かん‐き【刊記】
日本や中国の古い刊本で、出版の時・場所・刊行者などを記した部分。現在の奥付や洋書の標題紙に相当する。
かんき【甘輝】
浄瑠璃「国性爺合戦(こくせんやかっせん)」中の人物。国性爺和藤内(わとうない)の姉の錦祥女(きんしょうじょ)の夫。...
かん‐き【官紀/官規】
官吏が職務上守るべき規律。「—を粛正する」
かん‐き【乾季/乾期】
ある地域の1年のうちで、雨量の極少月を含む時期・季節。熱帯ではその半球側の冬、亜熱帯では夏あるいは冬に現れる。→雨季
かん‐き【勘気】
主君・主人・父親などの怒りに触れ、とがめを受けること。また、その怒りやとがめ。「—をこうむる」「—に触れる」
かん‐き【喚起】
[名](スル)呼び起こすこと。呼び覚ますこと。「注意を—する」「世論を—する」
かん‐き【換気】
[名](スル)建物などの内部の汚れた空気を排出して、外の新鮮な空気と入れかえること。「窓を開けて—する」
かん‐き【寒気】
寒さ。寒さの程度。また、冷たい空気。「—がゆるむ」「—にさらされる」《季 冬》
かん‐き【感喜】
[名](スル)感激して喜ぶこと。「某氏—に堪(た)えず、ただ打ち伏して泣き居たり」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐き【管窺】
視野が狭いこと。見識がないこと。管見。
かん‐き【歓喜】
[名](スル) 1 非常に喜ぶこと。また、心からの喜び。「—して躍り上がる」 2 ⇒かんぎ(歓喜)
かん‐き【韓琦】
[1008〜1075]中国、北宋(ほくそう)の政治家。安陽(河南省)の人。字(あざな)は稚圭。仁宗・英宗・神宗の3...
かんぎ【寛喜】
《「かんき」とも》鎌倉前期、後堀河天皇の時の年号。1229年3月5日〜1232年4月2日。
かんきけつりゅうひ‐ふきんこう【換気血流比不均衡】
肺胞での換気量(酸素と二酸化炭素が交換される量)と血流量のバランスが崩れている状態。換気血流比不均等。
かんきけつりゅうひ‐ふきんとう【換気血流比不均等】
⇒換気血流比不均衡
かんき‐こう【換気孔/換気口】
換気のための開口部。風抜き。通風口。
かんき‐し【間期死】
放射線による細胞死のうち、細胞分裂をすることなく不活性なまま短時間で死ぬこと。細胞間期死。非分裂死。→増殖死
かんき‐じゃくやく【歓喜雀躍】
[名](スル)躍り上がらんばかりに、非常に喜ぶこと。欣喜(きんき)雀躍。
かんき‐せん【換気扇】
家屋の壁や窓などに取り付け、モーターで羽根を回転させて室内の空気を排出する電気器具。
かんき‐たくろう【神吉拓郎】
[1928〜1994]小説家・放送作家・エッセイスト。東京の生まれ。NHKで放送台本を手がけた後、都会的なタッチの...
かん‐きだん【寒気団】
高緯度の発源地から暖かい地方に移動する気団。シベリア気団など。→暖気団
かんき‐ちく【寒忌竹】
タデ科の多年草。高さ約1メートル。茎はよく分枝し、扁平な葉状で節が多い。夏、節ごとに緑白色の小花が群がってつく。ソ...
かん‐きつ【奸譎/姦譎】
[名・形動]⇒かんけつ(奸譎)
かん‐きつ【柑橘】
「柑橘類」の略。
かんきつ‐るい【柑橘類】
ミカン科のミカン属・キンカン属・カラタチ属の植物の総称。また、その果実。ライム・シトロン・ザボン・ダイダイ・オレン...
かんき‐とう【換気塔】
建物内の換気のために、屋上などに設ける筒状の装置。
かんきによす【歓喜に寄す】
《原題、(ドイツ)An die Freude》シラーの詩。1785年の作。1786年、文芸誌「ターリア」に掲載。経...
かん‐きのう【肝機能】
肝臓の働き。
かんきのう‐いじょう【肝機能異常】
肝臓が、何らかの原因で障害を受け、正常な機能を維持できなくなった状態。AST・ALT・γ-GTPなど、肝臓で働く酵...
かんきのう‐しょうがい【肝機能障害】
肝臓が何らかの障害によって正常に機能しなくなること。血液中のGOT、GPT、γ-GTP、LDH、コリンエステラーゼ...
かんきのうた【歓喜の歌】
ベートーベン作曲の交響曲第9番ニ短調の第4楽章で歌われる第一主題の通称。シラーの詩「歓喜に寄す」を歌詞として用いて...
かん‐きゃく【閑却】
[名](スル)なおざりにすること。いい加減にほうっておくこと。「—し得ない問題」
かん‐きゃく【観客】
映画・演劇・スポーツなどの見物人。かんかく。「—席」
かん‐きゅう【官給】
[名](スル)政府が金品を支給すること。また、そのもの。「—品」
かん‐きゅう【感泣】
[名](スル)感激のあまりに泣くこと。「師恩の深さに—する」
かん‐きゅう【緩急】
1 ゆるやかなことと、急なこと。遅いことと、速いこと。ゆるいことと、厳しいこと。「—をつける」「—自在の投球」「—...
かん‐きゅう【緩球】
野球で、ゆるく投げた球。スローボール。
かんきゅう‐おんど【乾球温度】
乾球温度計(普通の温度計)が示す温度。気温のこと。→湿球温度
かんきゅう‐おんどけい【乾球温度計】
乾湿球湿度計についている2本の温度計のうち、球部を湿布で包まないほうの温度計。→湿球温度計
かんきゅう‐きごう【緩急記号】
楽曲の演奏速度をゆるやかにしたり速くしたりすることを示す発想記号。
かんきゅう‐しゃ【緩急車】
事故などに備え、車両の一部に手動の制動機などを取り付けた客車・貨車。列車の最後尾などに連結する。
かん‐きゅうちゅう【肝吸虫】
吸虫の一種。体長1センチほどのへら形をした寄生虫。虫卵が第1中間宿主のマメタニシに食べられ、発育した第2中間宿主の...
かん‐きょ【函渠】
横断面が四角形の地下水路。
かん‐きょ【官許】
[名](スル)政府が特定の人や団体に特定の行為を許すこと。また、その許可。「—を得る」「—された土地開発事業」
かん‐きょ【閑居/間居】
[名](スル) 1 世俗を逃れて心静かに暮らすこと。また、その住まい。「田舎に—する」 2 暇でいること。何もしな...
かん‐きょ【管渠】
管(くだ)を用いた円筒形の地下水路。
かん‐きょう【乾薑/干姜】
ショウガの根茎を乾燥させたもの。漢方で健胃・鎮嘔(ちんおう)・鎮咳(ちんがい)薬などに用いる。
かん‐きょう【喚叫】
[名](スル)大声を上げてさけぶこと。叫喚。「学徒が救いを求めて—している」〈原民喜・夏の花〉
かん‐きょう【寒郷】
1 貧しく、さびれた村里。 2 自分の故郷、居住地をへりくだっていう語。
かん‐きょう【寒蛩】
晩秋、ものさびしそうに鳴くコオロギ。「—籬下(りか)に鳴きて」〈蘆花・自然と人生〉