いわぬま【岩沼】
宮城県南部の市。奥州街道の宿場町として発展。東北本線と常磐線の分岐点。承和9年(842)創建と伝える竹駒神社(稲荷...
いわぬま‐し【岩沼市】
⇒岩沼
いわ‐ね【岩根】
1 岩の根元。 2 どっしりと根を据えた大きな岩。いわがね。いわお。「白雲のたなびく山を—踏み越え隔(へな)りなば...
いわ‐の‐ドーム【岩のドーム】
エルサレム旧市街にあるイスラム様式の神殿。7世紀にウマイヤ朝が建設し、いくたびの改修を経て青色の壁と金色のドーム屋...
いわのひめ【磐之媛/石之日売】
仁徳天皇の皇后。葛城襲津彦(かつらぎのそつひこ)の娘。履中・反正・允恭天皇の母。万葉集・巻2にその作とされる歌を収める。
イワーノフ
[1895〜1963]ソ連の小説家。ソビエト散文の先駆者。ロシア革命前後の事件を鮮やかに描いた。「パルチザン」「装...
イワーノフ
[1866〜1949]ロシアの詩人。1924年、イタリアに移住。後期象徴派の代表。詩集「導きの星」「透明」など。イ...
イワノ‐フランキフスク
ウクライナ西部、イワノフランキフスク州の都市。同州の州都。東カルパチア山脈の北東麓、ドニエストル川の支流沿いに位置...
イワノ‐フランコフスク
ウクライナの都市イワノフランキフスクのロシア語名。
いわの‐ほうめい【岩野泡鳴】
[1873〜1920]小説家・評論家・詩人。兵庫の生まれ。本名、美衛(よしえ)。自然主義作家の一人。一元描写を唱え...
イワノボ
ロシア連邦西部、イワノボ州の都市。同州の州都。旧称イワノボボズネンスク。「黄金の環」と呼ばれるモスクワ北東近郊の観...
イワノボ‐ボズネンスク
ロシア連邦の都市イワノボの旧称。
いわ‐のぼり【岩登り】
登山で、岩場を登り下りすること。ロッククライミング。
いわ‐のり【岩海苔】
ウシケノリ科アマノリ属の紅藻で、海岸の岩上に生えるものの総称。アサクサノリと同様に佃煮などにする。養殖ノリより色や...
いわ‐はし【岩橋/石橋】
《「いわばし」とも》 1 川の浅瀬に飛び石を並べて、人が踏み渡れるようにしたもの。 2 石でつくった橋。いしばし。...
いわはし【岩橋】
狂言。和泉流。新妻が一向に被衣(かずき)をとらないので、夫は和歌でほのめかしてとらせようとするが、女は応じない。無...
いわはし‐の【岩橋の/石橋の】
[枕]飛び石と飛び石との間という意から「間(ま)」「近し」「遠し」にかかる。「—間近き君に恋ひわたるかも」〈万・五...
いわ‐はだ【岩肌/岩膚】
岩の表面。
いわ‐はな【岩鼻/岩端】
岩の突端。突き出た岩のはし。
いわ‐ば【岩場】
山などの、岩の多い場所。また、登山で、岩登りの対象となるような岩がむき出しになっている所。
いわ‐ば【言わば】
[副]《動詞「い(言)う」の未然形+接続助詞「ば」から》言ってみれば。たとえて言えば。「彼は、—業界の救世主だ」
いわ‐ばし・る【石走る】
[動ラ四]岩の上や間を水が激しく流れる。水が岩に当たってしぶきをあげる。「—・りたぎち流るる泊瀬川(はつせがは)絶...
いわ‐ばしる【石走る】
[枕] 1 岩で水がとびちる意から「垂水(たるみ)」にかかる。「—垂水の上のさわらびの」〈万・一四一八〉 2 「近...
いわ‐ひげ【岩髭/岩鬚】
1 カヤモノリ科科の褐藻。本州・九州沿岸の波の当たる岩上に群生し、高さ5〜15センチ。軟骨質の糸状で暗褐色をし、乾...
いわ‐ひば【岩檜葉/巻柏】
イワヒバ科の常緑、多年生のシダ。山地の岩上などに生え、高さ約25センチ。茎の頂から多くの枝を出し、乾燥時には内側に...
