おうふく‐じょうしゃけん【往復乗車券】
「往復切符」に同じ。
おうふく‐だい【往復台】
主に旋盤で、刃物に送りを与える部分。刃物台・サドル・エプロンからなり、送り棒や親ねじの回転運動によってベッドの上を...
おうふく‐ちえんじかん【往復遅延時間】
⇒ラウンドトリップタイム
おうふく‐はがき【往復葉書】
往信用と返信用をひと続きにした郵便葉書。
おうふく‐びんた【往復びんた】
他人の頰を平手で打ち、返す手の甲で反対側の頰を打つこと。→びんた1
おうふく‐ポンプ【往復ポンプ】
シリンダー内をピストンやプランジャーが往復運動をして内部の弁が開閉し、吸入・排出する形式のポンプ。
おうふく‐レイテンシー【往復レイテンシー】
⇒ラウンドトリップタイム
おうぶつ‐みょうごう【王仏冥合】
法華経の本門の教えが国家・社会の指導原理となることによって、この世に寂光浄土が実現するという日蓮の教え。
おう‐ぶん【応分】
[名・形動]身分や能力にふさわしいこと。また、そのさま。分相応。「—の負担をする」
おう‐ぶん【欧文】
ヨーロッパ諸国で使われる言語による文章。また、その文字。特に、ローマ字。「—タイプ」「—直訳体」
おう‐ぶん【横文】
横に書き連ねた文字。特に、欧米諸国語の文をいうことが多い。「或は—を講じ、或は訳書を読み」〈福沢・学問のすゝめ〉
おうぶん‐みゃく【欧文脈】
欧文を直訳したような表現をとった日本文の文脈。
おう‐へい【横柄/押柄】
[名・形動]《「おしから(押柄)」の音読からか》いばって、人を無視した態度をとること。無礼、無遠慮なこと。また、そ...
おう‐へん【応変】
思いがけない出来事に応じて、適切な処置をとること。「臨機—」
おう‐へん【往返/往反】
[名](スル)行って帰ってくること。往復。おうはん。「兄と離れ離れに田畑へ—しようとはしなかった」〈鴎外・安井夫人〉
おう‐へん【黄変】
[名](スル)変色して黄ばむこと。
おうへん‐まい【黄変米】
子嚢菌(しのうきん)の一種が繁殖したため、白米が黄色に変色したもの。有毒。
おう‐べい【欧米】
欧州と米国。
おう‐ほう【王法】
1 国王の定めた法令。 2 帝王として守り行うべき道。→おうぼう(王法)
おうほう【応保】
平安末期、二条天皇の時の年号。1161年9月4日〜1163年3月29日。
おう‐ほう【応報】
仏語。善悪の行いに応じて受ける吉凶・禍福の報い。果報。「因果—」
おう‐ほう【往訪】
[名](スル)こちらから人を訪ねていくこと。訪問。⇔来訪。
おう‐ほう【枉法】
私意によって法をまげて解釈・適用すること。
おう‐ほう【黄袍】
黄色の上着。養老の衣服令で定められた無位の制服。
おう‐ぼう【押妨】
《「おうほう」とも》他人の所領などに押し入って乱暴を働いたり、不当な課税をしたりすること。「先例に任せて、入部の—...
おうほうけい‐しゅぎ【応報刑主義】
刑罰の本質は犯罪に対する応報であるとする考え方。応報刑論。→教育刑主義 →目的刑主義
おうほうてき‐しほう【応報的司法】
《retributive justice》犯罪を、国家に対する違反行為と捉え、司法を、国と加害者の対立関係において...
おう‐ぼ【王母】
死んだ祖母を敬っていう語。⇔王父。
おう‐ぼ【応募】
[名](スル)募集に応じること。「コンクールに—する」「—者」
おう‐ぼう【王法】
仏教で、国王の定めた法令。また、仏法に対して政治をいう。世法。国法。「仏法—の相比するゆゑんなり」〈太平記・八〉
おう‐ぼう【横暴】
[名・形動]権力や腕力にまかせて無法・乱暴な行いをすること。また、そのさま。「—な振る舞い」
おうぼしゃ‐りまわり【応募者利回り】
新規発行の債券を発行価格で購入し、償還まで保有した場合の利回り。
おう‐ぼつ【王勃】
[649?〜675?]中国、唐代の詩人。竜門(山西省)の人。字(あざな)は子安。王通の孫。初唐の四傑と称され、六朝...
お‐うま【牡馬/雄馬】
雄(おす)の馬。おすうま。⇔牝馬(めうま)。
おう‐ま【黄麻】
1 ツナソの別名。こうま。 2 「黄麻紙」の略。
おうま‐が‐とき【逢う魔が時】
⇒大禍時(おおまがとき)
おうま‐し【黄麻紙】
1 オウマと化学パルプを配合して作った紙。封筒・包装紙などに用いる。 2 キハダで染めた麻紙。奈良時代、多く写経用...
おうま‐どき【逢う魔時】
⇒大禍時(おおまがとき)
おうみ【近江/淡海】
《「あわうみ(淡海)」の音変化。淡水湖の琵琶湖があるところから》旧国名の一。現在の滋賀県にあたる。江州(ごうしゅう...
お‐うみ【苧績】
苧(からむし)の繊維をより合わせて糸にすること。
おうみ‐あきんど【近江商人】
「おうみしょうにん」に同じ。
おうみ‐ぎゅう【近江牛】
滋賀県内で飼育された黒毛和牛で、一定の基準に適合したもの。銘柄牛の一。松阪牛などと並んで日本三大和牛に数えられる。...
おうみ‐おんな【近江女】
能面の一。若い女性の美しさを表現しているが、やや俗っぽいあでやかさのある女面。
おうみ‐げんじ【近江源氏】
宇多源氏の流れで、近江蒲生郡佐々木荘に本拠を置いた源成頼の子孫。近江の守護として勢力があり、京極氏・六角氏・朽木氏...
おうみげんじせんじんやかた【近江源氏先陣館】
浄瑠璃。時代物。九段。近松半二らの合作。明和6年(1769)大坂竹本座初演。大坂冬の陣を鎌倉時代に移し変えたもので...
おうみ‐さるがく【近江猿楽】
中世、近江の日吉(ひえ)神社・多賀神社に属した猿楽団体。みまじ・山階・日吉などの諸座があったが、室町末期には大和四...
おうみ‐しま【青海島】
山口県長門市の日本海に浮かぶ島。仙崎(せんざき)と青海大橋によって結ばれる。面積約15平方キロメートル。北岸は海食...
おうみ‐しょうにん【近江商人】
近江出身の商人。商売がうまく、江戸初期以来、伊勢出身の商人とともに成功者を多く出した。江商(ごうしょう)。おうみあ...
おうみ‐じんぐう【近江神宮】
大津市神宮町にある神社。旧官幣大社。祭神は天智天皇。昭和15年(1940)鎮座。
おうみ‐せいじん【近江聖人】
中江藤樹(なかえとうじゅ)の尊称。