まつむら‐じんぞう【松村任三】
[1856〜1928]植物学者。茨城の生まれ。東大教授。ドイツに留学して植物分類学を研究、日本の植物の分類に貢献。...
まつ‐も【松藻】
1 イソガワラ科の褐藻。潮間帯の岩上に群生する。長さ約20センチ。茎に多数の短い枝が出て、松の新芽のような形になる...
まつもと【松本】
長野県中部の市。松本盆地の商工業の中心。電機・食品・繊維工業などが行われる。古くは信濃国府の地。近世は石川・戸田氏...
まつもと【松本】
姓氏の一。 [補説]「松本」姓の人物松本奎堂(まつもとけいどう)松本幸四郎(まつもとこうしろう)松本治一郎(まつも...
まつもと‐かんごだいがく【松本看護大学】
長野県松本市にある私立大学。松本短期大学看護学科を前身として、令和3年(2021)に開学。
まつもと‐くうこう【松本空港】
長野県松本市にある空港。地方管理空港の一。昭和40年(1965)開港。愛称、信州まつもと空港。
まつもと‐けいどう【松本奎堂】
[1832〜1863]幕末の尊攘派の志士。三河の人。通称、謙三郎。昌平坂学問所に学び、のち大坂に家塾を開いた。中山...
まつもと‐こうしろう【松本幸四郎】
歌舞伎俳優。屋号、高麗屋(こうらいや)。 (初世)[1674〜1730]下総(しもうさ)の人。実事・荒事に長じた。...
まつもと‐し【松本市】
⇒松本
まつもと‐しかだいがく【松本歯科大学】
長野県塩尻市にある私立大学。昭和47年(1972)に開学した、歯学部の単科大学。
まつもと‐しゅんすけ【松本竣介】
[1912〜1948]洋画家。東京の生まれ。中学生時代に聴力を失いながら、清澄な叙情のもとに、孤独な心象を託した都...
まつもと‐じいちろう【松本治一郎】
[1887〜1966]社会運動家・政治家。福岡の生まれ。水平社運動に参加し、大正14年(1925)全国水平社委員長...
まつもと‐じょう【松本城】
長野県松本市にある旧松本藩の城。永正元年(1504)小笠原氏の一族島立貞永が築城、深志城と称した。のち、松本城と改...
まつもと‐せいちょう【松本清張】
[1909〜1992]小説家。福岡の生まれ。本名、清張(きよはる)。犯罪の動機を重視し、背後にある現代社会の仕組み...
まつもとせいちょう‐しょう【松本清張賞】
松本清張を記念して平成5年(1993)に創設された、公募の文学賞。ジャンル不問の長編エンターテインメント小説を対象...
まつもと‐たかし【松本たかし】
[1906〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、孝(たかし)。能楽師松本長(ながし)の長男。病弱のため能を断念、高...
まつもと‐たきぞう【松本滝蔵】
[1901〜1958]政治家。広島の生まれ。幼少期に渡米し、帰国後は日米野球界の交流に貢献。第二次大戦後は甲子園球...
まつもと‐だいがく【松本大学】
長野県松本市にある私立大学。平成14年(2002)に開学した。
まつもと‐ながし【松本長】
[1877〜1935]能楽師。シテ方宝生流。静岡の生まれ。16世宝生九郎に師事、野口兼資(のぐちかねすけ)とともに...
まつもと‐ぼんち【松本盆地】
長野県中西部の断層盆地。大町・松本・塩尻の各市がある。高瀬川・梓(あずさ)川・奈良井川などが形成する扇状地が発達。...
まつもと‐やまが‐エフシー【松本山雅FC】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは松本市ほか3市3町4村。昭和40年(1965)、当時の長野...
まつもと‐りょうじゅん【松本良順】
[1832〜1907]西洋医学者。江戸の人。字(あざな)は子良。号は蘭疇(らんちゅう)。佐藤泰然の次男。幕命により...
まつもと‐れいじ【松本零士】
[1938〜2023]漫画家。福岡の生まれ。本名、晟(あきら)。妻は同じく漫画家の牧美也子。さまざまなジャンルを手...
