かっ‐こ【喝火】
《「こ(火)」は唐音》禅寺で、就寝前に火の用心を呼びかけること。また、その役目の僧。
かっ‐こ【羯鼓】
1 雅楽に用いる打楽器の一。奈良時代に唐から渡来したもの。左方(さほう)の楽で、演奏の速度・長短を指揮する主要楽器...
かっ‐こ【確固/確乎】
[ト・タル][文][形動タリ]しっかりして動かないさま。確かなさま。「—たる信念」「—不動」
かっこ‐い・い【かっこ好い】
[形]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》見栄えがしたり、態度・行動がさわやかだったりして心ひかれる、とい...
かっ‐こう【各校】
それぞれの学校。「—の代表」
かっ‐こう【角行】
⇒かくぎょう(角行)
かっ‐こう【格好/恰好】
《「恰(あたか)も好(よ)し」の意で、ちょうど似つかわしいさまが原義。形がちょうどよいというところから、姿・形の意...
かっ‐こう【郭公】
《鳴き声から》カッコウ目カッコウ科の鳥。全長約35センチ。全体に灰色で、腹に黒い横斑がある。ユーラシア・アフリカに...
かっ‐こう【滑降】
[名](スル)すべりおりること。特に、スキーで、雪の斜面をすべりおりること。「急な斜面を—する」「直—」
かっ‐こう【葛洪】
[283ころ〜343ころ]中国、東晋の道士。丹陽・句容(江蘇省)の人。字(あざな)は稚川(ちせん)。号、抱朴子(ほ...
格好(かっこう)が付(つ)・く
人に見せられる程度になる。体裁が整う。「借り物の洋服を着せて、何とか—・いた」
かっこう‐きょうぎ【滑降競技】
スキー競技のアルペン種目の一。標高差、男子800〜1100メートル、女子450〜800メートルのコースを高速で滑降...
かっこう‐ふう【滑降風】
⇒カタバチック風
かっこう‐ほう【滑腔砲】
砲身の内面に、砲弾を回転させる溝が刻まれていない砲。→施条砲
かっこ‐おどり【羯鼓踊(り)】
風流(ふりゅう)系の民俗芸能で、羯鼓を腹につけ、背に神籬(ひもろぎ)を負って踊るもの。雨ごい・虫送りなどを目的とし...
かっ‐こく【各国】
それぞれの国。「—首脳」
かっこ‐げきは【各個撃破】
敵が分散しているうちに、そのそれぞれを集中的に撃ち破っていくこと。比喩的に、相手側の人間を一人一人説得したり、また...
かっこ‐つき【括弧付き】
《その語に「 」を付けて使うところから》実体がその言葉どおりであるかどうか疑問がある、という意を表す。「—の福祉政策」
かっこ‐つ・ける【かっこ付ける】
[動カ下一]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》見た感じがいいように、体裁をよくする。また、いいところを見...
括弧(かっこ)に入(い)・れる
不確かなものとして扱う。判断を保留にする。「予算については一度—・れて考えよう」
かっこ‐ふばつ【確固不抜】
[名・形動]意志が固く、動揺しないこと。また、そのさま。「—な精神」
かっ‐こ・む【掻っ込む】
[動マ五(四)]《「かきこむ」の音変化》食物をせわしそうに口にかき入れる。「お茶漬けを—・む」
かっ‐こめ【掻っ込め】
《福をかきこめ、の意》酉(とり)の市で売る縁起物の熊手の一。小さい枡形(ますがた)の中に恵比須(えびす)・大黒など...
かっこ‐わる・い【かっこ悪い】
[形]《「かっこ」は「かっこう(格好)」の音変化》物事に気のきいた感じがなくて自分の好みにぴったりしない、という気...
かっ‐こん【葛根】
クズの根。漢方で、発汗・解熱などに薬用。
かっこん‐とう【葛根湯】
漢方の薬方の一。葛根に麻黄(まおう)・生姜(しょうきょう)・大棗(たいそう)・桂枝(けいし)・甘草(かんぞう)など...
