い‐ぶ【威武】
威力と武力。勢いが盛んで強く勇ましいこと。武威。「天下に—を示す」
い‐ぶ【慰撫】
[名](スル)なぐさめいたわること。「人心を—する」
イブ
祝祭日の前夜。特にクリスマスの前夜。前夜祭。
イブ
旧約聖書で、人類の始祖アダムの妻。蛇にそそのかされ、神の教えに背いて夫とともに禁断の木の実を食べ、エデンの園から追...
いぶか【井深】
姓氏の一。 [補説]「井深」姓の人物井深大(いぶかまさる)
いぶか‐かじのすけ【井深梶之助】
[1854〜1940]プロテスタントの教育家。会津の人。ヘボンの後任として明治学院総理となり、キリスト教教育に尽力。
いぶかし・い【訝しい】
[形][文]いぶか・し[シク]《上代は「いふかし」》 1 物事が不明であることを怪しく思うさま。疑わしい。「その説...
いぶかし・む【訝しむ】
[動マ五(四)]不審に思う。「突然の来訪を—・んだ」
いぶか‐まさる【井深大】
[1908〜1997]実業家。栃木の生まれ。昭和21年(1946)盛田昭夫とともに東京通信工業(ソニーの前身)を創...
いぶか・る【訝る】
[動ラ五(四)]《古くは「いふかる」とも》 1 疑わしく思う。怪しく思う。「不審な挙動を—・る」「機械がたてる異音...
いぶき
温室効果ガス観測技術衛星の愛称。宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))、環境省、国立環境研究所が平成21年(...
いぶき【伊吹】
ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。樹皮は赤褐色で縦に裂ける。枝の下部の葉は針状であるが、先の方...
いぶき【伊吹】
滋賀県米原市の地名。伊吹山地の西麓。
い‐ぶき【息吹/気吹】
《上代は「いふき」》 1 息を吐くこと。呼吸。 2 生気や活気のあること。「春の—に触れる」「時代の—」 [補説]...
いぶき‐おろし【伊吹颪】
伊吹山から吹き下ろす寒風。
いぶき‐さんち【伊吹山地】
岐阜・滋賀の県境を南北に走る山地。最高峰は南端に位置する伊吹山。東側と西側は断層崖、南側は関ヶ原を経て鈴鹿(すずか...
いぶき‐じゃこうそう【伊吹麝香草】
シソ科の小低木。山地の日当たりのよい所に生え、地上をはい、高さ3〜15センチ。全体に香りがある。葉は小さく、対生す...
いぶき‐とらのお【伊吹虎の尾】
タデ科の多年草。山地に生え、高さ50〜80センチ。根茎は肥厚し、黒褐色。茎は枝分かれせず、鞘(さや)状の長い托葉が...
いぶき‐は【伊吹派】
自由民主党の派閥の一。志帥(しすい)会の平成17年(2005)から平成24年(2012)における通称。平成17年、...
いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】
イブキの別名。
いぶき‐ぼうふう【伊吹防風】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約90センチ。茎は直立して分枝する。葉は羽状複葉。夏、白い小花が集まって咲く。
いぶき‐もぐさ【伊吹艾】
伊吹山中でとれるヨモギで作ったもぐさ。
いぶき‐やま【伊吹山】
滋賀県の米原市にある山。岐阜との県境をなす。伊吹山地の主峰。標高1377メートル。薬草や植物の種類に富む。
い‐ぶ・く【息吹く/気吹く】
[動カ四]《上代は「いふく」》息を吐く。「気吹戸主(いふきどぬし)といふ神、根の国、底の国に—・き放ちてむ」〈祝詞...
い‐ぶくろ【胃袋】
胃。胃の腑(ふ)。比喩的に消化機能・食生活についてもいう。「都民の—をみたす」
胃袋(いぶくろ)を掴(つか)・む
料理の腕前でその人を魅了する。多く、恋人や結婚相手を選ぶきっかけとなる場合にいう。「彼の—・む」
イブ‐サンローラン
⇒サンローラン
いぶし【燻し】
1 いぶすこと。特に、銀・銅などの金属に硫黄のすすで曇りをつけること。「—をかける」 2 蚊いぶし。
いぶし‐ぎん【燻し銀】
1 いぶしをかけた銀。つやのない灰色になる。また、そのような色。 2 見た目の華やかさはないが実力や魅力があるもの...
いぶ・す【燻す】
[動サ五(四)] 1 物を燃やして煙が出るようにする。また、煙にむせるようにする。「生木で—・す」「狐の穴を—・す...
いぶすき【指宿】
鹿児島県、薩摩(さつま)半島南東端の市。温泉地として知られ、泉質は単純温泉・塩化物泉など。摺ヶ浜(すりがはま)では...
いぶすき‐し【指宿市】
⇒指宿
いぶすき‐ば【指宿葉】
指宿付近で栽培されるタバコの一品種。葉肉が厚く、香りが高い。
いぶせ・い【鬱悒い】
[形][文]いぶせ・し[ク] 1 気分が晴れず、うっとうしい。気づまりである。「天井は—・きまで低し」〈鴎外訳・即...
いぶせ‐ますじ【井伏鱒二】
[1898〜1993]小説家。広島の生まれ。本名、満寿二。庶民的なペーソスとユーモアの中に鋭い風刺精神を込めた独特...
タンギー
[1900〜1955]フランス生まれの画家。のち米国に帰化。茫洋(ぼうよう)とした無限空間に有機的形態の奇妙な物質...
い‐ぶつ【異物】
1 普通とは違ったもの。違和感を与える奇異なもの。 2 体内に入ってきて、または体内に発生して、周囲の体組織になじ...
い‐ぶつ【遺物】
1 遺跡から出土・発見された、過去の文化を示す物品。考古学では、遺跡のうち、生活のための道具・器具や武器・装身具な...
いぶつ‐すうはい【遺物崇拝】
死者や祖先などの遺体・所有物などを、神聖なものとして崇拝すること。
いぶつ‐どうめい【異物同名】
⇒同名2
いぶつ‐にくがしゅ【異物肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》体内に侵入した異物を好中球・マクロファージ・リンパ球などが取り囲み、肉芽組...
イブニング
1 晩。夕べ。「—ニュース」 2 「イブニングドレス」の略。
イブニング‐コート
1 イブニングドレスの上に羽織る礼装用コート。ジャケットより長めのもの。 2 燕尾服(えんびふく)。
イブニング‐ドレス
晩餐会(ばんさんかい)・舞踏会などに着用する正式の礼服。一般には女性用夜会服をいい、袖なしで、胸・背を大きくあけ、...
イブニング‐フロック
「イブニングドレス」に同じ。
イブニング‐ラップ
《wrapは、巻く・包むの意》イブニングドレスの上にはおる、ゆったりとした袖のないコートのこと。
イブのうた【イブの歌】
《原題、(フランス)La chanson d'Ève》フォーレの歌曲。全10曲。1906年から1910年にかけて作...
イブ‐の‐かせつ【イブの仮説】
現在の人類の母系祖先を遡っていくと、約16万年前にアフリカにいた一人の女性にたどりつくとする学説。母親から子供に受...
イブのじだい【イブの時代】
多岐川恭のSFミステリー小説。昭和36年(1961)刊行。
ボンヌフォワ
[1923〜2016]フランスの詩人。第二次大戦後のフランス現代詩を代表する一人。シュールレアリスムの影響を受けて...