まきの‐しょうぞう【牧野省三】
[1878〜1929]映画監督・製作者。京都の生まれ。尾上松之助主演の時代劇映画で成功したのち、マキノ映画製作所を設立。
まきの‐しんいち【牧野信一】
[1896〜1936]小説家。神奈川の生まれ。私小説「父を売る子」で登場。のち、幻想的作風に転じた。他に「ゼーロン...
まきの‐しんけん【牧野伸顕】
⇒まきののぶあき(牧野伸顕)
まき‐の‐つまで【真木の嬬手】
杉・ヒノキなど、良質の建材となる角材。「泉の川に持ち越せる—を百(もも)足らず筏(いかだ)に作り」〈万・五〇〉
まきの‐とみたろう【牧野富太郎】
[1862〜1957]植物分類学者。高知の生まれ。小学校中退、独学で植物学を研究。日本各地の植物を採集して歩き、多...
まきの‐なおたか【牧野直隆】
[1910〜2006]野球選手・高野連会長。鹿児島の生まれ。慶大野球部で主将を務め、卒業後、都市対抗野球でも活躍。...
まきの‐のぶあき【牧野伸顕】
[1861〜1949]政治家。鹿児島の生まれ。名は「しんけん」とも。大久保利通の次男。文相・外相・内大臣などを歴任...
まき‐の‐はら【牧ノ原】
静岡県中南部、大井川下流西岸の台地。明治初期の士族の入植以来、茶の産地。
まきのはら【牧之原】
静岡県中西部にある市。駿河湾に臨み、西部の牧之原台地からの斜面で茶栽培が盛ん。平成17年(2005)10月に相良町...
まきのはら‐し【牧之原市】
⇒牧之原
まきのはら‐だいち【牧ノ原台地】
⇒牧ノ原
まきの‐まさひろ【マキノ雅広】
[1908〜1993]映画監督。京都の生まれ。本名、牧野正唯(まさただ)。日本映画の父といわれる牧野省三の長男。幼...
マキノー‐とう【マキノー島】
《Mackinac Island》米国ミシガン州、ヒューロン湖のマキノー水道にある島。五大湖における毛皮交易の拠点...
まき‐はしょり【巻き端折り】
《「まきばしょり」とも》着物の裾をまくり上げてはしょること。また、そのかっこう。「—で強勢(がうせい)に尻(けつ)...
まき‐ばた【牧畑】
《「まきはた」とも》区画を分けて耕作と放牧とを交互にする畑。地力を維持でき、ふつう4年周期の輪作を行う。
まきはた‐やま【巻機山】
新潟県南魚沼市と群馬県利根郡みなかみ町の境にある山。標高1967メートル。古くから機(はた)織りの神をまつる山とし...
まき‐はだ【槙肌】
⇒まいはだ
まき‐ば【牧場】
牛・馬・羊などの家畜を放し飼いにする場所。まき。ぼくじょう。
まき‐ば【巻(き)葉】
芭蕉(ばしょう)・蓮(はす)などの生えたばかりの葉の、まだ開かずに巻いているもの。
まき‐ばい【蒔き灰】
茶の湯で、炭点前の際に炉中の灰や炭の上にまく灰。灰を番茶で湿したもの。
まき‐ばしら【真木柱/槙柱】
[名]檜(ひのき)や杉で作った柱。「—作る杣人(そまびと)いささめに仮廬(かりほ)のためと作りけめやも」〈万・一三...
まき‐ひげ【巻き鬚】
植物の茎や葉が変形して細長くなり、他に巻きつく働きをするもの。ブドウの茎、エンドウの小葉、サルトリイバラの托葉など。
ま‐きび【真黍】
トウモロコシの別名。
まき‐びん【巻鬢】
江戸時代の男性の髪形の一。鬢の髪を下からかき上げて、月代(さかやき)のきわで巻き込み、文金(ぶんきん)風に前に出し...
