かん‐さ【奸詐/姦詐】
うそや計略で人を陥れようとすること。わるだくみ。「懶慢(らんまん)、欺偽(さぎ)、—なるを以て」〈中村訳・西国立志編〉
かん‐さ【感作】
生体に特定の抗原を与え、同じ抗原の再刺激に感じやすい状態にすること。→脱感作
かん‐さ【関左】
《南を向けば東は左であるところから》「関東(かんとう)」に同じ。
かん‐さ【関鎖】
門戸の錠や鍵。また、門や戸のしまり。「北門の—を守り」〈染崎延房・近世紀聞〉
かん‐さ【監査】
[名](スル) 1 監督し検査すること。 2 特に、会計監査・業務監査のこと。→法定監査 →任意監査
かん‐さ【鑑査】
[名](スル)そのものの優劣・適否・真偽などを鑑定し審査すること。「応募作品を—する」
かん‐さい【甘菜】
サトウダイコンの別名。
かん‐さい【奸才/姦才】
悪事に関する才能。よこしまな才。わるぢえ。
かん‐さい【完済】
[名](スル)借金などをすべて返しおわること。皆済(かいさい)。「住宅のローンを—する」
かん‐さい【旱災】
ひでりによる災害。干害。
かん‐さい【関西】
《「関東」に対して関所の西の国の意》 京都・大阪・神戸を中心とする一帯。京阪神地方。 奈良時代、鈴鹿・不破・愛発(...
かん‐さい【簡裁】
「簡易裁判所」の略。
かん‐さい【艦載】
[名](スル)軍艦にのせること。「戦闘機を—する」
かん‐ざい【漢才】
《「かんさい」とも》漢学の才。漢籍に精通し、巧みに詩文を作る能力。からざえ。かんざえ。「和魂—」
かんさい‐いかだいがく【関西医科大学】
大阪府守口市に本部のある私立大学。昭和3年(1928)創立の大阪女子高等医学専門学校を母体に、昭和24年(1949...
かんさい‐いりょうだいがく【関西医療大学】
大阪府泉南郡熊取町にある私立大学。平成15年(2003)に関西鍼灸大学として開学。平成19年(2007)現校名に改...
かんさ‐いいん【監査委員】
1 地方公共団体の財務や事業の管理などを監査するため、各地方自治体に置かれる機関。 2 破産管財人の職務執行を監督...
かんさ‐いいんかい【監査委員会】
指名委員会等設置会社に設置される委員会の一つ。執行役・取締役および会計参与の職務執行を監査する。また、会計監査人の...
かんさい‐かんごいりょうだいがく【関西看護医療大学】
兵庫県淡路市にある私立大学。平成18年(2006)に淡路市との公私協力方式によって開学した。看護学部の単科大学。
かんさい‐がいこくごだいがく【関西外国語大学】
大阪府枚方市にある私立大学。昭和41年(1966)に開学した。
かんさい‐き【艦載機】
軍艦に積載される航空機。ふつう航空母艦に搭載するものを艦上機というのに対して、他の軍艦に積む航空機をいう。
かんさい‐くうこう【関西空港】
関西国際空港の通称。
かんさ‐いけん【監査意見】
会計監査人が、企業の財務諸表や内部統制報告書について、妥当性・適法性の観点から監査した結果を表明するもの。監査報告...
かんさい‐こういききこう【関西広域機構】
関西の府県・政令指定都市・経済団体によって設立された組織。平成19年(2007)創設。地方分権の推進、広域的な防災...
かんさい‐こういきれんごう【関西広域連合】
大阪・京都・滋賀・兵庫・和歌山・鳥取・徳島の7府県が参加する広域行政組織。平成22年(2010)12月発足。都道府...
かんさい‐こくさいくうこう【関西国際空港】
大阪湾上の人工島にある国際空港。会社管理空港の一。人工島は昭和62年(1987)から、大阪府泉佐野市・田尻町・泉南...
かんさいこくさい‐だいがく【関西国際大学】
兵庫県三木市に本部のある私立大学。平成10年(1998)に開学した。令和2年(2020)神戸山手大学を統合し、現代...
かんさい‐しょうひんとりひきじょ【関西商品取引所】
「大阪堂島商品取引所」の旧称。
かんさい‐たんぽぽ【関西蒲公英】
キク科タンポポ属の多年草。関西から四国・九州に分布する、日本在来のタンポポ。外側の総苞片(そうほうへん)は内側の総...
かんさい‐だいがく【関西大学】
大阪府吹田(すいた)市に本部のある私立大学。明治19年(1886)設立の関西法律学校に始まり、大正11年(1922...
かんさい‐ふくしかがくだいがく【関西福祉科学大学】
大阪府柏原市にある私立大学。平成9年(1997)に開学した。
かんさい‐ふくしだいがく【関西福祉大学】
兵庫県赤穂(あこう)市にある私立大学。平成9年(1997)に開学。
かんさい‐ぶんかがくじゅつけんきゅうとし【関西文化学術研究都市】
大阪府・京都府・奈良県にまたがる、官民の研究機関が集積した地域。1970年代後半から国土庁(現在の国土交通省)や京...
かんさい‐べん【関西弁】
京都・大阪を中心に、広く近畿地方で話されている方言の一般的呼称。
かんさい‐ほんせん【関西本線】
名古屋から四日市・奈良を経てJR難波(なんば)(大阪府)に至るJR線。明治32年(1899)全通。全長174.9キロ。
かん‐さいぼう【間細胞】
組織中にあって、その組織の細胞群とは異なる働きをする細胞。精巣中にあって雄性ホルモンを分泌する細胞など。
かん‐さいぼう【幹細胞】
《stem cell》発生の過程や、臓器・組織・器官の再生・維持の過程で、細胞を供給するもととなる母細胞のこと。自...
かん‐さいぼう【肝細胞】
肝臓の実質を構成する細胞。
かん‐さいぼう【桿細胞】
⇒桿状体(かんじょうたい)
かんさいぼう‐がん【肝細胞癌】
肝臓に発生する悪性腫瘍の一。肝臓の細胞が癌化する原発性の肝癌。B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスに感染し、慢性肝炎...
かんさいぼうせいちょう‐いんし【肝細胞成長因子】
⇒肝細胞増殖因子
かんさいぼうぞうしょく‐いんし【肝細胞増殖因子】
臓器の形成や組織の修復に関与する生理活性物質。肝細胞の増殖を促進するサイトカインとして発見されたが、肝臓だけでなく...
かんさ‐きかん【監査機関】
1 行政の執行や財務などの事務処理の監査を任務とする行政機関。会計検査院・行政管理局および監査委員など。 2 私法...
かん‐さく【奸策/姦策】
人を陥れるためのはかりごと。わるだくみ。奸計。「—を弄(ろう)する」
かん‐さく【間作】
[名](スル) 1 畑の畝(うね)と畝との間、または株と株との間に別の作物を栽培すること。 2 農作物の収穫後、次...
かん‐さく【漢作】
中国産の茶入れのうち、最も古いもの。宋・元代に製作されたものとみられる。
かんさく‐りん【間作林】
高木を伐採したのち、苗木が生長するまで、その株の間に農作物を栽培する林野。
かん‐さざん【菅茶山】
[1748〜1827]江戸後期の儒者。漢詩人。備後(びんご)の人。名は晋帥(ときのり)。通称、太仲。京都で朱子学を...
かん‐さつ【官札】
「太政官札(だじょうかんさつ)」の略。
かん‐さつ【閑殺】
[名](スル)人の気持ちを暗くし、活気を失わせること。「冷淡は人を—し」〈透谷・熱意〉