かん‐と【官途】
《古くは「かんど」》 1 官吏の職務、または地位。官職。 2 鎌倉時代、受領(ずりょう)に対して、京官の称。
かん‐ど【感度】
1 他からの刺激に感じる度合い・程度。「—の鋭い人」 2 受信機・測定器などが、電波・電流などを感じる度合い。「ラ...
かん‐ど【漢土】
中国のこと。もろこし。
かん‐ど【韓土】
朝鮮のこと。
かん‐とう【款冬】
《「かんどう」とも》 1 フキの別名。 2 ツワブキの別名。
かん‐とう【間道/漢島】
《「かんどう」とも》織物の名。16、7世紀ごろ、中国や南方から渡来した縞(しま)織物。また、その模様。名物切(ぎれ...
かん‐どう【官道】
国費で設備・監理する道路。
かん‐どう【勘当】
[名](スル) 1 親が子との縁を切ること。江戸時代には奉行所に届け出が必要であった。また、主従関係・師弟関係を断...
かん‐どう【貫道】
道を貫くこと。また、諸道の根本精神を貫くこと。「雪舟の絵における、利久が茶における、其の—する物は一(いつ)なり」...
かん‐どう【間道】
主な道から外れた道。脇道。抜け道。「—を抜ける」⇔本道。
かん‐どう【感動】
[名](スル)ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。「深い—を覚える」「名曲に—する」
勘当(かんどう)切(き)・る
勘当して縁を切る。「—・らるる事などかまはぬ顔つきの若い者」〈浮・胸算用・三〉
かんどう‐し【感動詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、主語にも修飾語にもならず、他の文節とは比較的独立して用いられるもの。話し手の感動を表...
かんどう‐じょし【感動助詞】
助詞の一類として、感動・強調などの意を表す、間投助詞・終助詞を合わせたものを称する。
かんどう‐ちょう【勘当帳】
江戸時代、勘当の届け出を町年寄・奉行所などが公的に認めて記録した帳簿。久離帳。
かんどう‐ひん【完動品】
機械類などで、機能・動作に問題がないもの。多く、中古品についていう。
かんどう‐ぶん【感動文】
感動した気持ちを表す文。多くは、感動詞や感動の助詞を用いる。西欧語では文末に感嘆符「!」を付ける。感嘆文。
かん‐どうみゃく【冠動脈】
⇒冠状動脈(かんじょうどうみゃく)
かん‐どうみゃく【肝動脈】
肝臓に酸素や栄養素を含んだ血液を供給する動脈。
かんどうみゃく‐しんしっかん【冠動脈心疾患】
⇒虚血性心疾患
かんどうみゃく‐そくせんじゅつ【肝動脈塞栓術】
肝細胞癌の治療法の一つ。肝動脈にカテーテルを挿入して、抗癌剤を注入し、癌細胞に栄養を供給している動脈をふさいで腫瘍...
かんどうみゃくだいどうみゃく‐バイパスいしょくじゅつ【冠動脈大動脈バイパス移植術】
⇒シー‐エー‐ビー‐ジー(CABG)
かんどうみゃく‐バイパスじゅつ【冠動脈バイパス術】
⇒シー‐エー‐ビー‐ジー(CABG)
かんど‐がわ【神戸川】
島根県東部を流れる川。斐伊(ひい)川水系の一。広島県境の女亀(めんがめ)山(標高830メートル)に源を発して北流し...
かん‐どく【簡牘/竿牘】
《「かんとく」とも。「簡」は竹の札、「牘」は木の札。昔、紙のなかったころ文字を書き付けたところから》 1 手紙。書...
かんどく‐ぶん【簡牘文】
手紙文。日用文。書簡文。
かん‐どくり【燗徳利】
酒の燗をする徳利。燗どっくり。
かんど‐こうか【乾土効果】
水田に湛水(たんすい)する前に土壌を乾燥させることで、土壌中の窒素量が増加する現象。生物遺物が微生物に分解されやす...
かん‐どころ【勘所/甲所/肝所】
1 三味線などで、音調を整えるために指で弦を押さえるところ。つぼ。 2 はずすことのできない大事なところ。肝心なと...
勘所(かんどころ)を押(お)さ・える
1 物事の肝心な点をしっかりとらえる。「話の—・えた質問」 2 三味線などの弦の正しい位置を指で押さえる。
かん‐ドック【乾ドック】
ドックの一。海から陸へ掘り込んだ掘割で、船を入れたあと水門を締めて排水し、船の修理作業をするもの。船の建造にも使用...
かん‐どの【神殿】
《「かんとの」とも》「しんでん(神殿)」に同じ。「—にて御祓(はら)へたびたびありて」〈狭衣・三〉
かんどの‐もり【神殿守】
神殿の守衛。
カンドバン
⇒キャンドバーン
かん‐どり【楫取り/舵取り】
《「かじとり」の音変化》船頭。舵手(だしゅ)。「—ども、いかにもして助からんとしけれども」〈平家・五〉
カンドンベ
ウルグアイの音楽の一。太鼓を中心とした激しいリズムをもつ舞曲で、植民地時代に、アフリカ出身の黒人奴隷らによって作られた。
カンドー
[1897〜1955]フランスのカトリック神父。大正14年(1925)に来日。布教活動・司祭の養成などに努力すると...
カンドージ‐こ【カンドージ湖】
《Kandawgyi Lake》ミャンマーの旧首都ヤンゴンにある湖。市街北部に位置する。インヤー湖から水を引いた人...