いしはら‐まさあきら【石原正明】
[1760〜1821]江戸中期の国学者・歌人。尾張の人。号、蓬堂。本居宣長(もとおりのりなが)・塙保己一(はなわほ...
いしはら‐ゆうじろう【石原裕次郎】
[1934〜1987]映画俳優・歌手。兵庫の生まれ。芥川賞作家石原慎太郎の弟。映画「太陽の季節」でデビュー。「狂っ...
いしはら‐よしろう【石原吉郎】
[1915〜1977]詩人。静岡の生まれ。終戦後シベリア抑留生活を経て帰国したのち、詩誌「ロシナンテ」を創刊。「荒...
いし‐ばい【石灰】
生石灰(酸化カルシウム)や消石灰(水酸化カルシウム)などのこと。せっかい。
いしばい‐がま【石灰窯】
石灰石(せっかいせき)・貝殻などを焼いて生石灰を製するかま。
いしばいしょうせきにん‐ほけん【医師賠償責任保険】
医師向けの保険制度。医療事故により医師に賠償責任が生じた場合に、損害賠償金を補償する。 [補説]日本医師会が運営す...
いしばい‐の‐だん【石灰の壇】
清涼殿の東庇(ひがしびさし)の南端にあり、土を盛り上げ、石灰で塗り固めて板敷きと同じ高さにしてあった壇。天皇が毎朝...
いしばい‐の‐ま【石灰の間】
「石灰の壇」に同じ。「—にかへりたちつくづくと待ちゐたりし冷えざまも」〈弁内侍日記〉
いし‐ばし【石階】
石の階段。石段。いしのきざはし。「—おりのぼりなどすれば」〈かげろふ・中〉
いし‐ばし【石橋】
1 石でつくった橋。 2 石を飛び飛びに置いて、伝っていくようにしたもの。飛び石。「三十ばかりの女…、—をふみ返し...
いしばし【石橋】
姓氏の一。 [補説]「石橋」姓の人物石橋思案(いしばししあん)石橋湛山(いしばしたんざん)石橋忍月(いしばしにんげつ)
いしば‑しげる【石破茂】
[1957〜 ]政治家。東京の生まれ。祖父や父も政治家。慶応義塾大学卒業後、銀行員となる。父の死を受け出馬した昭和...
いしばし‐しあん【石橋思案】
[1867〜1927]小説家。武蔵の生まれ。本名、助三郎。尾崎紅葉らと硯友社(けんゆうしゃ)を創立。作品に「乙女心...
いしばし‐たんざん【石橋湛山】
[1884〜1973]政治家。東京の生まれ。東洋経済新報社に入社し、自由主義的立場から普通選挙論などの論陣を張った...
いしばし‐にんげつ【石橋忍月】
[1865〜1926]評論家・小説家。福岡の生まれ。本名、友吉。東大在学中から評論を書き、「舞姫」の批評に発した森...
いしばし‐やま【石橋山】
神奈川県小田原市南西部にある山。石橋山の合戦の古戦場。
いしばしやま‐の‐かっせん【石橋山の合戦】
治承4年(1180)、源頼朝が伊豆で兵を挙げて石橋山に陣をとったが、平家方の大庭景親(おおばかげちか)らに敗れた戦い。
石橋(いしばし)を叩(たた)いて渡(わた)る
堅固に見える石橋でも、なお、安全を確かめてから渡る。用心の上にも用心深く物事を行うことのたとえ。
いし‐ばち【石鉢】
石をくりぬいてつくった鉢。手水鉢(ちょうずばち)などに使う。
いしば‐は【石破派】
⇒水月会
いし‐ばり【石針/石鍼/砭】
中国の鍼術(しんじゅつ)で用いる、石で作った鍼。
いし‐ばり【石張り】
1 土木工事で、地盤を固めるために、石やセメントを張ること。 2 建造物の壁に薄い石材を用いる仕上げ法。
いしひき‐うた【石引(き)歌/石引(き)唄】
民謡で、大きな石などを引いて運ぶときにうたう歌。木遣(きや)り歌の一種。
いし‐ひじり【石聖】
俗事に心を動かされない、徳行堅固な僧。「東大寺の—経住が、我は観音の化身なりと名のれども」〈沙石集・一〉
いし‐ひょうじ【意思表示】
[名](スル) 1 自分の意思を相手に示すこと。「反対を—する」 2 契約の申し込み・承諾・解除や遺言など、権利・...
