いわからみずをだすモーセ【岩から水を出すモーセ】
《原題、(イタリア)Mosè fa scaturire l'acqua dalla roccia》ティントレットの...
いわ‐かん【違和感】
しっくりしない感じ。また、ちぐはぐに思われること。「初めて会う人なのに—もなくうちとける」
いわがき‐まつなえ【巌垣松苗】
[1774〜1850]江戸後期の儒学者。京都の人。号、東園(とうえん)。伏見宣光に学び、国史にも通じた。著「国史略...
いわ‐がく・る【岩隠る】
[動ラ四]《石城(いわき)に隠れる意から》身分の高い人が死ぬ。お隠れになる。「神さぶと—・りますやすみしし我が大君...
いわ‐がに【岩蟹】
イワガニ科のカニ。甲幅3センチくらいで、紫黒色の地に緑色の縞(しま)がある。北海道南部から南の岩礁に分布。あぶらが...
いわ‐が‐ね【岩が根/石が根】
1 イラクサ科の落葉低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。枝は斜めに伸び、暗紫色。葉は長楕円形で先がとがり、縁にぎ...
いわがね‐ぜんまい【岩根薇】
イノモトソウ科の常緑、多年生のシダ。山野に生え、高さ0.6〜1.4メートル。葉は羽片が七、八対つき、葉脈は二股に分...
いわがね‐そう【岩根草】
イノモトソウ科の常緑、多年生のシダ。山野に生え、高さ0.6〜1.2メートル。葉は長い葉柄をもち、細長い羽片が3〜5...
いわがみ‐どおり【岩上通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の御池通りから南の塩小路通りに至る。全長約1.9キロ。豊臣秀吉によって新設さ...
いわ‐がらみ【岩絡】
アジサイ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山地に生え、気根を出して岩や他の木をよじのぼる。葉は卵円形で縁にぎざぎざが...
いわき
福島県南東部の市。昭和41年(1966)平(たいら)・磐城(いわき)・勿来(なこそ)・常磐(じょうばん)・内郷(う...
いわ‐き【岩木/石木】
1 岩石と樹木。 2 感情を持たないもののたとえ。木石(ぼくせき)。「だれが—だと思うもんか」〈逍遥・当世書生気質...
いわ‐き【岩城/石城】
1 岩で囲まれた、石のとりでのような所。岩窟(がんくつ)。 2 棺を納める石室。「事しあらば小泊瀬(をはつせ)山の...
いわき【磐城】
旧国名の一。現在の福島県東部から宮城県南部にあたる。明治元年(1868)、陸奥(むつ)から分国。
いわき‐がわ【岩木川】
青森県西部を流れる川。白神山地の雁森(がんもり)岳(標高987メートル)に源を発し、津軽平野を流れて十三湖に入り日...
いわき‐さん【岩木山】
青森県、津軽平野南西部にある円錐形の火山。標高1625メートル。古くから信仰の対象とされ、お山参詣が行われる。津軽...
いわき‐し【いわき市】
⇒いわき
いわき‐の‐くに【磐城国】
⇒磐城
いわき‐めいせいだいがく【いわき明星大学】
医療創生大学の旧称。
いわきやま‐じんじゃ【岩木山神社】
青森県弘前市、岩木山(いわきさん)の南麓にある神社。祭神は宇都志国玉命(うつしくにたまのみこと)・多都比毘売命(た...
いわ‐ぎきょう【岩桔梗】
キキョウ科の多年草。本州中部以北の高山に自生。高さ約10センチ。葉は線形で先がとがり、縁に粗いぎざぎざがある。夏、...
いわぎ‐じま【岩城島】
愛媛県北部、瀬戸内海中央部の芸予(げいよ)諸島中の島。最高峰は積善山(標高370メートル)。面積8.5平方キロメー...
いわぎり‐そう【岩桐草】
イワタバコ科の多年草。近畿以西に分布。岩壁に生え、高さ12〜15センチ。全体に軟毛が密生。葉は長い柄があり、厚く、...
いわ‐く【曰く】
《の名詞化。「実は」と打ち明けるべき内容の意》隠れた事情や理由。「—のありそうな古時計」 《「い(言)う」のク語法...
