はく【魄】
たましい。精神をつかさどる陽の気を魂(こん)というのに対し、肉体をつかさどるという陰の霊気。「楽(がく)はわが魂と...
は・く【吐く】
[動カ五(四)] 1 口の中のものを外に出す。「つばを—・く」 2 胃や肺の中のものを口・鼻から外へ出す。「血を—...
は・く【穿く/履く/佩く/帯く】
[動カ五(四)] 1 (穿く)衣服などを、足先から通して下半身につける。「ズボンを—・く」「袴(はかま)を—・く」...
は・く【掃く/刷く】
[動カ五(四)] 1 箒(ほうき)でごみを払い除く。そうじをする。「部屋を—・く」 2 (刷く)はけや筆などでさっ...
は・く【著く/着く】
[動カ四]弓に弦を張る。「陸奥(みちのく)の安太多良真弓(あだたらまゆみ)はじき置きてせらしめ来なば弦(つら)—・...
は・く【捌く】
[動カ下二]「はける」の文語形。
はく‐あ【白亜/白堊】
1 石灰岩の一種。貝殻や有孔虫などの化石を含むこともあり、灰白色で軟らか。主成分は炭酸カルシウム。西ヨーロッパに分...
はく‐あい【博愛】
すべての人を平等に愛すること。「—の精神」
はくあい‐しゃ【博愛社】
明治10年(1877)の西南戦争時に、佐野常民(さのつねたみ)・大給恒(おぎゅうゆずる)らが中心となり、傷病者救護...
はくあい‐しゅぎ【博愛主義】
人種・国家・階級・宗教などの違いを越えて、人類は広く愛し合うべきであるとする主義。
はくあ‐かん【白亜館】
1 白壁の大きい建物。 2 ホワイトハウスの訳語。
はくあ‐き【白亜紀】
《Cretaceous period》地質時代の区分の一で、中生代の最後の時代。1億4300万年前から6500万年...
はくあ‐けい【白亜系】
白亜紀に形成された地層。日本では北海道に広く分布。
はくあ‐しつ【白亜質】
歯のセメント質のこと。
はくあん【伯庵】
陶器の一種。桃山末期から江戸初期にかけての短期間、瀬戸系の窯で焼かれたとされ、茶碗が多い。江戸初期の幕府の医官曽谷...
はくい【羽咋】
石川県、能登半島基部の西岸にある市。干拓された邑知潟(おうちがた)や、気多(けた)神社がある。合繊織物・金属機械工...
はく‐い【白衣】
1 白い衣服。特に、医師・化学者・美容師などが着る白色の外衣。びゃくえ。 2 ⇒びゃくえ(白衣)
はく‐い【伯夷】
中国古代、殷(いん)末周初の伝説上の人物。孤竹君の子。国君の後継者としての地位を弟の叔斉(しゅくせい)と譲りあって...
はく・い【白い】
[形]《もと、てき屋仲間の隠語》美しい。よい。上等である。「—・い女」「面の—・いのを一人呼んで」〈滑・七偏人・二〉
はくい‐こうけつあつ【白衣高血圧】
医師・看護師の白衣姿を見ると血圧が上がる現象。自宅などでは正常値なのに病院で測ると血圧が高くなる場合にいう。白衣症...
はくい‐し【羽咋市】
⇒羽咋
はくい‐の‐てんし【白衣の天使】
白衣の女性看護師を天使のように気高いものとしていう語。
はくいのひとびと【白衣の人々】
《原題Men in White》キングズリーの処女戯曲。1933年初演。医療的使命感と現実の狭間で苦悩する医師の姿...
はくいのふじん【白衣の婦人】
《原題、(フランス)La Dame blanche》ボアエルデュー作曲のオペラ。3幕。1825年パリで初演。スクリ...
はく‐いん【博引】
[名](スル)ひろく引用すること。
はくいん【白隠】
⇒白隠慧鶴(えかく)
はくいん‐えかく【白隠慧鶴】
[1686〜1769]江戸中期の僧。臨済宗中興の祖。駿河の人。号、鵠林。勅諡号(ちょくしごう)、神機独妙禅師・正宗...
はくいん‐ぼうしょう【博引旁証】
[名](スル)実例や証拠を広い範囲から多く挙げて説明すること。「—して自説の正当性を主張する」
はく‐う【白雨】
明るい空から降る雨。にわか雨。
はく‐うち【箔打ち】
金・銀などを打ち延ばして箔を作ること。また、それを業とする人。
はく‐うん【白雲】
白色の雲。しらくも。
はく‐うん【薄運】
運に恵まれないこと。薄幸。
はくうん‐えぎょう【白雲慧暁】
[1223〜1298]鎌倉中期の臨済宗の僧。讃岐(さぬき)の人。勅諡号(ちょくしごう)、仏照禅師。初め比叡山に学び...
はくうん‐がん【白雲岩】
⇒苦灰岩(くかいがん)
はくうん‐せき【白雲石】
⇒苦灰石(くかいせき)
はくうん‐ぼく【白雲木】
エゴノキ科の落葉高木。山地に生え、葉は大きく円形で裏面が白い。5、6月ごろ、多数の白い花が総状につき、垂れて咲く。...
はく‐うんも【白雲母】
⇒しろうんも
はく‐え【白衣】
1 ⇒はくい(白衣) 2 ⇒びゃくえ(白衣)
はく‐え【箔絵】
漆工芸の技法の一。漆で模様を描いた上に金銀箔を置き、乾いたあとにぬぐって模様の部分だけに箔を残すもの。あらかじめ菱...
はくえい‐ぐん【白衛軍】
1917年のロシア革命とその後の内戦時代に、ソビエト政権の打倒をめざして赤衛軍と戦った帝政派などによって組織された...
はく‐えん【白煙/白烟】
しろいけむり。また、そのように見えるもの。しろけむり。
はくえん‐こう【白鉛鉱】
炭酸鉛からなる鉱物。無色・白・灰色などで金剛光沢があり、板状・錐状の結晶。斜方晶系。鉛の鉱石。
はく‐おう【白鴎】
白いかもめ。
はくおう‐き【白桜忌】
与謝野晶子の忌日。5月29日。大阪府堺市の覚応寺で法要が行われる。
はくおうき【薄桜記】
五味康祐の時代小説。昭和33〜34年(1958〜1959)に産経新聞紙上で発表。昭和34年(1959)、森一生監督...
はくおう‐だいがく【白鴎大学】
栃木県小山市にある私立大学。昭和61年(1986)に開学。平成11年(1999)には大学院を設置した。
はく‐おき【箔置き】
金・銀の箔をかぶせること。
はく‐おく【白屋】
白い茅(かや)で屋根をふいた貧しい家。また、そこに住む人。「世の民なほ—の種を軽んず」〈平家・四〉
はく‐おし【箔押し】
[名](スル)布・器物・紙などに、金・銀・色箔をはりつけたり押印したりして、文様や文字を表すこと。「表紙の背文字を...
はく‐か【白化】
[名](スル)「はっか(白化)」に同じ。