いわ‐ひばり【岩雲雀/岩鷚】
スズメ目イワヒバリ科の鳥。全長18センチくらい。背面はくすんだ灰黒色で、わきは濃い栗色。日本では本州の高山の岩場で...
いわ‐ふじ【岩藤】
ニワフジの別名。
いわふじ【岩藤】
浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」に登場する敵役の女性。 文楽人形の首(かしら)の一。など高...
いわ‐ふね【岩船/磐船】
高天原から下界に下りるときに神が乗るという堅固な船。「天探女(あまのさぐめ)が—の泊(は)てし高津は」〈万・二九二...
いわふね【岩船】
謡曲。脇能物。勅使が高麗唐土の宝を求めて摂津国住吉の浦に下り、天探女(あまのさぐめ)と竜神から貢ぎ物を受ける。
いわふね‐の‐さく【磐舟柵】
大化4年(648)、蝦夷(えぞ)に備えて越後国に設けられた城柵。大和朝廷の北方進出の根拠地。現在の新潟県村上市岩船...
いわ‐ぶくろ【岩袋】
オオバコ科の多年草。本州以北の高山に分布。高さ約10センチ。夏、淡紅紫色で先が五つに裂けた袋状の花が開く。北海道の...
いわぶち‐えつたろう【岩淵悦太郎】
[1905〜1978]国語学者。福島の生まれ。国立国語研究所所長、国語学会代表理事、国語審議会委員などを務め、当用...
いわ‐ぶろ【岩風呂】
岩で囲まれたくぼみを湯船にした温泉。また、岩で囲った風呂。
いわ‐べんけい【岩弁慶】
ベンケイソウ科の多年草。本州中部から北の高山や北海道の海岸に自生。高さ約30センチ。葉は白みがかり、多肉で、多数重...
いわ‐ま【岩間】
岩と岩との間。
いわま‐かんのん【岩間観音】
岡山県久米郡美咲町にある本山寺の通称。山号は岩間山。役(えん)の行者(ぎょうじゃ)ゆかりの地に頼観が大宝元年(70...
いわまく‐も【言はまくも】
[連語]《「まく」は推量の助動詞「む」のク語法》口に出して言うのも。口にするのも。「かけまくもあやに恐(かしこ)く...
いわ‐まつ【岩松】
イワヒバの別名。
いわま‐でら【岩間寺】
滋賀県大津市にある真言宗醍醐派の正法寺の通称。山号は岩間山。養老年間(717〜724)に泰澄(たいちょう)が創建。...
いわみ【石見】
旧国名の一。現在の島根県西部にあたる。石州。
いわみ‐かいひんこうえん【石見海浜公園】
⇒島根県立石見海浜公園
いわみ‐がた【石見潟】
島根県江津市から浜田市にかけての海岸。[歌枕]「つらけれど人には言はず—うらみぞ深き心一つに」〈拾遺・恋五〉
いわみ‐ぎん【石見銀】
江戸時代、石見銀山で運上銀として鋳造していたふぞろいの灰吹き銀。
いわみ‐ぎんざん【石見銀山】
島根県大田(おおだ)市大森にあった銀山。戦国時代に開発され、江戸時代には幕府の直轄領となる。明治以降は銅も産出。大...
いわみ‐くうこう【石見空港】
島根県益田市にある空港。地方管理空港の一。平成5年(1993)開港。愛称、萩石見空港。
いわみ‐こうげん【石見高原】
島根県中西部に広がる高原。中国山地西部の脊梁(せきりょう)北側に位置する。標高300〜500メートル。江(ごう)川...
いわみざわ【岩見沢】
北海道石狩平野東部の市。空知総合振興局所在地。札幌市のベッドタウン化が進む。平成18年(2006)3月、北村・栗沢...
いわみざわ‐し【岩見沢市】
⇒岩見沢
いわみ‐じゅうたろう【岩見重太郎】
安土桃山時代の伝説的剣豪。初めは小早川家に、のち秀吉に仕え、薄田隼人(すすきだはやと)と名のり、大坂夏の陣で討ち死...