まさ【正】
[名・形動]確かなこと。正しいこと。また、そのさま。→正(まさ)に「法印様はほんに見通しであり、—な事を言ひなんす...
まさ【柾】
《「正(まさ)」と同語源》 1 「柾目」の略。「—の下駄」 2 「柾目紙」の略。
マサ
ゆでたトウモロコシをひいて、こねた生地。メキシコで、主食料の原材料となり、代表的なトルティーヤは、薄いせんべい状に...
ま‐さい【摩砕/磨砕】
[名](スル)細かく砕き、すり潰すこと。「カカオ豆を—する」
マサイ‐ぞく【マサイ族】
《Masai》アフリカ、ケニア南部からタンザニア北部にかけて住む、マサイ語を話す諸部族の総称。狭義には、そのうちウ...
マサイマラ‐こくりつこうえん【マサイマラ国立公園】
⇒マサイマラ国立保護区
マサイマラ‐こくりつほごく【マサイマラ国立保護区】
《Maasai Mara National Reserve》ケニア南西部にある国立保護区。タンザニアとの国境を挟ん...
まさ・う【坐さふ】
[連語]《動詞「ます」に補助動詞「あ(合)う」の付いた「ましあう」の音変化。一説に「ふ」は反復継続の助動詞とも》複...
ま‐さお【真青】
[名・形動ナリ]「まっさお」に同じ。「色—になりて恐れたる気色なり」〈発心集・四〉
まさおか【政岡】
「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」など、歌舞伎・浄瑠璃などの伊達騒動物の登場人物。わが子に毒味をさせて、幼君を...
まさおか‐しき【正岡子規】
[1867〜1902]俳人・歌人。愛媛の生まれ。本名、常規(つねのり)。別号、獺祭書屋(だっさいしょおく)主人・竹...
まさ‐か
[名] 1 今まさに物事が目の前に迫っていること。予期しない緊急の事態にあること。「—の場合に役立てる」 2 目前...
まさ‐か【真砂化】
《「マサ化」とも書く》花崗岩からなる基盤岩が風化して土壌化すること。また、その状態。→真砂土(まさつち)
ま‐さかき【真榊/真賢木】
榊(さかき)。神事に用いる木。
ま‐さかさま【真逆様】
[名・形動ナリ]「まっさかさま」に同じ。「—のくせ事をもぞ引き出だし候」〈著聞集・一六〉
まさかど【将門】
⇒平将門(たいらのまさかど) 歌舞伎舞踊「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」の通称。
まさかどき【将門記】
⇒しょうもんき(将門記)
まさか‐に
[副] 1 「まさか1㋑」に同じ。「—それはできなかった」〈志賀・暗夜行路〉 2 「まさか2」に同じ。「借金を踏ん...
まさか‐の‐とき【まさかの時】
事が目前に迫っていてどうすることもできない時。急を要する時。万一の場合。「—に備える」
まさかり【鉞】
1 伐木用大形の斧(おの)。古くは武器・刑具にも用いられた。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
ま‐さかり【真盛り】
「まっさかり」に同じ。「山里は今を春の—である」〈木下尚江・良人の自白〉
まさ‐がみ【柾紙/正紙/政紙】
奉書紙の一。上質のものは浮世絵などに用いられた。
マサガン
⇒アルジャジーダ
まさ‐き【柾/正木】
ニシキギ科の常緑低木。海岸近くの山地に自生し、高さ約3メートル。枝は緑色。葉は楕円形で質が厚く光沢がある。初夏に白...
ま‐さきく【真幸く】
[副]無事に。つつがなく。「我が命し—あらばまたも見む志賀の大津に寄する白波」〈万・二八八〉
まさき‐の‐かずら【真拆の葛】
テイカカズラ、またはツルマサキの古名という。上代、神事に用いられた。「み山にはあられ降るらし外山(とやま)なる—色...
