ふく‐ぜい【伏勢】
敵を待ち伏せして、あらかじめひそませておく軍勢。伏兵。ふせぜい。
ふく‐そ【復祚】
[名](スル)「重祚(ちょうそ)」に同じ。
ふく‐そ【福祚】
1 幸い。幸福。 2 天子の位。宝祚。「誠に王業再興の運、—長久の基」〈太平記・一〉
ふく‐そう【伏奏】
[名](スル)天子の御前にひれ伏して奏上すること。
ふく‐そう【服装】
衣服とその装身具。また、それをつけたときのようす。身なり。「質素な—」
ふく‐そう【副葬】
[名](スル)死者が生前に愛用していた品物を遺体に添えて埋葬すること。
ふく‐そう【復奏/覆奏】
[名](スル)繰り返し調べて、天子に申し上げること。
ふく‐そう【福相】
福々しい顔つき。裕福らしく見える人相。⇔貧相。
ふく‐そう【複相】
染色体数が、通常の体細胞の染色体数と同じ2倍数(2n)である核相。受精から減数分裂までの核相。→単相
ふく‐そう【輻湊/輻輳】
1 [名](スル)《車の輻(や)が轂(こしき)に集まる意》四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。...
ふく‐そう【複層】
異なる性質の層が重なっていること。「—ガラス」
ふく‐そう【複葬】
⇒再葬
ふくそう‐ガラス【複層ガラス】
2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入したガラス。断熱性や遮音性にすぐれ、結露を生じにくい。 [補説]ペアガラスは商標名。
ふく‐そうさ【副走査】
《vertical scan》スキャナーで原稿を読み取る際、イメージセンサーがあるラインから次のラインに向かう動き...
ふく‐そうさい【副総裁】
総裁を補佐し、また、総裁に事故があったときはその代理をする役。
ふく‐そうじょうかじょ【複総状花序】
無限花序の一。花軸が分岐して、各枝が総状花序となるもの。イネ・ナンテンなどにみられる。
ふくそう‐とうさく【服装倒錯】
⇒異性装障害
ふくそう‐とうさくしゃ【服装倒錯者】
異性の服装を着用することで性的に興奮する人。トランベスタイト。→クロスドレッサー →異性装障害
ふくそう‐ひん【副葬品】
死者を埋葬するとき、遺体に添えて納める品物。邪悪を祓う品、来世での生活用品、生前の愛用品など。
ふく‐そうり【副総理】
内閣総理大臣に事故のあるとき、または欠けたとき、暫定的にその職務を代行する国務大臣の俗称。
ふくそう‐りん【複層林】
樹齢や樹高の異なる樹木で構成され、樹冠の部分が何層にも分かれている林。自然林に多い。⇔単層林。
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】
炭素のほかに、酸素・硫黄・窒素などが入っている環状構造の化合物。環式化合物の一種。ピロール、プリン、ピリジンなど。...
ふくそ‐かんすう【複素関数】
二つの複素数があって、一方の値が定まればそれに伴って他方が定まるような関数。⇔実関数。
ふくそ‐きょうやく【複素共役】
⇒共役複素数
ふく‐そく【腹側】
医学で、からだの腹側。前方。大脳の場合は、脳の下方をいう。→背側
ふくそく【腹足】
カタツムリ、ナメクジ、アワビ、ウミウシなど、軟体動物の腹足類にみられる、腹面にある足の役割をもつ筋肉組織。
ふくそく‐ひがいや【腹側被蓋野】
中脳の腹側部に位置する領域。ドーパミンを放出する神経細胞が集まり、報酬系の一部を構成している。
ふくそく‐るい【腹足類】
腹足綱の軟体動物の総称。巻き貝の類で、多くは体がねじれて左右不相称となり、螺旋(らせん)形の貝殻をもつ。腹面全部が...
ふく‐そすう【複素数】
a、bを実数、iを虚数単位とするとき、a+biの形に表される数。aを実部、bを虚部という。
ふくそ‐へいめん【複素平面】
⇒ガウス平面
ふく‐ぞう【腹蔵/覆蔵】
本心を隠して表に出さないこと。「—のないところが知りたい」
ふく‐ぞうり【福草履】
藺(い)で編み、鼻緒を太くして白紙を巻いた草履。
ふく‐ぞく【服属】
[名](スル)服従して下につくこと。従属。「大国に—しない」
ふく‐たい【腹帯】
1 腹部の手術などをしたあとに締める帯。 2 「岩田帯(いわたおび)」に同じ。
ふく‐たいし【副体詞】
⇒連体詞
ふく‐たいりついでんし【複対立遺伝子】
相同染色体上の同一の遺伝子座にある、少しずつ作用の異なる三つ以上の遺伝子群。
ふく‐たく【福沢】
幸福と恩沢。恵まれた境遇にあること。「富貴—の人」
ふくだ【福田】
姓氏の一。 [補説]「福田」姓の人物福田行誡(ふくだぎょうかい)福田清人(ふくだきよと)福田繁雄(ふくだしげお)福...
ふく‐だい【副題】
書物・論文などの表題のわきに添え、内容をわかりやすく示した題。サブタイトル。
ふく‐だい【福大】
「福井大学」「福岡大学」「福島大学」「福山大学」の略称。
ふく‐だいじん【副大臣】
各省と内閣府に置かれる特別職の国家公務員の一つ。平成13年(2001)に政務次官が廃止され、大臣政務官とともに設置...
ふく‐だいり【復代理】
代理人が自己の名義でさらに本人の代理人(復代理人)を選任して、その権限内の行為を行わせること。復代理人は本人に対し...
ふくだ‐きよと【福田清人】
[1904〜1995]小説家・児童文学者。長崎の生まれ。昭和30年(1955)浜田広介らと日本児童文芸家協会を設立...
ふくだ‐ぎょうかい【福田行誡】
[1809〜1888]幕末・明治の浄土宗の僧。武蔵の人。号、建蓮社立誉。維新の廃仏毀釈(きしゃく)に際し、諸宗の僧...
ふくだ‐つねあり【福田恆存】
[1912〜1994]評論家・劇作家・演出家。東京の生まれ。恆存は「こうそん」とも。芸術院会員。保守派の論客として...
ふくだ‐しげお【福田繁雄】
[1932〜2009]グラフィックデザイナー。東京の生まれ。だまし絵の技法をふんだんに取り入れたポスターや、錯視を...
ふくだ‐たけお【福田赳夫】
[1905〜1995]政治家。群馬の生まれ。農相・蔵相・外相を歴任したのち、昭和51年(1976)首相。日中友好条...
ふくだ‐とくぞう【福田徳三】
[1874〜1930]経済学者。東京の生まれ。東京商大教授。理論的にはマーシャルを中心とした新古典学派の立場にたち...
ふくだ‐は【福田派】
自由民主党にあった派閥の一。党風刷新連盟・清和会(のちの清和政策研究会)の昭和37年(1962)から同61年(19...
ふくだ‐ひでこ【福田英子】
[1865〜1927]婦人運動家。岡山の生まれ。旧姓、景山。自由民権運動に参加。大井憲太郎らと大阪事件に連座。明治...