まき‐ふう【巻(き)封】
上包みを用いずに、書状の紙を巻いて紙の端を裏へ折り返し、のりで封じたもの。
まき‐ふで【巻(き)筆】
1 芯(しん)を立てて紙を巻き、その周囲に毛を植えて穂を作った筆。 2 色糸などで軸を巻いて装飾した筆。
まき‐ふみひこ【槙文彦】
[1928〜2024]建築家。東京の生まれ。丹下健三に師事。名古屋大学豊田講堂の設計で注目を集め日本建築学会賞を受...
まき‐ぶえ【牧笛】
牧童の吹く笛。ぼくてき。
まき‐ぶえ【巻(き)笛】
⇒吹き戻し
まき‐ほん【巻(き)本】
巻き物にした本。巻子本(かんすぼん)。
まき‐みず【撒き水】
水をまくこと。また、その水。散水。撒水(さっすい)。
まき‐みやこ【牧美也子】
[1935〜 ]漫画家。兵庫の生まれ。夫は同じく漫画家の松本零士(れいじ)。少女漫画を中心にキャリアをスタート、そ...
まきむく‐やま【巻向山/纏向山】
奈良県桜井市にある山。標高567メートル。南東に長谷寺(はせでら)がある。
まき‐め【巻き目】
紙などを巻いて、巻きおえた端。また、巻いた箇所。「いとほそく巻きて結びたる、—はこまごまとくぼみたるに」〈枕・二九四〉
まきめ‐まなぶ【万城目学】
[1976〜 ]小説家。大阪の生まれ。「鴨川ホルモー」でボイルドエッグス新人賞を受賞して小説家デビュー。「鹿男(し...
まき‐も・つ【巻き持つ/纏き持つ】
[動タ四]手に巻きつけて持つ。「我(あ)が恋ふる君玉ならば手に—・ちて」〈万・一五〇〉
まき‐もど・す【巻(き)戻す】
[動サ五(四)]巻いて元の状態にもどす。巻き返す。「フィルムを—・す」
まき‐もの【巻(き)物】
1 書画などをかいた横に長い紙を表装し、軸に巻いたもの。巻き軸。 2 「巻子本(かんすぼん)」に同じ。 3 軸に巻...
まき‐もめん【巻(き)木綿】
傷口などに巻きつける木綿。包帯にする木綿。
マキャベリ
[1469〜1527]イタリアの外交官・政治理論家。政治をキリスト教的倫理から解放し、近代政治学・史学の祖とされる...
マキャベリアニズム
⇒マキャベリズム
マキャベリズム
《「マキアベリズム」「マキャベリアニズム」とも》 1 マキャベリが「君主論」の中で述べた政治思想。15〜16世紀の...
ま‐きゅう【魔球】
球技で、相手を惑わせる特別な変化球。
ま‐きょう【魔境】
1 悪魔や魔物の住む世界。魔界。 2 どんな危険がひそむかわからない人跡まれな地域。「神秘の—を探る」 3 遊里や...
ま‐きょう【魔鏡】
光を当てて反射光を壁に投影すると、像や模様が陰影となって現れる金属鏡。薄く作った鏡の裏面に模様を鋳込んで表面(鏡面...
マキラ‐とう【マキラ島】
《Makira》南太平洋、ソロモン諸島最東部の島。長さ約130キロメートルの細長い島で、起伏に富む。最高点は125...
マキラドーラ‐ゾーン
メキシコの保税加工工場制度。1966年に北部地域の工場化、雇用の促進のために作られた制度。この制度を使えば原材料の...
まぎらわし・い【紛らわしい】
[形][文]まぎらは・し[シク]《古くは「まきらはし」》 1 似ていて区別がつきにくい。「本物と—・いレプリカ」「...
まき‐りょうこ【巻菱湖】
[1777〜1843]江戸後期の書家。越後の人。名は大任、字(あざな)は致遠。唐の欧陽詢(おうようじゅん)などの書...
まき‐わら【巻き藁】
稲のわらを巻いて束ねたもの。弓術練習の的、また空手道で突きの稽古など、武術練習の道具に用いられる。