1. 目的地に向かって行くこと。また、その時や、その道筋。いき。「—は飛行機にする」「—は雨に降られた」⇔帰り

  1. 地名のあとに付けて、そこが乗り物の進む目的地であることを表す。いき。「大阪—」

  1. 旅。旅行

    1. 「君が—日 (け) 長くなりぬ奈良路なる山斎 (しま) の木立も神 (かむ) さびにけり」〈・八六七〉

《「斎 (ゆ) 酒 (き) 」で、神聖な酒の意。それを奉る地というところから》大嘗祭 (だいじょうさい) のとき、新穀・酒料を献上すべき第一の国郡。また、そのときの祭場。→主基 (すき) 

神前に供える常磐木 (ときわぎ) 。サカキの類。

和服部分名称着物の背の縫い目から袖口まで。また、その長さ。肩ゆき。

[補説]「裄」は国字
  1. の中で水蒸気昇華し、成長した氷の結晶となって降ってくる白いもの。また、それが降り積もったもの。結晶は六方対称形が多いが、気温や水蒸気の量により形はいろいろ変わる。 冬》「宿かさぬ灯影 (ほかげ) や—の家つづき/蕪村

  1. 白いものをたとえていう。→雪の肌

  1. 特に、白髪にたとえていう。「頭 (かしら) に—を戴 (いただ) く」

  1. 芝居などで、雪に見立てて降らせる白紙の小片

  1. 紋所の名。1結晶を図案化したもの。

  1. 《「鱈 (たら) 」の字の旁 (つくり) から》タラをいう女房詞

  1. カブ、また、ダイコンをいう女房詞。

地歌箏曲 (そうきょく) 。流石庵羽積 (りゅうせきあんはずみ) 作詞峰崎勾当 (みねざきこうとう) 作曲天明寛政(1781〜1801)ごろ成立。曲中の合 (あい) の手は「雪の手」とよばれ、雪を象徴するものとして、後世の邦楽にも流用されている。地唄舞の代表曲。
謡曲三番目物金剛流旅僧摂津野田の里で雪の晴れるのを待っていると、雪の精が現れて僧に読経を頼み、舞をまう。

《「ゆぎ」とも》矢を入れ、背に負った細長い箱形道具。木製漆塗りのほか、表面を張り包む材質によって、錦靫 (にしきゆき) ・蒲靫 (がまゆき) などがある。平安時代以降の壺胡簶 (つぼやなぐい) にあたる。

出典:gooニュース

出典:青空文庫

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