[副]《「かつは」の音変化》一方では。「—弓矢の疵(きず)にてもあるぞかし」〈保元・中〉
かつうら【勝浦】
千葉県南東部、外房沿岸の市。漁業が盛ん。観光施設も多い。人口2.1万(2010)。
かつうら‐おんせん【勝浦温泉】
千葉県勝浦市にある温泉。一軒宿が営業している。泉質は塩化物泉。 和歌山県南東部、那智勝浦町にある温泉。泉質は塩化物...
かつうら‐し【勝浦市】
⇒勝浦
かつ‐えき【滑液】
関節を包む膜(関節包)の内側にある滑膜から分泌される、無色または淡黄色で粘り気のある液体。ヒアルロン酸やたんぱく質...
かつえき‐まく【滑液膜】
⇒滑膜
かつえ‐じに【餓え死に】
うえじに。餓死(がし)。
かつ・える【餓える/飢える】
[動ア下一][文]かつ・う[ワ下二] 1 食べ物がなくて腹がへる。飢(う)える。「金があれば先ず—・えることはない...
かつお【鰹/堅魚/松魚】
サバ科の海水魚。全長約1メートル。体は紡錘形。背部は暗青紫色、腹部は銀白色で、死後に青黒色の縦縞が現れる。世界の温...
かつお‐いろり【鰹色利】
かつお節を作るときに出た汁を煮詰めたもの。味付けに用いる。
かつおかれぶし‐けずりぶし【鰹枯(れ)節削り節】
削り節の一種。JAS(日本農林規格)の規格で、カツオの枯節(または本枯節)を削ったもの。以前は「鰹節削り節」といっ...
かつお‐ぎ【鰹木】
神社・宮殿の、棟木の上に直角に並べた装飾の木。断面は円・角・五角形など。形がかつお節に似ているところからいう。
かつお‐くじら【鰹鯨】
⇒似鯨(にたりくじら)
かつお‐けずりぶし【鰹削り節】
削り節の一種。JAS(日本農林規格)の規格で、カツオのふし(荒節)を削ったもの。→鰹枯節(かれぶし)削り節
かつお‐じ【勝尾寺】
大阪府箕面(みのお)市粟生にある高野山真言宗の寺。山号は応頂山、院号は菩提院。奈良時代末、光仁天皇皇子開成親王が創...
かつお‐どり【鰹鳥】
1 カツオドリ目カツオドリ科の鳥。全長76センチくらい。頭部と背面は黒褐色、腹は白。魚食性で、カツオの群れの上をよ...
かつお‐の‐えぼし【鰹の烏帽子】
ヒドロ虫綱カツオノエボシ科の腔腸動物。暖流域を浮遊。さまざまな個虫が集まって一つのクラゲをなしている。気胞体は烏帽...
かつお‐の‐かんむり【鰹の冠】
ヒドロ虫綱カツオノカンムリ科の腔腸動物。暖流とともに浮遊し、夏、太平洋岸でみられる。気胞体は長径約5センチの平たい...
かつお‐ぶし【鰹節】
カツオの肉を蒸して干し固め、黴付(かびつ)けと日干しを繰り返したもの。削って料理にかけたり、だしを取ったりして用い...
かつおぶし‐けずりぶし【鰹節削り節】
JAS(日本農林規格)の規格で、鰹枯節(かれぶし)削り節の旧称。