か‐な【仮名/仮字】
《「かりな」の転「かんな」の撥音無表記》漢字に基づいて作られ、用いられるようになった、日本語独特の音節文字。一般に...
かな【哉】
[終助]《係助詞「か」の文末用法+終助詞「な」から》体言・活用語の連体形に付いて、感動・詠嘆を表す。…だなあ。「人...
か‐な
[連語]《終助詞「か」+終助詞「な」》文末にあって、名詞および名詞的な語、動詞・形容詞の連体形などに付く。 1 念...
かな‐あじ【金味/鉄味】
1 鉄の品質。 2 刃物の切れ味。「さほど不心掛けでは、太刀先の—もおぼつかなし」〈浄・浦島年代記〉
かな‐あみ【金網】
針金を編んで作った網。
かな‐あんどん【金行灯】
紙を張る部分に、金網を張った行灯。かなあみあんどん。
か‐ない【家内】
1 家の中。屋内。 2 家族。「—一同」「—安全」 3 妻。ふつう、他人に対して自分の妻をいうときに用いる。「—も...
か‐ない【課内】
会社・役所などの、課の内部。⇔課外。
かない【金井】
姓氏の一。 [補説]「金井」姓の人物金井延(かないのぶる)金井美恵子(かないみえこ)
かない‐あんぜん【家内安全】
家族に事故や病気がないこと。家族一同が息災であること。「—を祈る」
かない‐こうぎょう【家内工業】
自分の家の一部を作業場として、家族や家族的使用人の労働力と、簡単な技術・設備を用いて経営する工業の形態。
かない‐のぶる【金井延】
[1865〜1933]経済学者・社会政策学者。静岡の生まれ。東大教授。ドイツ経済学の紹介、社会政策の普及に努め、社...
カナイマ‐こ【カナイマ湖】
《Laguna de Canaima》ベネズエラ東部、ギアナ高地に広がるグランサバナにある湖。カラオ川の一部で、流...
カナイマ‐こくりつこうえん【カナイマ国立公園】
《Parque Nacional Canaima》ベネズエラ東部、ギアナ高地の中心部にある国立公園。総面積約3万平...
かない‐みえこ【金井美恵子】
[1947〜 ]小説家・詩人。群馬の生まれ。反リアリズムの作風と官能的文体で知られる。詩集「マダム・ジュジュの家」...
かない‐みつせん【花内蜜腺】
被子植物で、花に存在する蜜腺。⇔花外蜜腺。
かな‐いろ【金色】
1 金属の色。 2 金めっき、または、真鍮(しんちゅう)製の銚子や提子(ひさげ)。〈易林本節用集〉
かない‐ろうどう【家内労働】
製造業者・問屋から材料の提供を受け、または買い受けて、自宅などで加工して工賃(報酬)を得る労働の形態。
かないろうどう‐ほう【家内労働法】
家内労働者の工賃の最低額、安全・衛生その他の事項を定め、労働条件の向上を図るための法律。昭和45年(1970)施行。
かな・う【適う/叶う/敵う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (適う)条件・基準などによく当てはまる。ぴったり合う。適合する。「理屈に—・っている」「お...
カナウジ
インド北部、ガンジス川流域にあった都市。7世紀にバルダナ朝の首都となり、12世紀末まで繁栄。カノージ。カーニャクブジャ。
かな‐うす【鉄臼】
鉄製の小型の臼。香料をつくのに用いる。
かな‐え【鬲】
漢字の構成部分で、「融」「鬻」などの「鬲」の称。
かな‐え【鼎】
《「金瓮(かなへ)」の意》現在の鍋・釜の用に当てた、古代中国の金属製の器。ふつう3本の脚がついている。王侯の祭器や...
かなえ‐どの【釜殿/鼎殿】
平安時代以後、宮中や将軍・貴人の邸内にあった湯殿。また、そこに奉仕した人。かないどの。「御湯殿、とある折は、—いみ...
