お‐しも【御下】
1 「下(しも)」の美化語。大小便。また、便所。「病人の—の世話をする」 2 宮中や貴人の家に仕えた女性。もと、内...
押(お)しも押(お)されもせぬ
どこへ出ても圧倒されることがない。実力があって堂々としている。押すに押されぬ。「—財界の大立て者」 [補説]文化庁...
お‐しもつき【御霜月】
浄土真宗で、11月22日から親鸞(しんらん)の命日の28日までの期間。法要が営まれる。お七夜。《季 冬》
おし‐もどし【押(し)戻し】
1 押し戻すこと。 2 (押戻)歌舞伎で、荒れ狂う怨霊(おんりょう)や妖怪を、花道から舞台へ押し戻す演出。また、そ...
おし‐もど・す【押(し)戻す】
[動サ五(四)]押して、もとの方へ戻す。押し返す。「舟が急流に—・される」
おし‐もの【押(し)物】
1 得意とするもの。また、よく行われるもの。おしもん。「さて芸子の—は」〈弦曲粋弁当〉 2 押し固めて作った菓子。...
おし‐もの【食し物】
召し上がり物。「皇太子視(み)て—を与へ給ふ」〈推古紀〉
おしもゆ【推し、燃ゆ】
宇佐見りんの小説。令和2年(2020)発表。第164回芥川賞受賞。
おし‐もん【鴛鴦紋】
家紋の一。オシドリを丸く図案化した紋章。近衛家・伊達家の替え紋。
おし‐もんどう【押(し)問答】
[名](スル)互いに自分の見解を主張して、あとにひかず言い争うこと。「渡した、受け取らないで—を繰り返す」
お‐しゃか【御釈迦】
作り損ねた製品。不良品。また、使いものにならなくなったもの。「—にする」「傘が—になる」 [補説]阿弥陀像を鋳るは...
おしゃか‐さま【御釈迦様】
釈迦(釈迦牟尼)の敬称。「—でも気がつくまい」 灌仏会(かんぶつえ)のこと。
御釈迦様(おしゃかさま)でも気(き)がつくまい
《過去・現在・未来を見通すお釈迦様でも知らないの意から》だれも気がつかないだろう。御釈迦様でも御存じあるまい。
お‐しゃく【御酌】
[名](スル) 1 相手を敬って、その人への酌をいう語。「客に—する」 2 酌をする女。酌婦。 3 一人前になって...
お‐しゃこ【御蝦蛄】
江戸末期から明治にかけての庶民の女性の髪形の一。おばこ結びに似て、左右の輪の穴に横にかんざしを挿す。
お‐しゃぶり
乳児に持たせてしゃぶらせる玩具。
お‐しゃべり【御喋り】
[名](スル)人と雑談すること。「電話で—する」 [名・形動]口数の多いこと。口が軽いこと。また、そのさまや、その...
おしゃべりかいだん【おしゃべり怪談】
藤野千夜の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は雑誌「群像」の平成10年(1998)5月号に掲載。小説集...
おしゃべりないぬ【おしゃべりな犬】
玄月の小説。平成14年(2002)「文学界」に発表。著者初の長編作品。
おしゃべりなかわいいくち【おしゃべりな可愛い口】
《原題、(ドイツ)Plappermäulchen》ヨーゼフ=シュトラウスのポルカ。1868年初演。ヨーゼフの10歳...
おしゃべりなこども【おしゃべりな子供】
《原題、(ドイツ)Plappermäulchen》⇒おしゃべりな可愛い口
おしゃま
[名・形動]子供がませた言動をすること。また、そのさまや、そういう子供。多く、女の子についていう。「—を言う」「—な子」
おしゃ‐ま・す
[動サ特活]《「おっしゃります」の音変化》「言う」の尊敬語。おっしゃいます。「これはまあもったいない事—・してくだ...
おしゃまんべ【長万部】
北海道南西部、渡島(おしま)総合振興局北東部の地名。内浦湾に面し、漁業や酪農が盛ん。 [補説]アイヌ語「オ‐シャマ...