まつも‐むし【松藻虫】
半翅(はんし)目マツモムシ科の昆虫。体長13ミリくらい。池沼にすみ、体は背面が盛り上がって流線形をし、灰黄色に黒色...
まつやちょう‐どおり【松屋町通り】
京都市上京区を南北に走る道路の呼び名。大宮通りと日暮(ひぐらし)通りの間の小路。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。
まつ‐やに【松脂】
松などの幹の傷口から分泌される樹脂。特有の匂いがあり、無色ないし淡黄色の液体であるが、揮発成分を失うと固化する。テ...
まつやに‐あぶら【松脂油】
⇒テレビン油
まつやに‐せっけん【松脂石鹸】
松脂に苛性ソーダ水溶液を加えてつくったせっけん。害虫の防除剤の付着補助剤とする。
まつやに‐ろうそく【松脂蝋燭】
昔、笹(ささ)の葉に松脂を包んで棒状にし、蝋燭の代わりにしたもの。
まつ‐やま【松山】
松の生い茂っている山。
まつやま【松山】
愛媛県中部の市。瀬戸内海の伊予灘に臨む。県庁所在地。化学工業が盛んで、また、伊予絣(がすり)を特産。もと松平(久松...
まつやま【松山】
岡山県高梁(たかはし)市の旧称。→高梁
まつやまかがみ【松山鏡】
謡曲。五番目物。観世・金剛・喜多流。鏡に映る自分を亡母の面影と思って慕う少女の功力(くりき)により、母は生前の罪科...
まつやま‐がすり【松山絣】
⇒伊予絣(いよがすり)
まつやま‐くうこう【松山空港】
愛媛県松山市にある空港。国管理空港の一。昭和35年(1960)開港。昭和18年(1943)につくられた旧日本海軍航...
まつやま‐し【松山市】
⇒松山
まつやましののめ‐じょしだいがく【松山東雲女子大学】
愛媛県松山市にある私立大学。明治19年(1886)に創立された松山女学校を源流として、平成4年(1992)に設立。...
まつやま‐じょう【松山城】
愛媛県松山市にある旧松山藩の城。慶長7年(1602)から同19年にかけて加藤嘉明が築城。蒲生氏に続いて松平(久松)...
まつやま‐ぜんぞう【松山善三】
[1925〜2016]脚本家・映画監督。兵庫の生まれ。川島雄三監督「接吻泥棒」、渋谷実監督「好人好日」などの脚本を...
まつやま‐だいがく【松山大学】
愛媛県松山市にある私立大学。大正12年(1923)設立の松山高等商業学校を母体に、松山経済専門学校を経て、昭和24...
まつやまち‐すじ【松屋町筋】
大阪市の中央部を南北に走る道路の呼び名。天神橋と天王寺公園を結ぶ。
まつやま‐へいや【松山平野】
愛媛県中央部に広がる沖積平野。南と東は砂岩からなる山地、北は花崗(かこう)岩からなる高縄山地。面積100平方キロメ...
まつゆき‐そう【待雪草】
スノードロップの別名。《季 春》
まつ‐よい【待宵】
1 《翌日の十五夜の月を待つ宵の意》陰暦8月14日の夜。小望月(こもちづき)。《季 秋》「—を終(つひ)に雨来し梢...
まつよい‐ぐさ【待宵草】
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。高さ50〜80センチ。茎は直立し、葉は線形で白い脈が目立ち、互生する。夏、黄色い...
まつ‐よう【末葉】
1 ある時代の終わりごろ。末期。「20世紀の—」 2 物事の大事でない部分。「生産者の責任はやはり—たるを免れぬ」...
まつら【松浦】
佐賀県と長崎県の北部、松浦(まつうら)地方の古称。末羅。末盧。
まつら【松浦】
姓氏の一。 [補説]「松浦」姓の人物松浦鎮信(まつらしげのぶ)松浦静山(まつらせいざん)
まつら・う【服ふ/順ふ】
[連語]《動詞「まつ(奉)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》従う。服従する。「這ふ虫も大君に—・ふ」〈...
まつら‐がた【松浦潟】
「まつうらがた」に同じ。