鼎(かなえ)の軽重(けいちょう)を問(と)・う
《楚の荘王が、周を軽んじ、周室に伝わる宝器である九鼎(きゅうてい)の大小・軽重を問うたという「春秋左伝」宣公三年の...
鼎(かなえ)の沸(わ)くが如(ごと)し
《左思「蜀都賦」注から》鼎の中の湯が沸き返るように、物事が混乱して騒がしいさま。
かな・える【適える/叶える】
[動ア下一][文]かな・ふ[ハ下二] 1 (適える)ぴったり合うようにする。条件や基準などを、十分に満たす。「必要...
鼎(かなえ)を扛(あ)・ぐ
《「史記」項羽本紀から》重い鼎を持ち上げる。腕力の強いことのたとえ。
鼎(かなえ)を定(さだ)む
《「春秋左伝」宣公三年から》帝都を決める。
かなおか【金岡】
狂言。和泉(いずみ)流。美しい上﨟(じょうろう)を見初めて物狂いとなった絵師の巨勢金岡(こせのかなおか)に、妻は、...
カナカ
《ポリネシア語で、人の意》ハワイに住むポリネシア系先住民。また、ミクロネシアに住むチャモロ族以外の人々の総称。カナカ族。
かな‐かな
《鳴き声から》ヒグラシの別名《季 秋》
かなかんじ‐へんかん【仮名漢字変換】
《Kana-Kanji conversion》コンピューターで漢字を入力する方法の一。漢字の読みを入力し、複数の漢...
かな‐がい【金貝】
蒔絵(まきえ)にはりつける金・銀・錫(すず)・鉛など金属の薄片。また、それを漆面にはりつけた蒔絵。
かながい‐ざいく【金貝細工】
蒔絵(まきえ)に金貝をはりつけること。また、その細工をした蒔絵。
かながい‐ばり【金貝貼り】
木地蒔絵(きじまきえ)をするとき、地の汚れを防ぐために表面に錫(すず)の薄片をはりつけること。また、はりつけたもの。
かな‐がえし【仮名反し】
1 《仮名の反切の意》連なる2字の仮名の、最初の仮名の子音と次の仮名の母音とが結合して新しく別の音が生まれるとする...
かな‐がき【鉄掻き/釽】
草をかきとったり、土をならしたりするカシの柄をつけた熊手形(くまでがた)の鉄製農器具。かなくまで。〈和名抄〉
かな‐がき【仮名書(き)】
[名](スル)仮名で書くこと。また、書いたもの。⇔真名(まな)書き。
かながきのうた【かな書きの詩】
平井照敏の評論。副題「蕪村と現代俳句」。昭和62年(1987)刊行。第5回俳人協会評論賞を受賞。
かながき‐ろぶん【仮名垣魯文】
[1829〜1894]幕末から明治にかけての戯作者・新聞記者。江戸の人。本名、野崎文蔵。別号、鈍亭など。著に、開化...
かな‐がしら【金頭/鉄頭/火魚】
ホウボウ科の海水魚。沿岸の海底にすみ、全長約40センチ。体はホウボウに似て、頭は大きく角張り、胸びれに3本の分離し...
かな‐がしら【仮名頭】
いろは47文字の最初に来る字。すなわち「い」の字。⇔仮名尻(かなじり)。
かな‐がた【金型】
金属製の鋳型。また、プラスチック成型・プレス加工に用いる金属製の型。
かながわ【神奈川】
関東地方南西部の県。もとの相模(さがみ)全域と武蔵の一部にあたる。県庁所在地は横浜市。人口905.0万(2010)...
かながわおきなみうら【神奈川沖浪裏】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の横浜本牧(ほんもく)沖の海上風景を描いた作品で、...
かながわ‐きんだいぶんがくかん【神奈川近代文学館】
神奈川県横浜市、港の見える丘公園内にある文学館。昭和59年(1984)開館。近代日本文学の専門の資料館として多数の...
かながわ‐く【神奈川区】
⇒神奈川
かながわ‐けん【神奈川県】
⇒神奈川