おしゃまんべ‐ちょう【長万部町】
⇒長万部
お‐しゃらく【御洒落】
1 身なりを飾ること。また、その人。おしゃれ。「あんな—は嫌いだ」〈花袋・田舎教師〉 2 「おじゃれ」に同じ。
お‐しゃり【御舎利】
1 「仏舎利」の敬称。 2 白殭病(はっきょうびょう)で死んだ、白くなった蚕。
おしゃ・る
《「おおせある」または「おおせらる」の音変化という》 [動ラ四]「おっしゃる」に同じ。「—・るごとくに、かようのめ...
お‐しゃれ【御洒落】
[名・形動](スル)服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること。洗練されていること。また、そのさまや、その...
おしゃれ‐ぎ【御洒落着】
おしゃれのために着る衣服。家庭着や運動着などに対して、よそ行きの服。
おしゃん・す
[動サ特活]《「おしゃります」の音変化。近世上方語》おっしゃいます。「おさん様いやらしい事—・すな」〈浄・大経師〉
おし‐や【押(し)屋】
ラッシュアワーに、満員の通勤電車に乗客を押してつめこむ係の駅員やアルバイト学生のこと。昭和38年(1963)ごろの言葉。
おし‐やぶ・る【押(し)破る】
[動ラ五(四)]力を加えて強引にこわす。うち破る。「扉を—・って乱入する」
おし‐や・る【押し遣る】
[動ラ五(四)]押して向こうへやる。押しのける。「荷物を片隅に—・る」
オシュ
キルギス南部の都市。アライ山脈の北麓、フェルガナ盆地に位置する。同国第2の都市。中央アジア最古の都市の一つであり、...
お‐しゅう【御主】
ご主人。ご主君。「—のためをわきまへよ」〈浄・手習鑑〉
お‐しゅう【汚臭】
くさいにおい。悪臭。
お‐しゅう【汚習】
よくない習慣。
お‐しゅう【汚醜】
汚れて醜いこと。「住むに堪へざる程の—の沼と信じたならば」〈荷風・冷笑〉
お‐しゅうと【御舅/御姑】
舅または姑を敬っていう語。 [補説]「舅」「姑」について →舅[補説]
お‐しゅうとめ【御姑】
姑を敬っていう語。おしゅうと。 [補説]「舅(しゅうと)」「姑」について →舅[補説]
オシュコシュ
米国ウィスコンシン州東部の都市。ウィネバゴ湖西岸に位置する。水路と鉄道が通じ、木材の集散地として発展。木材産業の財...
オシュンオショグボ‐せいりん【オシュンオショグボ聖林】
《Osun-Osogbo Sacred Grove》⇒オスンオソボ聖林
オシュンオショグボ‐の‐せいなるもり【オシュンオショグボの聖なる森】
《Osun-Osogbo Sacred Grove》⇒オスンオソボ聖林
オシュンオショボ‐せいりん【オシュンオショボ聖林】
《Osun-Osogbo Sacred Grove》⇒オスンオソボ聖林
オシュンオショボ‐の‐せいなるもり【オシュンオショボの聖なる森】
《Osun-Osogbo Sacred Grove》⇒オスンオソボ聖林
おしゅん‐でんべえ【お俊伝兵衛】
浄瑠璃「近頃河原達引(ちかごろかわらのたてひき)」などの主人公の男女の名。恋敵の官左衛門を刺殺した井筒屋伝兵衛は、...
おし‐ゆ【押(し)湯】
鋳物を作るときに、鋳型に余分に注入する溶融した金属。鋳物が冷却・凝固するときに全体が収縮したり、内部にすきまができ...
おし・ゆ【教ゆ】
[動ヤ下二]《「おし(教)う」が室町時代以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「教ゆる」となる例が多い》「教える」...
おしょう【和尚】
《(梵)upādhyāyaの俗語khoshaの音写。師の意》 1 戒を授ける師の僧。また、修行を積んだ僧の敬称。 ...