いしかわ【石川】
姓氏の一。 [補説]「石川」姓の人物石川倉次(いしかわくらじ)石川光明(いしかわこうめい)石川五右衛門(いしかわご...
いしかわ‐くらじ【石川倉次】
[1859〜1944]教育家・点字開発者。遠江(とおとうみ)の人。小学校の教員を経て東京盲唖(もうあ)学校に勤務。...
いしかわ‐けん【石川県】
⇒石川
いしかわけんりつ‐かんごだいがく【石川県立看護大学】
石川県かほく市にある公立大学。平成12年(2000)に開設された。平成23年(2011)公立大学法人となる。
いしかわけんりつ‐だいがく【石川県立大学】
石川県野々市市にある公立大学。昭和46年(1971)に設立された石川県農業短期大学を前身として、平成17年(200...
いしかわ‐こうめい【石川光明】
[1852〜1913]彫刻家。東京の生まれ。明治初期に流行した牙彫(げちょう)の第一人者。帝室技芸員。
いしかわ‐ごえもん【石川五右衛門】
安土桃山時代の伝説的大盗賊。文禄3年(1594)京都三条河原で釜煎(かまい)りの刑に処せられたという。歌舞伎「楼門...
いしかわ‐さんしろう【石川三四郎】
[1876〜1956]社会主義運動家。埼玉の生まれ。「万朝報(よろずちょうほう)」記者から平民社に入り、「平民新聞...
いしかわ‐し【石川市】
⇒石川
いしかわ‐じま【石川島】
東京都中央区佃(つくだ)の一部。もとは隅田川河口の島で、旗本石川八左衛門が徳川家光より拝領した。江戸時代、人足寄場...
いしかわ‐じゅん【石川淳】
[1899〜1987]小説家・評論家。東京の生まれ。小説「普賢(ふげん)」で芥川賞を受賞。ほかに「至福千年」「狂風...
いしかわ‐じょうざん【石川丈山】
[1583〜1672]江戸前期の漢詩人・書家。三河の人。名は重之、字(あざな)は孫助。別号、六六山人など。徳川家康...
いしかわ‐たくぼく【石川啄木】
[1886〜1912]歌人・詩人。岩手の生まれ。本名、一(はじめ)。若くして「明星」に詩を発表し、与謝野鉄幹に師事...
いしかわ‐たけよし【石川武美】
[1887〜1961]出版人。大分の生まれ。婦人雑誌記者を経て、東京家政研究会(現、主婦の友社)を興す。大正6年(...
いしかわ‐たつぞう【石川達三】
[1905〜1985]小説家。秋田の生まれ。ブラジル移民団を描いた「蒼氓(そうぼう)」で第1回芥川賞を受けた。社会...
いしかわ‐ちよまつ【石川千代松】
[1861〜1935]動物学者。東京の生まれ。東大教授。ドイツでワイスマンに師事。ホタルイカの発光やアユの養殖など...
いしかわ‐りこう【石川利光】
[1914〜2001]小説家。大分の生まれ。本名、利光(としみつ)。戦後、出版社社長として丹羽文雄主宰「文学者」を...
いしかわ‐とよのぶ【石川豊信】
[1711〜1785]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。俗称、孫三郎あるいは七兵衛。西村重長に師事し、漆絵・紅摺(べに...
いしかわ‐どうぶつえん【いしかわ動物園】
石川県能美市にある動物園。平成11年(1999)開園。環境にやさしい動物園をめざし、バリアフリーも完備する。
いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女/石川女郎】
大和・奈良時代の女流歌人。万葉集に同名の七人が登場するが、実在したのは三人から五人とする説が有力。 久米禅師と歌を...
いしかわ‐の‐しょうじゃ【石川精舎】
敏達天皇13年(584)蘇我馬子(そがのうまこ)が石川の自宅に百済(くだら)伝来の仏像を安置した仏殿。日本最初の寺...
いしかわ‐まさもち【石川雅望】
[1754〜1830]江戸後期の狂歌師・国学者。江戸の人。号、宿屋飯盛(やどやのめしもり)。石川豊信の子で、家業は...
