かん‐しょう【完勝】
[名](スル)一方的に勝つこと。完全な勝利。「大差をつけて—する」⇔完敗。
かん‐しょう【官省】
1 中央の官庁。内閣の各省。 2 律令制の太政官と八省。
かん‐しょう【官掌】
⇒かじょう(官掌)
かん‐しょう【冠省】
手紙で、時候のあいさつなどを省略すること。また、そのときに書く語。前略。
かん‐しょう【竿檣】
簡単な見張り台や探照灯などを備え付けた軍艦のマスト。
かん‐しょう【喚鐘】
1 勤行(ごんぎょう)や法会(ほうえ)などの開始を報じる小形の梵鐘(ぼんしょう)。半鐘。 2 茶の湯で、用意が整っ...
かん‐しょう【勧奨】
[名](スル)そのことをするようすすめ励ますこと。「貯蓄を—する」「退職—」
かん‐しょう【勧賞】
[名](スル)《「かんじょう」とも》褒美などを与えて励ますこと。ほめて引き立てること。けんじょう。「—すべき功績」
かんしょう【寛正】
室町中期、後花園天皇・後土御門天皇の時の年号。1460年12月21日〜1466年2月28日。
かん‐しょう【感傷】
1 物事に感じて心をいためること。「そう思うと、なんだか—の情に堪えない」〈藤村・家〉 2 物事に感じやすく、すぐ...
かん‐しょう【感賞】
[名](スル) 1 感心してほめたたえること。「人皆な其才識に—せざるはなし」〈菊亭香水・世路日記〉 2 手柄をほ...
かん‐しょう【管掌】
[名](スル) 1 自分の管轄の職務として責任をもって取り扱うこと。「会計事務を—する」 2 旧市制・町村制におい...
かん‐しょう【関渉】
[名](スル)かかわり合うこと。また、他人のことに口を出すこと。干渉。「理に二た通りあって、其理が互に少しも—して...
かん‐しょう【歓笑】
喜び楽しんで笑うこと。
かん‐しょう【緩衝】
対立している物などの間にあって、衝突や不和などを和らげること。また、そのもの。
かん‐しょう【環礁】
環状をした珊瑚礁(さんごしょう)。内側は礁湖となる。太平洋およびインド洋にみられる。「ビキニ—」
かん‐しょう【癇性/癇症/疳性】
[名・形動] 1 ちょっとした刺激にもすぐ怒る性質。激しやすい気質。また、そのさま。「—な(の)子供」 2 異常に...
かん‐しょう【簡捷】
簡単にすばやく行われること。
かん‐しょう【観象】
1 気象を観測すること。 2 易の占(うら)を見ること。
かん‐しょう【観照】
[名](スル) 1 主観をまじえないで物事を冷静に観察して、意味を明らかに知ること。「僕は単に存在するものをそのま...
かん‐しょう【観賞】
[名](スル)物を見て、その美しさや趣などを味わい楽しむこと。「梅の花を—する」
かん‐しょう【鑑賞】
[名](スル)芸術作品などを見たり聞いたり読んだりして、それが表現しようとするところをつかみとり、そのよさを味わう...
かん‐しょう【甘蕉】
バナナの漢名。
かん‐じょう【還昇】
《「かんしょう」とも》昇殿を止められていた殿上人が、再び昇殿を許されること。還(かえ)り殿上。かんじょ。げんじょう...
かんしょう‐えき【緩衝液】
⇒緩衝溶液
かん‐しょうが【乾生姜/乾生薑/干生薑】
干したショウガの根茎。薬用。乾薑(かんきょう)。
かんしょう‐がん【鑑賞眼】
芸術作品を味わい、その真価を見きわめる能力。
かんしょう‐き【緩衝器】
⇒緩衝装置
かんしょう‐きおくそうち【緩衝記憶装置】
⇒バッファーメモリー
かんしょう‐ぎょ【観賞魚】
姿形・色の美しさなどを見て楽しむために飼われる魚。錦鯉・金魚・熱帯魚など。
かんしょう‐けい【干渉計】
光源からの光を二つ以上に分け、再び合わせたときの光波の干渉現象を利用して、光の波長・屈折率・スペクトルの構造などを...
かんしょう‐けんびきょう【干渉顕微鏡】
無色透明な物体の、部分的な厚さや屈折率の大小によって透過光に生ずる光路差を、光の干渉の原理を応用して、明暗の差に変...
かんしょう‐こく【緩衝国】
利害が対立する国家の間にあって、その衝突を和らげる役目をする国。
かんしょう‐ざい【緩衝材】
1 物どうしがぶつかり合う際の衝撃を緩和するための材料。紙・布・ゴム・発泡スチロール・気泡緩衝材などが用いられる。...
かんしょう‐しつ【完晶質】
岩石の結晶度を表す語。岩石全体が全部結晶で、ガラスを含まない。深成岩にみられる。→ガラス質
かんしょう‐しゅぎ【感傷主義】
⇒センチメンタリズム
かんしょう‐しょく【干渉色】
白色光どうしの干渉によって現れる複雑な色。シャボン玉に見られるものなど。
かんしょう‐しょくぶつ【観賞植物】
花・葉などの美しさを楽しむために栽培される植物。ランなど。
かんしょう‐じま【干渉縞】
光の干渉によって生じる縞模様。単色光では明暗の縞、白色光では色のついた縞となる。
かん‐しょうじょう【菅丞相】
菅原道真(すがわらのみちざね)の異称。
かんしょう‐せい【干渉性】
⇒コヒーレンス
かんしょう‐せっしゅ【勧奨接種】
予防接種のうち、予防接種法に基づいて、市町村長または都道府県知事が接種を奨励する予防接種。ジフテリア・ポリオ・麻疹...
かんしょう‐そうち【緩衝装置】
ばね・ゴム・油圧などを利用して、機械的な衝撃を緩和する装置。自動車のバンパーもこの一種。緩衝器。
かんしょう‐たいしょく【勧奨退職】
退職金の割り増しや再就職の斡旋(あっせん)を条件に、定年前の退職を勧めること。俗に、肩たたきともいう。→早期勧奨退職
かんしょう‐ちたい【緩衝地帯】
利害が対立する国家や勢力の衝突を和らげるため、その中間に設けた中立地帯。
かんしょう‐てき【干渉的】
⇒コヒーレント
かんしょう‐てき【感傷的】
[形動]感情を動かされやすく、何かにつけて涙もろくなっているさま。センチメンタル。「—な歌詞」
かん‐しょう‐とり【関商取】
「関西商品取引所」(現大阪堂島商品取引所)の略称。
かんしょう‐にじ【干渉虹】
⇒過剰虹
かんしょうのはる【感傷の春】
生田春月の第二詩集。大正7年(1918)刊。