ふく‐せい【服制】
衣服に関することを定めた制度。
ふく‐せい【復姓】
[名](スル)旧姓に復すること。
ふく‐せい【複成】
重複してできていること。また、重複してつくること。
ふく‐せい【複声】
楽曲で、対位法的に進行する二つ以上の声部があること。
ふく‐せい【複姓】
古代、氏名(うじな)のほかに家名・職掌などを重ねて称したもの。中臣鹿島・飛鳥衣縫など。
ふく‐せい【複製】
[名](スル) 1 もとの物と同じ物を別に作ること。また、そのもの。「鍵を—する」 2 美術品・著作物などの原作品...
ふく‐せい【副生】
[名](スル) 1 副次的に生産されること。→副生物 2 医学・生物学で、ラットやマウスなど同種の2匹の動物を身体...
ふくせい‐かざん【複成火山】
休止期をはさんで一輪廻(りんね)の噴火が繰り返されてできた火山。楯状(たてじょう)火山や成層火山など、大型火山の大...
ふく‐せいせいぶつ【副生成物】
化学反応で、意図した反応とは異なる反応により生成した物質。副成物。
ふくせい‐ぶつ【副生物】
生産物を生産する過程で副次的に産出されるもの。→副産物 →畜産副生物 →副生成物
ふく‐せいぶつ【副成物】
⇒副生成物
ふく‐せいぶん【副成分】
主成分以外の成分。
ふく‐せき【復席】
[名](スル)いったん離れた席に再び戻ること。「焼香がすんで—する」
ふく‐せき【復籍】
[名](スル) 1 婚姻・養子縁組で他の戸籍に入った者が、離婚・離縁などによって、もとの戸籍にかえること。 2 退...
ふく‐せん【伏線】
1 小説や戯曲などで、のちの展開に備えてそれに関連した事柄を前のほうでほのめかしておくこと。また、その事柄。「主人...
ふく‐せん【複線】
1 二つ以上平行している線。 2 鉄道で、上り・下りの線路が並行して敷設されている軌道。⇔単線。
ふく‐せん【複占】
同じ商品を供給する2つの会社が、市場を支配しながら、互いに競争している状態。寡占の最も単純な形態。
ふく‐ぜい【伏勢】
敵を待ち伏せして、あらかじめひそませておく軍勢。伏兵。ふせぜい。
ふく‐そ【復祚】
[名](スル)「重祚(ちょうそ)」に同じ。
ふく‐そ【福祚】
1 幸い。幸福。 2 天子の位。宝祚。「誠に王業再興の運、—長久の基」〈太平記・一〉
ふく‐そう【伏奏】
[名](スル)天子の御前にひれ伏して奏上すること。
ふく‐そう【服装】
衣服とその装身具。また、それをつけたときのようす。身なり。「質素な—」
ふく‐そう【副葬】
[名](スル)死者が生前に愛用していた品物を遺体に添えて埋葬すること。
ふく‐そう【復奏/覆奏】
[名](スル)繰り返し調べて、天子に申し上げること。
ふく‐そう【福相】
福々しい顔つき。裕福らしく見える人相。⇔貧相。
ふく‐そう【複相】
染色体数が、通常の体細胞の染色体数と同じ2倍数(2n)である核相。受精から減数分裂までの核相。→単相
ふく‐そう【輻湊/輻輳】
1 [名](スル)《車の輻(や)が轂(こしき)に集まる意》四方から寄り集まること。物事がひとところに集中すること。...
ふく‐そう【複層】
異なる性質の層が重なっていること。「—ガラス」
ふく‐そう【複葬】
⇒再葬
ふくそう‐ガラス【複層ガラス】
2枚の板ガラスの間に乾燥空気を封入したガラス。断熱性や遮音性にすぐれ、結露を生じにくい。 [補説]ペアガラスは商標名。
ふく‐そうさ【副走査】
《vertical scan》スキャナーで原稿を読み取る際、イメージセンサーがあるラインから次のラインに向かう動き...
ふく‐そうさい【副総裁】
総裁を補佐し、また、総裁に事故があったときはその代理をする役。
ふく‐そうじょうかじょ【複総状花序】
無限花序の一。花軸が分岐して、各枝が総状花序となるもの。イネ・ナンテンなどにみられる。
ふくそう‐とうさく【服装倒錯】
⇒異性装障害
ふくそう‐とうさくしゃ【服装倒錯者】
異性の服装を着用することで性的に興奮する人。トランベスタイト。→クロスドレッサー →異性装障害
ふくそう‐ひん【副葬品】
死者を埋葬するとき、遺体に添えて納める品物。邪悪を祓う品、来世での生活用品、生前の愛用品など。
ふく‐そうり【副総理】
内閣総理大臣に事故のあるとき、または欠けたとき、暫定的にその職務を代行する国務大臣の俗称。
ふくそう‐りん【複層林】
樹齢や樹高の異なる樹木で構成され、樹冠の部分が何層にも分かれている林。自然林に多い。⇔単層林。
ふくそかんしき‐かごうぶつ【複素環式化合物】
炭素のほかに、酸素・硫黄・窒素などが入っている環状構造の化合物。環式化合物の一種。ピロール、プリン、ピリジンなど。...
ふくそ‐かんすう【複素関数】
二つの複素数があって、一方の値が定まればそれに伴って他方が定まるような関数。⇔実関数。
ふくそ‐きょうやく【複素共役】
⇒共役複素数
ふく‐そく【腹側】
医学で、からだの腹側。前方。大脳の場合は、脳の下方をいう。→背側
ふくそく【腹足】
カタツムリ、ナメクジ、アワビ、ウミウシなど、軟体動物の腹足類にみられる、腹面にある足の役割をもつ筋肉組織。
ふくそく‐ひがいや【腹側被蓋野】
中脳の腹側部に位置する領域。ドーパミンを放出する神経細胞が集まり、報酬系の一部を構成している。
ふくそく‐るい【腹足類】
腹足綱の軟体動物の総称。巻き貝の類で、多くは体がねじれて左右不相称となり、螺旋(らせん)形の貝殻をもつ。腹面全部が...
ふく‐そすう【複素数】
a、bを実数、iを虚数単位とするとき、a+biの形に表される数。aを実部、bを虚部という。
ふくそ‐へいめん【複素平面】
⇒ガウス平面
ふく‐ぞう【腹蔵/覆蔵】
本心を隠して表に出さないこと。「—のないところが知りたい」
ふく‐ぞうり【福草履】
藺(い)で編み、鼻緒を太くして白紙を巻いた草履。
ふく‐ぞく【服属】
[名](スル)服従して下につくこと。従属。「大国に—しない」