いし‐がき【石垣】
石を積み上げてつくった垣。石壁。また、山や堤などの側面に石を積み重ねたもの。石崖(いしがけ)。
いしがき【石垣】
沖縄県の石垣島を占める市。パイナップル栽培が盛ん。黒真珠・八重山上布を特産。人口4.7万(2010)。
いしがき【石垣】
京都市の石垣町のこと。東山区宮川町付近をいう。寛文10年(1670)鴨川に石垣で護岸工事をしたところからの名。色茶...
いしがき‐いちご【石垣苺】
石垣栽培の方法で栽培したイチゴ。《季 冬》
いしがき‐がい【石垣貝】
⇒蝦夷石陰貝(えぞいしかげがい)
いしがき‐さいばい【石垣栽培】
丘陵の南斜面に石垣やブロックを組み、イチゴなどを植えて、石などの放射熱を利用して生長を促す栽培方法。
いしがき‐し【石垣市】
⇒石垣
いしがき‐じま【石垣島】
沖縄県、八重山諸島の主島。サンゴ礁で取り巻かれ、西方の西表島までの浅海は堡礁(ほしょう)をなす。
いしがき‐だい【石垣鯛】
イシダイ科の海水魚。全長約70センチ。体は側扁し、幼魚には石垣状の模様があるが、老成魚では全体に黒ずみ、口のまわり...
いしがき‐やま【石垣山】
神奈川県小田原市にある箱根外輪山の一部。標高241メートル。天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原征伐の折、陣所を...
いしがき‐りん【石垣りん】
[1920〜2004]詩人。東京の生まれ。高等小学校卒業後、銀行に勤務のかたわら詩作を続ける。作品に「私の前にある...
いしがきりんししゅう【石垣りん詩集】
石垣りんの詩選集。昭和46年(1971)刊行。昭和47年(1972)、第12回田村俊子賞受賞。
いし‐がけ【石崖/石垣】
「いしがき」に同じ。
いしがけ‐こもん【石崖小紋】
石垣のように大小ふぞろいの円を組み合わせた文様の小紋。
いしがけ‐しぼり【石崖絞(り)】
石垣の合わせ目のように、六角形を並べた絞り染めの文様。石垣三浦。
いしがけ‐ちょう【石崖蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5.5〜6センチ。翅を広げて止まり、翅は白色の地に地図状の黒褐色のすじがあ...
いしがけ‐まち【石垣町】
⇒いしがき(石垣)
いし‐がっせん【石合戦】
二手に分かれ、石を投げ合って戦うこと。祭礼・年中行事や子供の遊びとして行われた。石打ち。→印地(いんじ)
石(いし)が流(なが)れて木(こ)の葉(は)が沈(しず)む
《「新語」弁惑から》物事が道理と逆になることのたとえ。
いし‐がに【石蟹】
ワタリガニ科のカニ。干潟や岩礁にすむ。甲幅6センチくらい。暗緑色の甲の前側縁に突起が6個ある。最後の歩脚は平たい。...
いし‐がま【石窯】
石を積み上げてつくった堅炭(かたずみ)製造用のかま。
いし‐がま【石鎌】
鎌の形をした弥生時代の磨製石器。木の柄をつけ、収穫・草刈りに用いたらしい。
いし‐がみ【石神】
奇石・霊石などを神体または神の依代(よりしろ)として祭った民間信仰の神。しゃくじん。しゃくじ。 [補説]狂言の曲名...
いしがみ【石神】
狂言。妻に離縁されそうになった男が、仲人の入れ知恵で石神に化けて妻にくじを引かせ、いったん別れることをあきらめさせ...
いし‐がめ【石亀/水亀】
ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。日本特産種のニホンイシガメは本州・四国・九州に分布。子は銭...
石亀(いしがめ)の地団駄(じだんだ)
《「雁(がん)が飛べば石亀も地団駄」の略》身の程を考えないで、他をまねようと力んでも限界があることのたとえ。石亀も...
石亀(いしがめ)も地団駄(じだんだ)
⇒石亀の地団駄
いし‐がれい【石鰈】
カレイ科の海水魚。全長約40センチ。体表にうろこはなく、両眼のある体の右側に、石状の骨板が並ぶ。沿岸に産し、食用。...