かっ‐さ【刮痧】
中国の民間療法の一。水牛の角・石などでできた専用の板や陶製のさじなどで、皮膚を刺激して新陳代謝を促進する。日本では...
かっ‐さい【喝采】
[名](スル)声を上げて褒めそやすこと。また、その声。「—を博する」「拍手—する」
かっ‐さつ【活殺】
生かすことと殺すこと。生殺。
かっさつ‐じざい【活殺自在】
生かすも殺すも思いのままであること。相手を思うままに扱うこと。
カッサバ
⇒キャッサバ
かっ‐さば・く【掻っ捌く】
[動カ五(四)]《「かきさばく」の音変化》切り裂く。かき切る。「腹—・いてでも責任はとる」
カッサラ
スーダン東部の都市。カッサラ州の州都。エリトリアとの国境近く、ガシュ川沿いに位置する。1840年、エジプト太守ムハ...
かっ‐さら・う【掻っ攫う】
[動ワ五(ハ四)]《「かきさらう」の音変化》 1 横合いからすばやく奪い取る。すきに乗じてすばやく持ち去る。「網棚...
カッサリ‐とう【カッサリ島】
《Kassari》エストニア西部、バルト海に浮かぶヒーウマー島の南部にある小島。対岸の町カイナと2本の橋で結ばれる...
カッサンドラ
ギリシャ神話で、トロイアの王女。アポロンに愛されて予言能力を与えられたが、求愛を拒んだため、その予言をだれも信じな...
カッサンドラ‐はんとう【カッサンドラ半島】
《Kassandrā/Κασσάνδρα》ギリシャ北部、マケドニア地方南部のハルキディキ半島先端部にある半島。エー...
カサンドラ‐げんしょう【カサンドラ現象】
アスペルガー症候群の配偶者やパートナーあるいは家族をもつ人が、相手との情緒的な交流の欠如や周囲の無理解などから、孤...
カダフィ
[1942〜2011]リビアの軍人政治家。遊牧民ベドウィンの子として生まれ、士官学校在学中に民族主義の将校団を結成...
かっ‐し【甲子】
1 干支(えと)の一。こうし。きのえね。 2 《「甲」は十干の、「子」は十二支の第1に位するところから》十干十二支...
かっ‐し【活嘴】
コック(cock)のこと。
カッシウス
[?〜前42]ローマの将軍。カエサル暗殺の首謀者の一人。のち、アントニウスと戦って自殺。カシウス。
かっ‐しき【喝食】
《「喝」は唱える意》 1 禅寺で、諸僧に食事を知らせ、食事の種類や進め方を告げること。また、その役目の名や、その役...
かっしき‐あんじゃ【喝食行者】
「喝食(かっしき)1」に同じ。
かっしき‐すがた【喝食姿】
元服前の少年の髪形の一。髻(もとどり)を結んで後ろへ垂らし、肩の辺りで切りそろえたもの。喝食。
かっしき‐もの【喝食物】
能の分類の一。半僧半俗の少年をシテとするもの。喝食鬘(かつら)に喝食面をつけ、羯鼓(かっこ)の舞をまう。「自然居士...
かっしぎんこう【甲子吟行】
「野ざらし紀行」のこと。
渇(かっ)しても盗泉(とうせん)の水(みず)を飲(の)まず
《孔子はのどが渇いても、盗泉という名を嫌って、その水は飲まなかったという陸機「猛虎行」の故事から》どんなに困ってい...
かっ‐しゃ【活写】
[名](スル)物事のありさまを生き生きと描き出すこと。「現代社会を—する」
かっ‐しゃ【滑車】
溝に綱をかけて回転するようにした車。小さい力で重い物を持ち上げたり、力の方向を変えたりするのに使われる。中心軸を固...