いっさ【一茶】
⇒小林一茶(こばやしいっさ)
イッサ
《International Social Security Association》国際社会保障協会。1927年...
いっ‐さい【一切】
[名]全部。すべて。ことごとく。「会の—をとり仕切る」「—を忘れてやり直す」 [副](あとに打消しの語を伴って)全...
いっ‐さい【一再】
一、二度。一、二回。「苦情が出たのは—にとどまらない」
いっ‐さい【一菜】
一種類のおかず。副食物が一品であること。「一汁—」
いっさい‐うじょう【一切有情】
「一切衆生(いっさいしゅじょう)」に同じ。
いっさい‐かいくう【一切皆空】
仏語。あらゆる現象や存在には実体がなく、空であるということ。
いっさい‐かいじょう【一切皆成】
《「一切皆成仏」の略》仏語。一切の衆生にはみな仏性があるから成仏が可能であるということ。
いっさい‐がっさい【一切合切/一切合財】
《同義語の「一切」と「合切」を重ねて、意味を強めた語》 1 全部。残らず。すべて。「—が灰になる」「—を売り払う」...
いっさい‐きょう【一切経】
釈迦(しゃか)の教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称。大蔵経(だいぞうきょう)。
いっさいきょう‐え【一切経会】
一切経を供養するために行う法会。経の題目のみを唱える。
いっさいきょう‐おんぎ【一切経音義】
一切経の難語句について、発音と意味を解説した仏書。 唐の玄応撰。25巻。648年ころ成立。玄応音義。 唐の慧琳(え...
いっさい‐しゅじょう【一切衆生】
仏語。この世に生を受けたすべての生き物。特に人間をいう。生きとし生けるもの。一切有情。
一切(いっさい)衆生(しゅじょう)悉有仏性(しつうぶっしょう)
生きとし生けるものはすべて生まれながらにして仏となりうる素質をもつということ。涅槃経に説く。一切皆成。
いっさい‐しゅち【一切種智】
仏語。一切のものについて、個々の具体的、特殊的な姿を知る智慧。仏の有する、最高の完全無欠な智慧。仏智。
いっさい‐たふ【一妻多夫】
一人の女性が同時に二人以上の男性を夫とすること。また、その婚姻形態。ポリアンドリー。多夫婚。
いっさい‐ち【一切智】
仏語。一切のものについて完全に知る智慧。仏智。
いっさい‐てん【一斎点】
江戸後期に佐藤一斎が施した経書の訓点。宋の学者の注によった漢文訓読法で、それ以前の訓点よりも原文に忠実で、簡潔とい...
一再(いっさい)なら◦ず
一度や二度でなく。何度も。「—◦ずお世話になる」「—◦ず注意したが」
いっさい‐ほう【一切法】
仏語。この世に存在する一切のもの。
いっさ‐き【一茶忌】
俳人小林一茶の命日。陰暦11月19日。《季 冬》
いっ‐さく【一昨】
1 (接頭語的に用いて)年・月・日などで、中一つ置いた前の時を表す。「—年」「—夜」 2 (連体詞的に用い、具体的...
いっ‐さく【一策】
一つの計画、はかりごと。「—を講じる」「窮余の—」
いっさく‐さく【一昨昨】
(接頭語的に用い)一昨の前の年・月・日などを表す。「—月」「—年」
いっさく‐さくじつ【一昨昨日】
一昨日の前の日。さきおととい。
いっさく‐じつ【一昨日】
昨日の前日。おととい。
いっさく‐せき【一昨夕】
⇒いっさくゆう(一昨夕)
いっさく‐ねん【一昨年】
昨年の前年。おととし。
いっさく‐ばん【一昨晩】
一昨日の晩。おとといの晩。一昨夜(いっさくや)。
いっさく‐や【一昨夜】
一昨日の夜。おとといの夜。一昨晩(いっさくばん)。
いっさく‐ゆう【一昨夕】
一昨日の夕。おとといの夕方。いっさくせき。
いっ‐さつ【一札】
1 1枚の書き付け。1通の手紙・文書。 2 1通の証書や証文。「あとあとのため先方から—とってある」
一札(いっさつ)入(い)・れる
保証・約束・謝罪などの意を示す文書を書いて、相手方に差し出す。一札を入れる。
いっさつ‐たしょう【一殺多生】
⇒いっせつたしょう(一殺多生)
一札(いっさつ)を入(い)・れる
⇒一札入れる
いっ‐さん【一山】
1 一つの山。 2 同じ境内にある本寺・末寺などすべてを含めた寺院の総称。全山。また、そこにいるすべての僧。
いっ‐さん【一散/逸散】
(多く「一散に」の形で副詞的に用いる) 1 わき目もふらず一生懸命に走ること。一目散(いちもくさん)。「—に駆けつ...
いっ‐さん【一盞】
1 一つのさかずき。 2 1杯の酒や水。また、それを飲むこと。「—を傾ける」「—の水」
いっ‐さん【一粲】
《「粲」は、白い歯を出して笑うこと》ひと笑い。一笑。
いっ‐さん【一算】
[名](スル) 1 1回計算すること。「—願います」 2 算木によって一度占うこと。「卦を設け、—するに至って」〈...
いっさん‐いちねい【一山一寧】
[1247〜1317]中国台州(浙江省)出身の臨済宗の僧。元(げん)の使者として来日し、鎌倉幕府に疑われて幽閉され...
いっさん‐か【一酸化】
酸素1原子と化合していること。他の語の上に付けて、酸素1原子との化合物であることを示す。
いっさんか‐たんそ【一酸化炭素】
無色・無臭の猛毒気体。都市ガスや木炭などの不完全燃焼によって生じ、自動車の排ガスにも含まれている。点火すると青白い...
いっさんかたんそ‐ちゅうどく【一酸化炭素中毒】
一酸化炭素(CO)を吸ったために起こる中毒。血液中のヘモグロビンと結合するため、酸素運搬能力が低下し、低酸素状態に...
いっさんか‐ちっそ【一酸化窒素】
窒素と酸素の混合気体中で放電するか高温にすると得られる無色・無臭の気体。空気に触れると褐色の二酸化窒素となる。工場...
いっさんか‐なまり【一酸化鉛】
黄色または赤色の鉛の酸化物。酸にもアルカリにも溶ける。融解した鉛に空気を吹き込むか、硝酸鉛などを熱分解して作ったも...
いっさんか‐にちっそ【一酸化二窒素】
亜酸化窒素の正式名称。
一粲(いっさん)に供(きょう)・する
贈り物をしたり自作の詩文などを人に見せたりすることを謙遜して言う言葉。
いっさん‐ばしり【一散走り/逸散走り】
わき目も振らず夢中になって走ること。「いきなり—に駈けだした」〈里見弴・多情仏心〉
いっ‐さんまい【一三昧】
1 仏語。雑念を去り一心に修行に専念すること。 2 ほかのことに構わず、一つのことだけに心を用いること。「同伴(み...