ふん‐しん【分針】
時計の、分を示す針。長針。→時針 →秒針
ふん‐しん【奮進】
[名](スル)気力をふるい起こして突き進むこと。「希望の地に—して」〈宙外・独行〉
ふん‐じ【分時】
1分の時間。ほんのわずかな時間。
ふんじ‐かんきりょう【分時換気量】
1分間当たりに肺を出入りするガスの総量。一回換気量と換気回数の積で求められ、いずれも人工呼吸器などによる呼吸管理に...
ふんじ‐こ・む【封じ込む】
[動マ下二]《「ふうじこむ」の音変化》封(ふう)じ込める。「懸想人(けさうびと)の長歌詠みて—・めたる心地こそすれ...
ふん‐じば・る【ふん縛る】
[動ラ五]「しばる」を強めていう語。「こそどろを—・る」
フンジャラーブ‐とうげ【フンジャラーブ峠】
《Khunjerab Pass》⇒クンジュラブ峠
ふん‐じょう【粉状】
粉になっている状態。
ふん‐じょう【紛擾】
[名](スル)もめること。ごたごた。紛争。紛糾。「政党各派が—する」
ふん‐じん【粉塵】
粉状の細かいちり。
ふん‐じん【奮迅】
勢い激しくふるいたつこと。「獅子—の活躍」
ぶん‐しん【分身】
《古くは「ふんじん」とも》 1 一つの本体が二つ以上に分かれること。また、その分かれて生じた身。「息子に自分の—を...
ふんじん‐けい【粉塵計】
空気中に浮遊する微粒子の濃度を測定する機器。粉塵を含む測定対象となる空気を暗箱に捕集し、レーザー光を照射して微粒子...
ふんじん‐ばくはつ【粉塵爆発】
空気中に浮遊する石炭微粒子や小麦粉・砂糖・プラスチック粉などが火花・閃光(せんこう)などによって引火し、爆発するこ...
ふん‐すい【噴水】
1 ふき出る水。「—器(=ポンプ)」 2 公園などの池の中に設けられる、水がふき出るように作った装置。また、その水...
ふんすい‐こうか【噴水効果】
デパートで、食品売り場を中心とする地下の施設を充実させ、店舗全体の売り上げ増加につなげる販売方法。集客力の高いテナ...
ふん・する【扮する】
[動サ変][文]ふん・す[サ変]他の人に似せてよそおう。特に俳優が、役の人物の身なりをする。扮装(ふんそう)する。...
ふん・ず【封ず】
[動サ変]《「ふうず」の音変化》「封(ふう)ずる」に同じ。「端に…書きて、—・じて」〈かげろふ・中〉
ふんせい‐きんるい【糞生菌類】
動物の糞の上に特異的に生育する菌類の総称。さまざまな分類群からなる。その生活史から、動物に草などとともに食べられて...
ふん‐せき【噴石】
火山が爆発的な噴火を起こすときに火口から噴出する火山弾や山体を構成する岩石の破片の総称。 [補説]気象庁では、風の...
ふん‐せき【糞石】
1 大腸の内容物が固結して石状となったもの。また、腸管、特に虫垂にできる結石。腸石。 2 動物の糞が化石となったも...
ふんせき‐きゅう【噴石丘】
主として噴石が積み重なってできた火砕丘。噴出物の違いによりスコリア丘、火山灰丘などとよばれる。
ふん‐せん【紛戦】
敵・味方が入り乱れて戦うこと。
ふん‐せん【噴泉】
1 「噴水2」に同じ。《季 夏》 2 水や湯が地下から地上にふき出ている泉。
ふん‐せん【奮戦】
[名](スル)気力をふるい起こして力いっぱい戦うこと。また、全力でがんばること。奮闘。「古豪相手に—する」「育児に...
ふん‐せんちゅう【糞線虫】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する寄生虫。土壌中にいるフィラリア型の幼虫が皮膚を貫通して侵入し、十二指腸や小腸上部で成...
ふんせんちゅう‐しょう【糞線虫症】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する糞線虫という寄生虫による感染症。土壌から経皮感染し、十二指腸や空腸の粘膜に寄生する。...
ふん‐ぜん【紛然】
[ト・タル][文][形動タリ]物事が入り乱れてごたごたしているさま。「—たる様相」「葬(とむらい)を見る、送るもの...
ふん‐ぜん【憤然/忿然】
[ト・タル][文][形動タリ]激しく怒るさま。「—として席を立つ」
ふん‐ぜん【奮然】
[ト・タル][文][形動タリ]ふるい立つさま。勇気・気力などをふるい起こすさま。「—として攻撃に転じる」
ふん‐そう【扮装】
[名](スル)俳優が、その役柄らしく、身なりや顔かたちなどをつくり装うこと。また、その装い。一般に、ある人物などに...
ふん‐そう【紛争/紛諍】
[名](スル)事がもつれて争うこと。もめごと。「領土問題で—する」
ふんそう‐こうぶつ【紛争鉱物】
アフリカなどの紛争地域で採掘され、武装勢力の資金源となっている鉱物資源。特に、コンゴ民主共和国とその周辺国で産出さ...
ふんそう‐しん【紛争審】
「原子力損害賠償紛争審査会」の略。
ふんそう‐たいひきかい【紛争待避機会】
⇒待避機会
ふんそう‐ダイヤモンド【紛争ダイヤモンド】
紛争地域で不法に採取されたダイヤモンドで、その取引利益が非合法な武装勢力の資金にあてられているものをいう。→キンバ...
ふんそう‐とうじこく【紛争当事国】
利益や価値観の対立から紛争を起こしている国。防衛装備移転三原則では、武力攻撃が生じ、国際的な平和・安全を維持・回復...
ふん‐そく【分速】
1分間に進む距離で表した速さ。
ふんぞう‐え【糞掃衣】
仏語。ぼろ布を洗ってつづり合わせて作った僧衣。衲衣(のうえ)。
フン‐ぞく【フン族】
《Hun》北アジアの遊牧騎馬民族。中央アジアのステップ地帯にいたが、4世紀中ごろから西へ移動を始め、東ゴート族・西...
ふんぞり‐かえ・る【踏ん反り返る】
[動ラ五(四)]上体を後ろへぐっとそらすようにする。また、尊大な態度をとる。「椅子に—・る」
ふん‐ぞ・る【踏ん反る】
[動ラ五(四)]《「ふみそる」の音変化》足をふんばって、上体を後ろにそらす。また、手足を思いきり伸ばして背をそらす...
ふん‐たい【粉体】
固体が粒子になって多数集合している状態。「—塗装」「—爆発」→粒体 →粉粒体
ふん‐たい【粉黛】
1 白粉(おしろい)とまゆずみ。転じて、化粧。「—をほどこす」 2 美人。「六宮の—は顔色なきが如くなり」〈太平記・一〉
ふんたい‐とそう【粉体塗装】
顔料や高分子樹脂からなる粉末状の塗料を静電気で被塗物に付着させ、高温で焼結乾燥する塗装。被塗物を高温にさらすため、...
ふんたい‐ばくはつ【粉体爆発】
⇒粉塵(ふんじん)爆発
ふんたい‐りゅう【粉体流】
気体と固体の微粒子からなる流れ。固気二相流に分類される混相流の一。
ふん‐たん【粉炭】
粉状または細粒状の石炭。
ふんだ【札】
《「ふみた(札)」の音変化》文字を記した板。ふだ。「四尺の—を負ふ」〈霊異記・中〉
ふん‐だく
[副]《「ふんだん」の音変化》たっぷりあるさま。どっさり。ふんだん。「路金は—に貯へたり」〈浄・先代萩〉