いわ・く【結く】
[動カ五(四)]「いわえる」に同じ。「乃公(おれ)が舐(な)めて遣ったり、—・いて遣ったり」〈紅葉・多情多恨〉 [...
いわ・く【稚く】
[動カ下二]子供じみている。幼稚な振る舞いをする。「—・けたる遊び戯れに心入れたるわらはべの有様など」〈源・若菜上...
曰(いわ)く言(い)い難(がた)し
《「孟子」公孫丑上から》簡単には説明できない。何とも言いようがない。
いわく‐いんねん【曰く因縁】
深いわけ。こみいった事情。「突然の両社の合併には—がありそうだ」
いわ‐くえ【岩崩え】
《「くえ」は動詞「く(崩)ゆ」の連用形》岩が崩れること。また、崩れた所。「鎌倉の見越(みごし)の崎の—の君が悔ゆべ...
いわく‐つき【曰く付き】
1 何かよくないいきさつやこみいった事情のあること。また、そういうもの。「—の絵」 2 よくない前歴があること。「...
いわくに【岩国】
山口県東部の市。瀬戸内海に面する。もと吉川(きっかわ)氏の城下町、明治以後は繊維工業地として発展。臨海地帯は第二次...
いわくにきんたいきょう‐くうこう【岩国錦帯橋空港】
岩国空港(岩国飛行場)の愛称。
いわくに‐し【岩国市】
⇒岩国
いわくに‐ちぢみ【岩国縮】
岩国市付近で織られる木綿縮。夏の単衣地(ひとえじ)。
いわくに‐ばんし【岩国半紙】
岩国市付近で生産される半紙。天正年間(1573〜1592)から作られており、コウゾを原料とする。岩国紙(がみ)。
いわくに‐ひこうじょう【岩国飛行場】
山口県岩国市にある飛行場。平成24年(2012)開港。設置・管理者は米軍で、在日米軍と民間航空が共用する。通称、岩...
いわく‐まど【曰く窓】
まん中に横木を1本入れた窓。江戸時代、武家屋敷の道路に面した部分に用いられた。見かけが「曰」の字形に似ているところ...
いわ‐くら【岩倉】
石造りの倉。いしぐら。
いわくら【岩倉】
京都市左京区の地名。岩倉山大雲寺や、幕末に岩倉具視が隠棲(いんせい)した旧宅がある。[歌枕]「花薄(はなすすき)た...
いわ‐くら【岩座/磐座】
《「いわ」は堅固な意》神の御座所。いわさか。「天の—を離れ、天の八重多那雲を押し分けて」〈記・上〉
いわくら【岩倉】
愛知県西部の市。名古屋市の北方にあり、住宅地として発展。こいのぼり・名古屋コーチンの産地。人口4.7万(2010)。
いわくら【岩倉】
姓氏の一。 [補説]「岩倉」姓の人物岩倉具視(いわくらともみ)
いわくら‐し【岩倉市】
⇒岩倉
いわくら‐しせつだん【岩倉使節団】
明治政府が明治4年(1871)に欧米に派遣した使節団。正使の岩倉具視以下、大久保利通・伊藤博文・木戸孝允ら107名...
いわくら‐ともみ【岩倉具視】
[1825〜1883]公卿・政治家。京都の生まれ。幕末に公武合体を説き、のち、王政復古の実現に参画。明治維新後、右...
いわ‐ぐみ【岩組(み)】
1 庭園などの岩石の配置。また、その岩石。石組み。 2 芝居の舞台などで用いる、張り子の岩。 3 岩石が重なり、入...
いわ‐ぐんじょう【岩群青】
青色の岩絵の具の一。塩基性炭酸銅が主成分。藍銅鉱から製する。
いわけ‐な・い【稚ない】
[形][文]いわけな・し[ク]分別がなく子供っぽく見えるさま。あどけない。がんぜない。「まだ—・くもいやしむいろえ...
いわ‐こす【岩越】
琴柱(ことじ)の上部にある、弦をのせる溝。越柱(こしじ)。
いわ‐さか【岩境/磐境】
「岩座(いわくら)」に同じ。「我は天つ神籬(ひもろき)及び天つ—を起こしたてて」〈神代紀・下〉