ま‐くば・る【間配る】
[動ラ五(四)]間をあけて配る。分けて配置する。「芸妓(げいしゃ)がずらりと—・られて」〈木下尚江・良人の自白〉
まく‐ひき【幕引き】
1 幕を引いて芝居などを終えること。また、その幕を開閉する役目の人。 2 物事を終えること。終わりにすること。「事...
マクファーソン‐ストラット
自動車の前輪独立懸架の一型式。キングピン(前車軸と車輪を固定するピン)がそのまま上方に延びて、伸縮するストラット(...
まく‐ぶんし【膜分子】
生体膜を構成する分子。リン脂質のような、水との親和性が大きい親水基と親和性が小さい疎水基をもち合わせた両親媒性分子...
まく‐へいこう【膜平衡】
半透膜などを隔てて、コロイド電解質あるいは高分子電解質の溶液が低分子電解質と接するときに成り立つ平衡。イオン交換膜...
まく‐へき【膜壁】
仕切りとなる膜質のもの。
まく‐へん【膜片】
膜の一部分が切り離されたもの。
マクヘンリー‐ようさい【マクヘンリー要塞】
《Fort McHenry》米国メリーランド州の都市ボルティモアにある星形要塞。パタプスコ川に突出した半島に位置す...
マクベス
シェークスピアの四大悲劇の一。5幕。1604〜1606年作。スコットランドの武将マクベスは魔女の予言と妻の教唆で野...
まくべつ‐へいや【幕別平野】
北海道北部、宗谷丘陵西側にある平野。中心は稚内(わっかない)市。海岸部には砂丘がある。
マクペラ‐の‐どうくつ【マクペラの洞窟】
《Cave of Machpelah》パレスチナ地方の古都ヘブロンにあるユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地。ア...
マクペラ‐の‐どうけつ【マクペラの洞穴】
《Cave of Machpelah》⇒マクペラの洞窟
まく‐ほ・し
[連語]《推量の助動詞「む」のク語法「まく」+形容詞「ほ(欲)し」。上代語》願望の意を表す。…したい。…することを...
まく‐ま【幕間】
「まくあい(幕間)」の誤読。
マクマホン‐せんげん【マクマホン宣言】
⇒フサイン‐マクマホン協定
マクマード‐いりえ【マクマード入江】
《McMurdo Sound》南極のロス海西部にある小湾。東に米国のマクマード基地があるロス島、西にビクトリアラン...
マクマード‐きち【マクマード基地】
《McMurdo Station》南極、ロス島にある米国の観測基地。南緯77度51分、東経166度40分、同島南端...
マクマード‐わん【マクマード湾】
《McMurdo Sound》⇒マクマード入江
まく‐み【幕見】
劇場で、一幕ごとの料金を払って芝居を見ること。また、その場所。一幕見(ひとまくみ)。
マクミラン
[1907〜1991]米国の物理学者。サイクロトロンの開発に従事。超ウラン元素ネプツニウムを発見。シンクロトロンの...
マクミラン
[1894〜1986]英国の政治家。1957年、保守党内閣の首相となり、英国の威信回復と東西冷戦の緩和に努めた。1...
まくめい‐がっき【膜鳴楽器】
強く張った膜状のものの振動によって音を発する楽器の総称。大部分はたたいて音を出す太鼓の類。
まく‐めいろ【膜迷路】
内耳の骨迷路の中にある、ほぼ同じ形をした膜性の管。中はリンパ液で満たされている。膜性迷路。膜質迷路。
まく‐も【莫目/莫牟】
古代の管楽器の一。高麗楽(こまがく)・百済楽(くだらがく)に用いられたが、実体は未詳。篳篥(ひちりき)の一種ともいう。
まく‐もうぞう【莫妄想】
禅家の語。妄想することなかれ。悟りを得るためには思惟分別する心を放棄せよということ。
まく‐や【幕屋】
1 幕を張りめぐらした小屋。 2 能などの楽屋。幕で舞台と区切られている。
まく‐ゆ【幕湯】
温泉などで、貴人の入浴の際、他との混浴を避けるために、浴場の一部に幕を張ること。また、その浴場。「おっと承知の—に...
まく‐ゆそうたい【膜輸送体】
生体膜を通過して物質を運ぶ機能を備えた膜たんぱく質の総称。輸送体。輸送因子。トランスポーター。「グルコース—」
まくら【枕】
1 寝るときに頭をのせる寝具。「—が変わると眠れない」「氷—」「ひざ—」 2 寝ている頭の方。また、頭のある方角。...
まくら‐あて【枕当て】
「枕カバー」に同じ。
まくら‐いし【枕石】
川原や浜から持ち帰って、死者の枕もとに置く石。埋葬ののち、戒名を書いて墓の上に置いたりする。
枕(まくら)浮(う)・く
涙で枕が浮く。枕が浮くほどに、寝ながらひどく泣く。「涙落つとも覚えぬに、—・くばかりになりにけり」〈源・須磨〉
マクラウド
米国カリフォルニア州北部の町。サンフランシスコの北約390キロメートル、カスケード山脈中のシャスタ山南麓に位置する...
マクラウド‐ゲージ
⇒マクラウド真空計
マクラウド‐しんくうけい【マクラウド真空計】
代表的な真空計の一。1874年、H=マクラウドが考案。真空に近い低圧力の気体を圧縮し、その圧力と圧縮率をガラス管に...
まくら‐え【枕絵】
男女の秘戯を描いた絵。春画。笑い絵。
まくら‐えいぎょう【枕営業】
販売員などが、契約成立の交換条件として顧客と性的関係を結ぶこと。
まくら‐かご【枕籠】
昆虫飼育器の一。枕形の金網製の籠で、下半分を水中に浸し、水生の幼虫などの飼育に用いる。
枕(まくら)片去(かたさ)・る
枕を床の片側に寄せて寝る。また、枕の片側をあけて寝る。上代、夫や恋人を待って一人で寝るようすをいう。「ここだくに思...
まくら‐カバー【枕カバー】
枕の汚れを防ぐために、上に掛けるもの。枕当て。
枕(まくら)が上(あ)がら◦ない
病気が治らず床から起き上がれない。「倒れてから半年たっても—◦ない」
まくら‐がい【枕貝】
マクラガイ科の巻き貝。本州中部以南の浅海の砂泥底にすむ。貝殻は円筒形で、殻高4センチくらい。殻表は滑らかで光沢があ...
まくら‐がえし【枕返し】
1 枕の向きを変えること。特に、人が死んだとき、北枕に変えること。 2 木枕を多く重ねて手でささげ、自由にもてあそ...
まくら‐がたな【枕刀】
寝るとき枕もとに置く護身用の刀。枕太刀。
まくら‐がね【枕金】
1 遊女を身受けするときの手付金。まくらきん。 2 芸者が客に身をまかせるときに受け取る契約金。まくらきん。
まくら‐がみ【枕上】
「枕元」に同じ。
まくら‐がみ【枕神】
夢枕に立つ神。夢の中に現れて神託を告げる神。
まくら‐がみ【枕紙】
1 寝るとき枕もとに置く紙。 2 木枕の上の小枕をおおって汚れを防ぐ紙。
まくら‐がや【枕蚊帳】
子供の枕もとを覆うのに用いる小さな蚊帳。
まくら‐きん【枕金】
「まくらがね」に同じ。