かがり【縢り】
布などをかがること。また、かがったものや部分。
かがり‐かご【篝籠】
「篝(かがり)1」に同じ。
かがり‐どうろう【篝灯籠】
庭に置く灯籠。
かがり‐び【篝火】
夜間の警護・照明や漁猟などのためにたく火。かがり。 源氏物語第27巻の巻名。光源氏が、玉鬘(たまかずら)のもとで篝...
かがりび‐そう【篝火草】
シクラメンの別名。《季 春》
かがり‐ぶね【篝船】
漁などのためにかがり火をたく船。
かがり‐や【篝屋】
篝屋(かがりや)守護の詰め所。また、そこに詰めた武士。のちに鎌倉にも設置された。夜間、辻々で篝火をたいたからいう。
かがりや‐しゅご【篝屋守護】
鎌倉幕府の職名。京都市内48か所に置かれた篝屋に宿営して、市中の治安に当たった武士。篝屋の武士。篝屋守護人。篝。
かが・る【縢る】
[動ラ五(四)]布の裁ち目などがほつれないように縫い糸やしつけ糸でからげる。「ボタン穴を—・る」 [可能]かがれる
かがわ【香川】
四国地方北東部の県。もとの讃岐(さぬき)にあたる。県庁所在地は高松市。人口99.6万(2010)。
かがわ【賀川】
姓氏の一。 [補説]「賀川」姓の人物賀川玄悦(かがわげんえつ)賀川豊彦(かがわとよひこ)
かがわ‐いかだいがく【香川医科大学】
香川県木田郡三木町にあった国立大学。昭和53年(1978)設置。平成15年(2003)香川大学と統合し、香川大学医...
かがわ‐かげき【香川景樹】
[1768〜1843]江戸後期の歌人。鳥取の人。号、桂園。香川景柄(かげもと)、小沢蘆庵に師事。賀茂真淵(かものま...
かがわ‐けん【香川県】
⇒香川
かがわけんりつ‐ほけんいりょうだいがく【香川県立保健医療大学】
高松市にある公立大学。平成11年(1999)設立の香川県立医療短期大学を改組して、平成16年(2004)に開学した...
かがわ‐げんえつ【賀川玄悦】
[1700〜1777]江戸中期の医師。近江(おうみ)の人。字(あざな)は子玄。本姓は三浦。鍼灸術(しんきゅうじゅつ...
かがわ‐だいがく【香川大学】
香川県高松市に本部のある国立大学法人。高松高等商業学校・香川師範学校・香川青年師範学校を統合し、昭和24年(194...
かがわ‐とよひこ【賀川豊彦】
[1888〜1960]キリスト教伝道者・社会運動家。兵庫の生まれ。神戸市北本町の貧民街で伝道を開始。労働争議・農民...
かがん【可汗】
《khaghanの音写》「ハガン」に同じ。
か‐がん【花顔】
花のように美しい顔。うるわしい顔だち。花のかんばせ。「—玉容」
か‐がん【河岸】
かわの岸。かわぎし。かし。
か‐がん【過雁】
空を飛んでいく雁。
か‐がんけん【下眼瞼】
⇒下瞼(したまぶた)
かがん‐せん【過眼線】
鳥類で、くちばしの根元から目を通って後方に伸びる線状の模様。モズ、ホオジロ、ハクセキレイ、カルガモなどにみられる。
かがん‐だんきゅう【河岸段丘】
河川に沿う階段状の地形。浸食作用により、もとの河床が現在の河床より高い台地になっているもので、土地の隆起や水量の変...
かき【垣/牆/籬】
1 家や庭の区画を限るための囲いや仕切り。竹や木で作ることが多い。垣根。 2 間を隔てるもの。「心に—を巡らす」
かき【柿】
1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり...
かき【牡蠣】
イタボガキ科の二枚貝の総称。海中の岩などに固着する。貝殻形は一定しないが、片方の殻は膨らみが強く、片方は平たい。殻...
か‐き【下記】
ある記事や文章のあとに書きしるすこと。また、その文章。「詳細は—のとおり」⇔上記。
か‐き【火気】
1 火のけ。また、火。「—厳禁」 2 火の勢い。「—にたじろぐ」
か‐き【火器】
1 火を入れる器具。火入れ。 2 大砲・銃など、火薬を使って弾丸を発射する兵器の総称。銃砲。
か‐き【花卉】
《「卉」は草の意》 1 花の咲く草。草花。 2 観賞用に栽培する植物。観賞する部分により、花物・葉物・実物(みもの...
か‐き【花期】
花の咲く時期。花の咲く期間。
か‐き【花器】
花を生ける器具。陶磁製・金属製・竹製・木製などがあり、形は薄端(うすばた)・釣船・獅子口・水盤・広口・細口などがあ...
か‐き【和気】
「わき(和気)」に同じ。「—香風の中(うち)に、臥榻(がとう)を据えて」〈二葉亭・浮雲〉
か‐き【果毅】
決断力があり意志が強いこと。「—軽断、谷風に虎歩し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か‐き【夏季】
夏の季節。「—施設」
か‐き【夏期】
夏の期間。夏の間。「—講習会」
か‐き【家記】
1 その家に伝承される、先人・父祖の日記・記録類。平安時代以後、儀式などの先例を知るために重用された。けき。 2 ...
か‐き【嫁期】
嫁に行くのに適した年ごろ。婚期。
か‐き【禍機】
災難が生じるきっかけ。災いの生じる兆し。
か‐き【嘉卉】
《「卉」は草の意》美しい草木。
かき【掻き】
[接頭]動詞に付いて、意味を強めたり語調を整えたりする。「—曇る」「—消す」
かきあい‐てがた【書合手形】
融通手形の一種。当事者相互の金融を図る目的で、商取引がないのに、それぞれ相手方を受取人または引受人として振り出され...
かき‐あげ【書(き)上げ】
1 書きおえること。 2 下位の者から上位の者にあてて文書を差し出すこと。また、その文書。上申書。
かき‐あげ【掻き上げ/掻き揚げ】
1 ひっかくように上の方へ引きあげること。 2 (掻き揚げ)てんぷらの一種。貝柱・イカ・エビや野菜などを刻んで数種...
かきあげ‐き【掻き上げ木】
「掻き上げの木」に同じ。
かきあげ‐じろ【掻き揚げ城】
土をかきあげて、手軽く築きあげた城。かきあげ。「おろそかに構へたる城を、—と言ふ」〈武家名目抄〉
かきあげ‐の‐き【掻き上げの木】
灯心をかきあげるのに用いる木。掻き立て棒。「灯籠(とうろ)の火の、—の端にて、や文字を消ちて」〈十訓抄・一〉
かき‐あ・げる【書(き)上げる】
[動ガ下一][文]かきあ・ぐ[ガ下二] 1 すっかり書きおえる。「原稿を—・げる」 2 一つ一つ書き並べる。「残ら...