から‐づけ【辛漬(け)/鹹漬(け)】
1 漬物を塩辛く漬けること。また、その漬物。 2 京都などで、沢庵漬(たくあんづ)けのこと。
から‐づみ【空積み】
石材・煉瓦(れんが)・コンクリートブロックなどを、モルタルなどの接合・充塡材を使わないで積み上げること。
から‐づり【空釣(り)】
餌をつけずに、釣り針でひっかけて魚を捕る漁法。
からづり‐はえなわ【空釣り延縄】
餌をつけないで、海底に沈め、鉤針(かぎばり)にかかったタコや魚を捕る延縄。
から‐て【空手/唐手】
1 (空手)手に何も持っていないこと。また、力となる武器や財産を持っていないこと。素手(すで)。「土産もなく—で訪...
カラテア
クズウコン科カラテア属の多年草の総称。熱帯アメリカに分布。観葉植物とし、高さ30〜70センチ。葉は細長く、表面に茶...
カラテオドリ
[1873〜1950]ギリシャの数学者。ドイツ生まれ。アテネに移住するが、のちにミュンヘン大教授となる。関数論の公...
から‐てがた【空手形】
1 実際の取引がないのに、資金の融通を受ける目的で発行される手形。支払いが不確実で危険なもの。くうてがた。 2 実...
からて‐チョップ【空手チョップ】
プロレスの技の一。手刀(しゅとう)で相手を強くたたくもの。
からて‐どう【空手道】
⇒からて(空手)2
から‐てんじく【唐天竺】
中国とインド。非常に遠い所のたとえ。「—の果てまでも」
から‐でっぽう【空鉄砲】
1 実弾をこめないで撃つ鉄砲。空砲。からづつ。 2 ほら。でまかせ。
から‐と【唐櫃】
「からびつ」に同じ。「—、米櫃、灰俵、打ち返してぞ捜しける」〈浄・冥途の飛脚〉
から‐と‐いって【からと言って】
[連語]《接続助詞「から」+格助詞「と」+動詞「いう」の連用形+接続助詞「て」》活用語の終止形に付く。 1 ある行...
から‐とう【辛党】
菓子などの甘いものよりも酒のほうを好む人。左党。⇔甘党。
から‐とじ【唐綴じ】
1 中国風の書物のとじ方。胡蝶装(こちょうそう)・粘葉装(でっちょうそう)など。→大和綴(やまとと)じ 2 袋とじ...
から‐とて
[連語]《接続助詞「から」+接続助詞「とて」》「からといって」に同じ。「難しい—投げ出すわけにはいかない」 [補説...
から‐とむらい【空葬い】
遺体の発見されないままに行われる、仮の葬式。
カラトラバ‐ばし【カラトラバ橋】
《Ponte di Calatrava》⇒コスティトゥツィオーネ橋
から‐とり【唐鳥】
オウム・クジャクなどの、外国産の鳥。「大納言殿より—いんこうまゐる」〈御湯殿上日記〉
からとり‐の‐あと【唐鳥の跡】
《鳥の足跡から漢字が作られたという伝説から》漢字。また、漢学。
から‐とりひき【空取引】
現物の受け渡しをしないで、相場の変動による差益の獲得を目的として行われる取引。空相場。空売買。くうとりひき。
から‐ど【唐戸】
開き戸式の扉。古くは板唐戸であったが、のちには桟唐戸(さんからど)が多く用いられた。
から‐な【辛菜】
辛みのある野菜の総称。
から‐な【唐名】
1 中国風の名称。また、中国での名称。→大和名(やまとな) 2 律令制の官職の名を中国風によんだ呼び方。例えば、太...
から‐なし【唐梨】
1 バラ科のカリンの別名。 2 赤い実のリンゴ。〈和名抄〉
から‐なっとう【唐納豆】
「寺納豆(てらなっとう)」に同じ。《季 夏》
から‐なつめ【唐棗】
サネブトナツメの別名。
から‐なでしこ【唐撫子】
1 セキチクの別名。 2 襲(かさね)の色目の名。夏に着用するもので、表裏ともに紅色または唐紅。
から‐に【辛煮/鹹煮】
醤油だけで塩辛く煮ること。また、その煮たもの。
から‐に【空荷】
運搬用の車などが荷物を積んでいないこと。「—の艀(はしけ)」
から‐に
[連語]《準体助詞「から」+格助詞「に」》活用語の連体形に付く。上代では格助詞「の」「が」にも付く。 1 …だけの...
から‐にしき【唐錦】
[名]唐織りの錦。 [枕]布に関する意から、「た(裁)つ」「お(織)る」などにかかる。「—たたまく惜しきものにぞあ...
カラニッシュ
英国スコットランド北西岸、アウターヘブリディーズ諸島のルイス島西部の村。新石器時代に造られたとされるストーンサーク...
から‐ねこ【唐猫】
中国から渡来した猫。舶来の猫。また、単に猫。「—の、いと小さく、をかしげなるを」〈源・若菜上〉
から‐ねんぶつ【空念仏】
1 信仰心からでなく、口先だけで唱える念仏。 2 実行の伴わない口先だけの主張や宣伝。「彼の約束はいつも—に終わる」
から‐の‐あや【唐の綾】
「唐綾(からあや)」に同じ。「珍しきさまなる—などに」〈源・須磨〉
から‐の‐いぬ【唐の犬】
舶来の犬。また、狛犬(こまいぬ)。「あれほど—に似候ひなん上は」〈徒然・一二五〉
から‐の‐うた【唐の歌】
「唐歌(からうた)」に同じ。「—にもかくぞあるべき」〈古今・仮名序〉
から‐の‐おんぞ【唐の御衣】
「唐衣(からぎぬ)」に同じ。「まだ御裳、—奉りながらおはしますぞいみじき」〈枕・二七八〉
から‐の‐かしら【唐の頭】
兜(かぶと)の上につけるヤクの尾で作った飾り。白いのを白熊(はぐま)、赤く染めたのを赤熊(しゃぐま)、黒いのを黒熊...
から‐の‐かみ【唐の紙】
中国渡来の紙。また、それに模した紙。唐紙(とうし)。「—の赤みたるに」〈枕・二四一〉
から‐の‐き【唐の綺】
薄い唐綾(からあや)。「桜の—の御直衣(なほし)」〈源・花宴〉
からのす‐しょうこうぐん【空の巣症候群】
子供が独立した後の専業主婦を襲う空虚感から生じる、無気力・無関心・自信喪失・寂寥(せきりょう)感などの症状。更年期...
空(から)の樽(たる)ほど音(おと)が大(おお)きい
愚か者ほど大声でよくしゃべるということのたとえ。
から‐は
[連語]《準体助詞「から」+係助詞「は」》名詞、活用語の連体形に付く。…である以上は。…する以上は。「引き受けた—...
から‐はし【唐橋】
唐風につくった欄干のある、弓形の橋。「瀬田の—」
から‐はじかみ【唐薑/呉茱萸】
ゴシュユの古名。〈本草和名〉
から‐はな【唐花】
1 中国から渡来した花文様。4弁のものが多く、5弁・6弁もある。花弁の先に入隅(いりすみ)のあるのが特徴。 2 紋...
からはな‐そう【唐花草】
アサ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に生え、他に巻きついて伸びる。茎や葉柄に小さいとげがあり、葉は三つに裂けてい...