かん‐ざ【冠者】
《「ざ」は「じゃ」の直音表記》「かんじゃ(冠者)1」に同じ。「—の御座、引き入れの大臣(おとど)の御座、御前にあり...
かん‐ざ【環座】
[名](スル)複数の人が輪の形になって、内側を向いてすわること。くるまざ。まどい。「円卓を央(なか)に—する十数人...
かん‐ざい【寒剤】
二つ以上の物質を混合して低温が得られる冷却剤。氷と食塩との混合物がよく用いられ、氷が融解熱を、食塩が溶解熱を吸収す...
かん‐ざい【漢才】
《「かんさい」とも》漢学の才。漢籍に精通し、巧みに詩文を作る能力。からざえ。かんざえ。「和魂—」
かん‐ざい【管財】
財産を管理すること。
かん‐ざい【感材】
⇒感光材料
かんざい‐にん【管財人】
破産・会社更生・和議の手続きで、財産を管理する人。裁判所によって選任される。→破産管財人 →更生管財人
かんざき【神埼】
佐賀県東部にある市。稲作やイチゴ・茶の栽培が盛ん。東隣の吉野ヶ里町との境に吉野ヶ里遺跡がある。平成18年(2006...
かんざき【神崎】
姓氏の一。 [補説]「神崎」姓の人物神崎武雄(かんざきたけお)神崎与五郎(かんざきよごろう)
かんざき‐がわ【神崎川】
大阪市北部を流れる川。摂津市西部で淀川から分流して安威(あい)川と合流し、尼崎市神崎で猪名(いな)川を合わせて大阪...
かんざき‐し【神埼市】
⇒神埼
かんざき‐たけお【神崎武雄】
[1906〜1944]小説家。福岡の生まれ。新聞社に勤務した後、同時代を描いた大衆小説を執筆。「寛容」およびその他...
かんざき‐よごろう【神崎与五郎】
[1666〜1703]赤穂義士(あこうぎし)の一人。美作(みまさか)の人。名は則休(のりやす)。下級武士ながら和歌...
かん‐ざくら【寒桜】
1 バラ科の落葉高木。2月ころ、葉の出る前に、淡紅色の5弁花が咲く。カンヒザクラとオオシマザクラの雑種といわれる。...
かん‐ざけ【燗酒】
燗をした日本酒。《季 冬》
かん‐ざし【簪】
《「かみさ(髪挿)し」の音変化》 1 女性の髪飾りの一。前差し・中差し・後ろ差しがあり、平打ち・花かんざし・玉かん...
かん‐ざし【髪状】
《「かん」は「かみ(髪)」の音変化。「さし」は物のようすの意》 1 額の上の髪の生えぐあい。髪のようす。「額つき、...
かん‐ざし【貫緡/貫差】
銭1貫文をつらぬく緡(さし)。また、緡につらぬいた1貫文の銭。実際には960文で、1貫文として通用した。
カンザス
米国中央部の州。州都トピーカ。小麦の大産地。航空機・車両工業なども盛ん。→アメリカ合衆国[補説]
カンザス‐シティー
米国ミズーリ州西部の都市。カンザス川とミズーリ川の合流点に位置し、対岸のカンザス州の同名の市とともに大都市圏を構成...
かん‐さつ【観察】
[名](スル) 1 物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること。「動物の生態を—する」「—力」 2 《「かんざつ」...
かん‐ざまし【燗冷まし】
燗酒の冷えたもの。
かん‐ざらい【寒復習】
寒中の早朝などに、芸事の復習などをすること。寒ざらえ。《季 冬》「ただ一人ひそかなるかな—/虚子」
かん‐ざらし【寒晒し】
1 寒中、穀類や布などを水や空気にさらしておくこと。《季 冬》 2 「寒晒(かんざら)し粉」の略。
かんざらし‐こ【寒晒し粉】
白玉粉。もち米を寒晒しにして作る。《季 冬》
かんざわ‐としこ【神沢利子】
[1924〜 ]児童文学作家。福岡の生まれ。本名、古河トシ。「ちびっこカムのぼうけん」で注目される。以後「くまの子...
かん‐さん【換算】
[名](スル)《「かんざん」とも》ある数量を他の単位に換えて計算しなおすこと。「尺をメートルに—する」「—率」
かん‐ざん【寒山】
草木が枯れ、寒々とした冬の山。
かんざん【寒山】
中国、唐代の僧。拾得(じっとく)とともに天台山国清寺(こくせいじ)を訪れ、豊干(ぶかん)に師事。三者を三隠と称した...
かんざん‐えげん【関山慧玄】
[1277〜1361]南北朝時代の臨済宗の僧。信濃の人。俗姓、高梨氏。鎌倉の建長寺に入り、のち、京都大徳寺の宗峰妙...
かんざん‐じ【寒山寺】
中国江蘇省蘇州市の郊外にある寺。寒山が草庵を結んだのが起源と伝えられる。盛唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」によって有...
かんざん‐じっとく【寒山拾得】
寒山と拾得の二人の僧。寒山が経巻を開き、拾得がほうきを持つ図は、禅画の画題。 舞踊劇。長唄。坪内逍遥(つぼうちしょ...
かんざん‐ちく【寒山竹】
イネ科の植物。高さ約3メートル。枝も葉も上向きにつき、葉は細長く、先がとがる。「寒山拾得」の絵のほうきに似るのでこ...
かんさん‐ひょう【換算表】
他の単位に換算した数値を対照した表。
かんさん‐プランクていすう【換算プランク定数】
⇒ディラック定数
かんざんらくぼく【寒山落木】
正岡子規の句集。5巻。子規の死後、大正13〜15年(1924〜26)刊。明治18〜29年(1885〜96)の作品1...