ふく‐とう【復答】
[名](スル)問いに答えること。返事。「書面をもって—する」
ふく‐とく【福徳】
1 幸福と利徳。財産や幸せに恵まれていること。「—円満」 2 善根によって得る利得。功徳と福利。
福徳(ふくとく)の三年目(さんねんめ)
《福徳の利益(りやく)は3年目に回ってくるという意から》予期しない幸運にあうこと。思いがけない利益を得ること。
ふく‐どくほん【副読本】
《「ふくとくほん」とも》教科書の補助的教材として用いる図書。
ふく‐としん【副都心】
大都市の在来の都心部に対し、周辺部に発展した中心地で都心の機能を分担する地域。東京における新宿・池袋・渋谷・台場など。
ふく‐とみ【福富】
「富籤(とみくじ)」に同じ。
ふくとみぞうし【福富草子/福富草紙】
御伽草子。1巻。作者未詳。南北朝時代の成立とされる。放屁(ほうひ)のじょうずな福富長者をまねた男の失敗談。絵巻物と...
ふく‐ど【覆土】
[名](スル)土をかぶせること。また、その土。「播種のあと—する」
ふく‐どう【複道/復道】
道路の上にさらに架け渡した道路。上下二段に造った道や廊下。
ふくどう‐きかん【複動機関】
蒸気や燃焼ガスの圧力をピストンの両面に交互に受けて運動する往復機関。出力は単動機関の倍となる。
ふく‐どく【服毒】
[名](スル)毒薬を飲むこと。「—して自殺を図る」
ふく‐どく【復読】
[名](スル)書物を繰り返し読むこと。「経書を—するの外に」〈福沢・文明論之概略〉
ふくなが【福永】
姓氏の一。 [補説]「福永」姓の人物福永武彦(ふくながたけひこ)福永令三(ふくながれいぞう)
ふくなが‐たけひこ【福永武彦】
[1918〜1979]小説家。福岡の生まれ。加田伶太郎の筆名で推理小説も執筆。小説「風土」「海市」「死の島」など。
ふくなが‐れいぞう【福永令三】
[1928〜2012]童話作家。愛知の生まれ。「クレヨン王国の十二か月」で講談社児童文学新人賞を受賞。以後「クレヨ...
ふく‐にじ【副虹】
雨上がりなどに通常見られる虹の外側にある、ひと回り大きい虹。通常の虹である主虹(第一次虹)と副虹(第二次虹)は常に...
ふく‐にち【復日】
暦注の一。婚礼・葬式などを忌むという。
ふく‐にゅう【副乳】
人体で、一対の乳房のほかに小さな乳房がある状態のこと。また、その乳房。わきの下から通常の乳首を通り、鼠蹊(そけい)...
ふく‐にょうどう【副尿道】
⇒スキーン腺
ふく‐にん【復任】
[名](スル) 1 再びもとの官職・役職に任ぜられること。 2 律令制で、父母の喪にあって官職を解かれていた官吏が...
ふく‐の‐かみ【福の神】
福運をもたらすと信じられる神。七福神など。福天(ふくでん)。ふくじん。
ふくのかみ【福の神】
狂言。年の暮れに二人の信者が出雲大社に参詣すると、福の神が現れて、神酒を所望し、富貴になる心得を語る。
服(ふく)の衷(ちゅう)ならざるは身(み)の災(わざわ)いなり
《「春秋左伝」僖公二四年から。「衷」は、かなう、つりあう意》ふさわしくない服装は人に怪しまれて災いを招くもとになる...
ふく‐はい【伏拝】
[名](スル)ひれ伏して拝むこと。
ふく‐はい【復配】
[名](スル)配当を復活すること。主に株式の配当にいう。「業績の回復に伴い—する」
ふく‐はい【腹背】
腹と背中。前と後ろ。「—の敵」
福(ふく)は内(うち)鬼(おに)は外(そと)
節分の夜、豆まきの行事をするときに唱える言葉。幸運を招く福の神は内へ、禍(わざわい)をもたらす鬼は外への意。鬼は外...
ふくはら【福原】
平清盛が一時都を移した地。現在の神戸市兵庫区の福原町あたり。
ふくはら‐りんたろう【福原麟太郎】
[1894〜1981]英文学者・随筆家。広島の生まれ。東京教育大学教授。著「チャールズ=ラム伝」「文学と文明」など。
ふく‐はんのう【副反応】
ワクチンの接種を受けた後に生じる、接種部位の腫れや発赤・発熱・発疹などの症状をいう。 [補説]治療薬による投与目的...
ふく‐ばち【伏鉢/覆鉢】
相輪(そうりん)などの露盤上にある、鉢を伏せたような形のもの。その上に請花(うけばな)・九輪(くりん)などをのせる。
フクバラハップ
第二次大戦中、フィリピンで組織された抗日ゲリラ組織。1942年に結成。戦後フクボン(人民義勇軍)と改称、土地改革・...
ふく‐ひ【複比】
1 「相乗比」に同じ。 2 一直線上の四つの点をA・B・C・Dとするとき、(AC:CB)と(AD:DB)との比。⇔単比。
ふく‐ひょう【復氷】
氷の一部に圧力を加えると、その部分は融点が下がり融解して水になるが、圧力を除くともとの氷に戻る現象。
ふく‐ひれい【複比例】
一つの量が、他の二つの量と比例あるいは反比例の関係にあること。
ふく‐びき【福引(き)】
1 商店の売り出しや宴会の余興などで、くじを引かせ、当たった人に景品を出すこと。 2 多くの綱に種々の景品をつけ、...
ふくびき‐けん【福引(き)券】
福引き1で、くじを引くための券。
ふく‐びくう【副鼻腔】
《「ふくびこう」とも》鼻腔に通じている頭蓋(とうがい)内の中空の構造。内面が鼻腔に続く粘膜で覆われている。 [補説...
ふくびくう‐えん【副鼻腔炎】
《「ふくびこうえん」とも》鼻の奥や副鼻腔などに起きる炎症。悪臭のある鼻汁や鼻詰まり、頭痛・発熱などの症状がみられる...
ふく‐びこう【副鼻腔】
⇒ふくびくう(副鼻腔)
ふくびこう‐えん【副鼻腔炎】
⇒ふくびくうえん(副鼻腔炎)
ふく‐ふく
[副](スル)柔らかくふくらんだ感じのするさま。「—したその蒲団の中から」〈宇野浩二・蔵の中〉
ふく‐ふく【福福】
[副]豊かに富みさかえるさま。「恵方の御蔵ずっしり納めて、家も—」〈浄・大経師〉
ふく‐ふくせん【複複線】
鉄道で、二組の複線が並行して敷設されている軌道。
ふく‐ふりこ【複振(り)子】
⇒実体振り子
ふく‐ぶ【腹部】
1 動物のからだで、胸部に続く腹の部分。内部に内臓がある。 2 ものの中ほどの部分。「山の—」
ふくぶく‐し・い【福福しい】
[形][文]ふくぶく・し[シク]顔つきがふっくらとしていて、幸福そうなさま。「—・い顔立ち」 [派生]ふくぶくしさ[名]
ふく‐ぶくろ【福袋】
前もってその中に種々のものを入れて口を閉じ、中身がわからないようにして各人に選び取らせる袋。余興や商店の正月の売り...
ふくぶ‐ぞうき【腹部臓器】
⇒腹部内臓
ふくぶ‐ないぞう【腹部内臓】
腹腔(ふくくう)にある器官。胃・肝臓・腎臓・小腸・膀胱(ぼうこう)など多くの臓器がある。腹部臓器。腹腔内臓。腹腔内...