まさき‐ひろし【正木ひろし】
[1896〜1975]弁護士。東京の生まれ。本名、昊(ひろし)。第二次大戦中、個人雑誌「近きより」を刊行し、軍国日...
まさきよ【正清】
[1665〜1730]江戸中期の刀工。薩摩(さつま)の人。本名、宮原清右衛門。将軍徳川吉宗のために刀を鍛えた功によ...
まさき‐りゅう【正木流】
薙刀(なぎなた)の流派の一。美濃大垣藩の武士正木太郎太夫俊光(利充)の創始。
まさぐり‐もの【弄り物】
もてあそびもの。なぐさみもの。「かぐや姫の物語の絵にかきたるをぞ、時々の—にし給ふ」〈源・蓬生〉
ま‐さぐ・る【弄る】
[動ラ五(四)]手先であちこち探す。指先でいじる。もてあそぶ。「バッグの中を—・る」「数珠(じゅず)を—・る」
ま‐さご【真砂】
細かい砂。まなご。いさご。「浜の—の数ほどもある事例」
まさご‐じ【真砂路】
真砂を敷いた道。真砂の中の道。
まさ‐ざま【勝様】
[形動ナリ]すぐれているさま。他よりもまさっているさま。まさりざま。「この姫君に殿教へきこえ給へりければ、—に今少...
まさ‐ざま【増様】
[形動ナリ]程度が一層はなはだしいさま。「あまりさへ疫癘(えきれい)うちそひて—にあとかたなし」〈方丈記〉
まさ・し【正し】
[形シク] 1 事実のとおりである。本当だ。「かく恋ひむものとは我も思ひにき心のうらぞ—・しかりける」〈古今・恋四...
まさしく【正しく】
[副]《形容詞「まさし」の連用形から》まちがいなく。まさに。「あの声の持ち主は—彼だ」「それは—本物だ」
まさしげ‐りゅう【正成流】
⇒楠木流(くすのきりゅう)
まさし‐に【正しに】
[副]はっきり。確かに。「大舟の津守(つもり)が占(うら)に告(の)らむとは—知りて我が二人寝し」〈万・一〇九〉
マサズィル‐ギュル
アゼルバイジャンの首都バクー郊外にある湖。ヨード成分を多く含むため、湖面がピンク色に見えることで知られる。製塩が盛ん。
まさず‐こ【美児】
語義未詳。美しい娘またはいとしい子を親しんでよぶ語か。「沖へには小舟連らくくろざやの—吾妹(わぎも)国へ下らす」〈...
マサダ
イスラエル東部、死海西岸にある遺跡。標高約390メートルの切り立った岩山の上に位置する。紀元前2世紀に要塞が築かれ...
マサチューセッツ
米国北東部の州。州都ボストン。大西洋に面し、1629年に清教徒の入植によって建設され、独立13州の一。→アメリカ合...
マサチューセッツ‐こうかだいがく【マサチューセッツ工科大学】
《Massachusetts Institute of Technology》マサチューセッツ州ケンブリッジにある...
マサッチオ
⇒マサッチョ
マサッチョ
[1401〜1428ころ]イタリアの画家。フィレンツェ派。迫真的な人体描写、明暗による量感表現、空間構成への透視図...
ま‐さつ【摩擦】
[名](スル) 1 物と物とがすれ合うこと。また、こすり合わせること。「肌を—して暖をとる」「乾布—」 2 人間の...
まさつ‐おん【摩擦音】
肺から口腔を通って出る呼気が、声門・咽頭・口腔内の調音器官のどこかで狭められて生じる音。[s][ʃ][z][ʒ]な...
まさつ‐かく【摩擦角】
物体が面の上に接触し、面から摩擦力と垂直抗力が及ぼされているとき、摩擦力と垂直抗力の合力と、垂直抗力のなす角。摩擦...
まさつかくはん‐せつごう【摩擦攪拌接合】
金属接合技術の一。金属の接合部に高速回転軸を挿入して摩擦熱を生じさせ、熱により軟化した部分を攪拌し、金属を塑性流動...