ふん‐づき【文月】
「ふみづき」の音変化。「—の四五日ばかり」〈後撰・秋上・詞書〉
ふん‐づ・ける【踏ん付ける】
[動カ下一]「ふみつける」の音変化。「他人の足を—・ける」
ふん‐づつ【粉筒】
蒔絵(まきえ)で、金銀粉などをまくのに用いる細い筒。
ふん‐づまり【糞詰(ま)り】
大便がとどこおって出ないこと。便秘。一般に、物の通りが悪くなることのたとえにもいう。「高速道路の出口が—になる」
ふん‐で【筆】
《「ふみて」の音変化》ふで。「—の力失せにけり」〈地蔵菩薩霊験記・一一〉
フンデルトワッサー
[1928〜2000]オーストリアの美術家・建築家。本名、フリードリヒ=シュトーワッサー。曲線や渦巻きをモチーフと...
フンデルトワッサーハウス
オーストリアの首都ウィーンにある公共住宅。同市出身の建築家フンデルトワッサーの設計により、1986年に建造。52戸...
フント
[1896〜1997]ドイツの物理学者。原子や分子の構造を量子論的に研究。基底状態にある原子の電子配置に関する経験...
ふん‐ど【糞土】
《古くは「ふんと」》 1 くそと、つち。また、腐った土。きたない土。 2 きたないもの、卑しむべきものなどのたとえ...
ふん‐とう【噴騰】
[名](スル)勢いよくふき上がること。「パイプの穴から水が—する」
ふん‐とう【奮闘】
[名](スル) 1 力をふるって戦うこと。奮戦。「強敵を相手に—する」「孤軍—」 2 力いっぱい努力すること。「問...
ふん‐とう【粉糖】
⇒粉砂糖
フント‐の‐きそく【フントの規則】
基底状態にある原子の電子配置を決める規則の一つ。原子内に同じエネルギーを持つ電子軌道が複数ある場合、各軌道に、同じ...
フント‐の‐ほうそく【フントの法則】
⇒フントの規則
ふん‐ど【憤怒/忿怒】
[名](スル)ひどく怒ること。ふんぬ。「非道な行為に—する」
ふん‐どう【分銅】
1 秤(はかり)で物の重量をはかるとき、重量の標準として用いるおもり。金属製で、円筒状・釣鐘状などに作られている。...
ふんどう‐ざ【分銅座】
寛文5年(1665)江戸幕府が分銅の統一のために設けた座。金工後藤家が世襲。明治9年(1876)廃止。
ふんどし【褌/犢鼻褌】
1 男子の陰部をおおう布。下帯(したおび)。 2 女子の腰巻。「女は襷がけで、裾をまくって…鼠色になった—を出して...
ふんどし‐いわい【褌祝(い)】
男子が、13歳前後に行う成年式。親類などから贈られた褌を締める祝い。へこ祝い。
ふんどし‐おや【褌親】
褌祝いに際して後見人として頼む仮親。回し親。へこ親。
ふんどし‐かつぎ【褌担ぎ】
《関取の回しを担いで運ぶところから》 1 相撲で、最も位の低い力士の俗称。 2 その世界で最も低い位置にいる者。下っぱ。
褌(ふんどし)を締(し)めてかか・る
決心を固くし、気持ちを引き締めて事に当たる。「ここぞという時には—・れ」
糞土(ふんど)の牆(しょう)は杇(ぬ)るべからず
《「論語」公冶長から》ぼろぼろに腐った土塀は上塗りができない。なまけ者は教育しても甲斐がないというたとえ。
ふん‐どん【分銅】
「ふんどう(分銅)」の音変化。「次郎さんといふ色男の金持ちが、しっかり—を押せえてゐるを」〈人・契情肝粒志〉
フンナス‐たき【フンナス滝】
《Hunas Falls》⇒ヒューナス滝
ふん‐にゅう【粉乳】
牛乳を殺菌してから濃縮・乾燥させ、粉状にしたもの。調整粉乳・加糖粉乳・全脂粉乳・脱脂粉乳などがある。ドライミルク。...