いし‐びや【石火矢/石火箭】
1 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。 2 近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎とい...
いし‐ぶぎょう【石奉行】
1 戦国時代、城の石積みにあたった役人。また、石の切り出しをつかさどった役人。 2 江戸幕府で、土木工事をつかさど...
いし‐ぶし【石伏】
《小石の多い水底にいる魚であるところから》 1 ウキゴリの別名。 2 ドンコの別名。 3 ヨシノボリの別名。
いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】
奈良県高市郡明日香村島庄にある飛鳥時代の古墳。巨大な横穴式石室が露出し、天井石が舞台のように大きいためにこの名があ...
いし‐ぶね【石船】
1 石材を運搬する船。 2 石でつくった浴槽。いしぶろ。「裸身(はだかみ)を、もしやとずっぷり—にひたせば」〈浄・...
いし‐ぶみ【石文/碑】
事績を後世に伝えるため、文字などを刻んで建てる石。石碑(せきひ)。碑(ひ)。 [補説]書名別項。→碑
いしぶみ【碑】
中山義秀の歴史小説。昭和14年(1939)発表。同年刊行。幕末から明治維新に至る激動の時代を背景に、剣術に秀でた士...
いし‐ぶろ【石風呂】
1 石でつくった浴槽。 2 岩屋・石室の蒸し風呂。石を焼いて水を注ぎ、その湯気を浴びる。「百姓ども御馳走に—をたき...
いし‐へん【石偏】
漢字の偏の一。「砂」「砲」などの「石」の称。
いしべ【石部】
滋賀県湖南市の地名。もと東海道五十三次の宿駅。古くから石灰を産出した。磯部(いそべ)ともよばれた。
いし‐べい【石塀】
石でつくった塀。
いしべ‐きんきち【石部金吉】
《石と金の二つの硬いものを並べて人名のようにした語》非常にきまじめで物堅い人。特に、女色(じょしょく)に迷わされな...
石部金吉(いしべきんきち)金兜(かなかぶと)
石部金吉に金(かね)の兜(かぶと)をかぶせたような人。極端に融通のきかない人のたとえ。
いし‐ほう【医師法】
医師の免許・国家試験の制度、業務上の義務などを規定した法律。現行法は昭和23年(1948)施行。 [補説]平成18...
いし‐ぼうちょう【石包丁/石庖丁】
弥生時代の石器の一。長さ10センチ内外で、穀類の穂を摘み取るのに用いた。打製品にはひも掛け用のえりぐりがあり、磨製...
いし‐ぼたん【石牡丹】
イソギンチャクの別名。
いし‐ぼとけ【石仏】
1 石でつくった仏像。せきぶつ。 2 感情を動かさない人。また、非常に口数の少ない人。「木仏(きぶつ)金仏(かなぶ...
いしま【窳/窪】
陶器などの、ゆがみ、くぼみやきず。「水もるとは、玉だれのかめなどの—あらむ心地ぞし侍る」〈元永元年内大臣家歌合・判詞〉
いしまき‐さん【石巻山】
愛知県豊橋市東北部にある円錐(えんすい)形の山。標高358メートル。山頂は、石灰岩の天狗岩・雄岩・雌岩の三つの大き...
いし‐まくら【石枕】
1 古墳時代に、遺体の頭部をのせた石製の枕。くぼみがある。石棺の底面につくりつけたものと、棺とは別のものとがあり、...
いし‐まてがい【石馬刀貝/石蟶貝】
イガイ科の二枚貝。海岸の岩やサンゴ塊に穴をあけてすむ。貝殻は円筒形で茶褐色をし、殻長約5センチ。肉は黄白色で、美味...
イシマンガリソ‐しっちこうえん【イシマンガリソ湿地公園】
《iSimangaliso Wetland Park》南アフリカ北東部、モザンビークに近いインド洋沿岸に広がる公園...
いしみかわ【石見川】
タデ科の一年草。畑や道端などの草地に生え、茎は半ば地上をはい、逆向きのとげで物にひっかかる。葉は三角形で、托葉をも...
いしみつ‐まきよ【石光真清】
[1868〜1942]陸軍軍人。熊本の生まれ。日清戦争後からシベリア出兵の時期にシベリア・満州で諜報活動に従事。自...
イシミラ
タンザニア中南部の村。イリンガの南東約20キロメートルに位置する。約6000年前の石器時代のものとされる集落跡や風...