ふん‐にょう【糞尿】
大便と小便。
ふんにょうたん【糞尿譚】
火野葦平の短編小説。昭和12年(1937)発表。同年、第6回芥川賞受賞。受賞時に火野は日中戦争のため従軍中で、小林...
ふん‐ぬ【憤怒/忿怒】
[名](スル)「ふんど(憤怒)」に同じ。「—の形相」
ふん‐ぬん【紛紜】
「ふんうん」の連声(れんじょう)。「壮士間に—を生じ」〈福田英子・妾の半生涯〉
ふん‐ばり【踏ん張り】
1 ふんばること。「疲れて—がきかない」 2 下等な遊女を卑しめていう語。ふりばり。「—め、血迷うて何ぬかす」〈浄...
ふん‐ば・る【踏ん張る】
[動ラ五(四)]《「ふみはる」の音変化》 1 足を開き、力を入れて地面などに突っぱるようにする。「土俵際で—・る」...
ふん‐ぱつ【奮発】
[名](スル) 1 気力を奮い起こすこと。発奮。「兵士等大いに—して」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 思い切りよく金品...
ふん‐ぱん【噴飯】
[名](スル)《おかしくて、食べかけの飯をこらえきれずに噴き出す意から》がまんできずに笑ってしまうこと。「彼の弁解...
ふんぱん‐もの【噴飯物】
食べかけの飯をこらえきれずに噴き出してしまうほどに、おかしくてたまらない出来事。もの笑いのたねになるような、みっと...
ふん‐びょう【分秒】
時間の分と秒。きわめてわずかの時間。寸秒。「—を争う」「—を惜しむ」
ふん‐ふん
[感]相手の言葉にうなずくときに発する声。また、いいかげんに聞いているときに発する声。「—と感心して聞く」「—と聞...
フンブオン‐どおり【フンブオン通り】
《Duong Hung Vuong》ベトナム中部の都市ダナンにある通り。市街中心部の東西を貫き、ハン市場とコン市場...
ふんぶんかいせい‐こんちゅう【糞分解性昆虫】
⇒糞虫
ふん‐ぷん【芬芬】
[ト・タル][文][形動タリ]盛んににおうさま。本来はよい香りにいうが、悪臭にもいう。「花の香りが—と漂う」「酒気...
ふん‐ぷん【紛紛】
[ト・タル][文][形動タリ]入り乱れてまとまりのないさま。「—たる落花」「諸説—」
ふん‐べつ【分別】
[名](スル) 1 道理をよくわきまえていること。また、物事の善悪・損得などをよく考えること。「—のないことを言う...
ふんべつ‐がお【分別顔】
いかにも分別がありそうな顔つき・態度。「—で意見する」
ふんべつ‐くさ・い【分別臭い】
[形][文]ふんべつくさ・し[ク]いかにも分別がありそうなようすである。「若いのに—・い物言いをする」
ふんべつ‐ざかり【分別盛り】
[名・形動]いろいろと経験を積んで知識も有り、世の中の道理がよくわかっている年ごろ。また、そのさまや、その人。ふつ...
ふんべつ‐どころ【分別所】
1 十分に考えて行動しなければならないところ。思案のしどころ。「ここが—だ」 2 《ひとり静かに思索にふける場所の...
ふんべつ‐らし・い【分別らしい】
[形][文]ふんべつら・し[シク]いかにも分別があるように見える。「—・い態度」
ふん‐べん【糞便】
大便。くそ。
ふんべん‐いしょく【糞便移植】
健康な人の有用な腸内細菌を糞便とともに腸内に移植し、腸内細菌叢の構成バランスを改善する治療法。一部の大腸炎への治療...
ふんべんけい‐だいちょうきんぐん【糞便系大腸菌群】
糞便による水や食品などの汚染の指標となる菌の総称。セ氏44.5±0.2度で発育し、乳糖を分解してガスを産生する細菌...